ホラーとサスペンスとSFしかない印象のNetflixだが、こんなコメディタッチのハートウォームな佳作もあった。
ワルの教師がワルの生徒を更生させるというありがちな物語なんだけども、そこに説得力と求>>続きを読む
マーティン・スコセッシの新作が来月Netflixのみで配信される。今や新作映画は動画配信で観る時代か。
というわけでこの作品、今まで観たNetflixオリジナルでは上位に入る面白さ。
キャスティング>>続きを読む
話題の「ジョーカー」の元ネタの一つと言うことで、まだ観たことないと思って観たら、既に観とったわ。そんなんばっか。
忘れることが生きること。
職種がタクシードライバーからコメディアン志望の男へ変更。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
脳障害のため「笑いが止まらない」病を持ち、妄想癖があり、母親に虐待された過去を持ち、社会の底辺でコメディアンを目指す心優しき主人公アーサーが、貧富の差が激しい格差社会ゴッサムシティを舞台に、いかにして>>続きを読む
ニール・ジョーダンは「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイヤ」とか「クライング・ゲーム」とか大好きな監督なんで、こんな良作見逃してたなんて、、、。
神話なのか現実なのか。それは海から「生身の女」を釣り上>>続きを読む
Netflixのオリジナル映画もたまにアタリがある。ジェフ・ブリッジスの「最後の追跡」とか大アタリだったが、今作もなかなか面白かった。
おどろおどろしいながらもコミカルでハートウォームな悪魔系ダークフ>>続きを読む
アラン・ドロンはわしが子供の頃、絶大なる人気だったので大抵の映画は観てるはずだが、これは観てないかも。全く記憶にないので。
監督は「太陽がいっぱい」のルネ・クレマン監督。
面白くないはずがない。
や>>続きを読む
実存した美少年の凶悪犯罪者のお話。
そのせいか劇場内女子率高く8割くらいが女性。
隣に中学生くらいの女子の二人組がおったが冒頭出てくるおっさんのキンタマどアップに何を思ったんだろうね。けけけ。
それは>>続きを読む
2012年作品。wikiで調べたら最後の作品になってたんで遺作かも。
ジャンヌ・モロー観るだけで価値があるというか。フランス映画が最も輝いていた時期の名監督が演出した傑作の数々。「死刑台のエレベーター>>続きを読む
三島由紀夫曰く「映画は不思議な芸術で、私の場合、文学の中では決して人前に出すことのない、私の中にある滑稽さ、哀れさ、臆病さなどの秘密を白日の下に曝らしてしまいました」「この映画が、いわばフィルムによっ>>続きを読む
食わず嫌いでもなく、たまたま見る機会がなかった増村保造監督作品初鑑賞。
めっちゃいいわ。特にいいのは偏執狂的にスタイリッシュな絵作り。衣装から女優さんの顔の配置から諸々病的までに拘り抜いた色彩と構図。>>続きを読む
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※ネタバレ注意
映画観るまでは可能な限り何も知りたくないので、猟奇殺人ってことと、何を間違えたかシャロン・テートに関する作品(観たらシャロン・テート事件とは関係なかった)ってことくらいしか知らんかっ>>続きを読む
前作も観たがさっぱり忘れていて自分の映画ブログを確認したら酷評しとった。渡辺謙演じる芹沢博士の"やったぞ、ゴジラ"みたいな表情観たら一気に醒めた、とか言って。
観るかどうか迷っていたがゴジラ・キングギ>>続きを読む
※ネタバレ注意
Amazon Prime鑑賞。
犬の映画は大抵わんわん泣くので劇場では観ないことにしている。人前でギャン泣きするの恥ずかしいので。
で。この映画。やっぱり泣けた泣けた。
当然死ぬ>>続きを読む
何をやってもうまくいかない若き日のモリッシーは来る日も来る日も部屋に閉じこもり「この世界にボクは向いてないんだ!」と母親に縋り泣く。
そんな若き日のモリッシーと同様、世界とうまく付き合えない心に茨を持>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
簡単に言ってしまうと、アメリカの普通の大学生が仲間集めて強盗したら、焦りまくってわちゃくちゃんなって失敗してもうた、っていう話で。「オーシャンズ11」とか「レザボア・ドッグス」みたいなスタイリッシュな>>続きを読む
Netflixオリジナル作品。
名作「俺たちに明日はない」でも有名な犯罪カップル、ボニーとクライドを追っかけてやっつける側からの視点の映画。それだけでも興味深いし面白くなりそう。
極悪な強盗犯罪を繰り>>続きを読む
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今朝嫁が「ゲイって褒めても差別だって、最近は。ゲイって独特の感性があって素晴らしい、とかも差別だって。でも、ゲイの人の創るものってどうしてもいいでね」とか言ってきて「ふんふん」と生返事しとったんだけど>>続きを読む
印象的なオープニングを始め絵画のようなモノクロ映像もさることながら音響が特に素晴らしかった。
調べてみたら数多くの映画賞を受賞していたにもかかわらず音響では受賞していなかったのが意外なくらい。
犬の吠>>続きを読む
いかにもな女子高生アデルと年上の美術系女子大生エマとの恋の始まりから終わりまでを描く。
ストーリー自体は同性同士とは言え典型的なもの。しかしながらそれを凌駕する女優2人の瑞々しく感情豊かな演技力、それ>>続きを読む
WOWOWで観たら、すごく良かったので。
フランスの風光明媚な田舎街で暮らす両親と姉妹。頭のおかしな長女(演技派マリオン・コティヤール)の行く末を心配した両親は朴訥で誠実そうなおじさんジョセと結婚させ>>続きを読む
つまらんかった。
今まで観たLGBT映画の中で最もつまらん。
ゲイの少年がキリスト原理主義の両親に無理矢理矯正施設に入れられゲイであることが神に背く重罪であるが如く責め抜かれる前半が特に胸糞悪く、後半>>続きを読む
タイトル通り「ボウイの脇役」を全うして、癌に侵されて死んでしまったロックギタリストのドキュメンタリー。
語りの多くはボウイ自身。
「ジギースターダスト」を始め初期のボウイのサウンドはミック・ロンソン>>続きを読む
予告編に騙された。コメディタッチの軽快な娯楽作だと思いきや、扱われるテーマ(人種差別)はどっしりシリアス。「グリーンブック」がライト編だとするとこれはハード編ですわね。
真っ向から人種差別の問題に向き>>続きを読む
クリント・イーストウッド監督作品の多くは重くて暗くて、ゲンナリすることもあったが、今作も相変わらず「贖罪」というものがテーマではあったものの重さは後退し、ほどほどに軽妙で無駄の無いサスペンスの傑作とな>>続きを読む
人種差別という重い問題を背景に、垣根を超えた友情を描くロードムービー。
めっちゃ良かった。
美形だったヴィゴ・モーテンセンが役作りのためだろう、ぶっくぶくに太ってて。イタリア人のがさつな用心棒役なんだ>>続きを読む
反戦映画としても見事なんだけれども、それ以上に友情物語としてもすこぶるお見事。
3時間ちょいの長尺もすべて無駄がなく前半と後半のコントラストが物語の厚みと深みに拍車をかける。
特に好きなのは強烈なイン>>続きを読む
公開当時から何回も観てる(映画館では2度目)が面白いものは何回観ても面白い。そしてこんな面白い映画ざらにない。
「スケアクロウ」とか「ゴッドファーザー」とか一番いい頃のアル・パシーノが抜群にいいのだ。>>続きを読む
公開当時から何回も観てるが、面白いものは何回観ても面白い。映画館では2度目。
ニクソンのウォーターゲート事件を暴いたワシントンポストの若き新聞記者の実話の映画化。
ロバート・レッドフォードとダスティン>>続きを読む
くっだらなくて面白かったんだけども関東圏の住人じゃないと地名ネタとかの面白さは存分にはわからんな、名古屋人には。
とはいえ、豪華キャストでそこそこのスケールでこんなくっだらないお笑い映画が日本で公開さ>>続きを読む
この映画で描かれる虚無と死のイメージは原作の方が遥かに上回っているんではないかな。原作読んでないけど。(笑)
岡崎京子で読んだのは「Pink」と「ヘルタースケルター」くらいか。憶えてるのは。
岡崎京子>>続きを読む
劇場で観るのは初公開以来2度目。
20年以上経っても古さを感じないどころか新しいまんま。やはり斬新。
音楽の使い方も台詞回しも時間軸のズレた複数のエピソードがラストで繋がる脚本も全てがお見事!
思想も>>続きを読む
今最も次作が楽しみなド変態監督ヨルゴス・ランティモスの新作は期待通りどころか期待を上回る大傑作。
実話の映画化。雇われ仕事なのなどうかは預かり知らんが見事にヨルゴステイストに昇華されていた。
醜女でデ>>続きを読む
映画としてはよく出来てたと思うが、なにせ蒼井優演ずる十和子が最低のクソ女すぎて乗れそうで乗れなんだな。ずっと観てて不愉快だった。あんな女死ねばいいのにと思いながら観てた。そこまで思わせる蒼井優のポテン>>続きを読む
まずサリンジャー役のニコラス・ホルトが実物と違って美形なんで、それだけで得した気分。
伝記映画としては丁寧な作りで十分楽しめた。史実とどんだけ違うかとか、そんなもんはわからんので映画として成立してれば>>続きを読む