Hanaさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.0

独特な演出がニンフォマニアックと共通してて、おーこれこれ!となって楽しかったのは開始30分くらいで、なんだか流石に飽きてもーた。
見飽きる感性やばいけど。
せっかく2回に分けてでもここまで2時間見たん
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アイデンティティー(2003年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

初見で意味が分からなかった、、
アホなのか私。
解説読んで理解して、この映画の本質的な面白さ分かったけど、それが分からんでもスリル満点、サスペンスとして面白いからまぁいっか!

モーテルで起こってる出
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ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.5

何のために生きてるんだろうって、苦しい全ての人へ。

明日は空を眺めてみよう、画面ではなく人と話そう、味わって食べよう、好きな人には好きって言おう。

「あなたはどんな風に生きる?」
「さあ、分からな
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天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

4.0

歌ってほんといいよなぁって思う。
言葉や文化、好みの違いはあれど、生身の声が奏でる音楽はどうしようもなく、心に響くよね。
特技、歌。ってめっちゃいいよね。すごく憧れるよ。歌ってる本人も、聞いてる人も楽
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

3.5

誰にも感情移入できないまま終わってしまった。

7分で片腕凍る世界の中を、走り続ける列車、、、?
ここで引っ掛かったらもうダメよ、この映画の設定は、右から左へ受け流すのよ、、ってみてたら、彼らの動機も
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天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

4.5

クリスマスの夜に讃美歌聞いてたら、この映画を見たくなって。

ずーっと笑顔で幸せ、ハッピーエンドしかありえないコメディ映画の安心感。
讃美歌って、イエスへのラブソングだよっていう解釈がすごくよき。交わ
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ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

4.5

全編通して見るのはこれで3回目!
初見の旦那はホラー映画さながらにおっかなびっくり見てたけど、展開知ってるとあらゆるシーンで泣けちゃうのよ。

世界観全く異なるけど、宇多田ヒカルの「桜流し」を、登場人
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

-

長澤まさみの怪演がみたくて見始めたけど、どうしてもダメだった
途中まででお腹いっぱいってなったのに、5年後の「冬華」で、あああもうダメ、、ってなってしもた。
途中敗退。

まさみと両親の間で板挟みにな
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ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

4.5

めちゃめちゃに熱狂していた中高生時代を思い出して見返したくなってるシリーズ。
今炎のゴブレットまで見たけどやっぱ一番好きな三作目にレビューせずにはいられない。
シリウス、ルーピン、スネイプ、このとき一
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ロスト・ボディ(2012年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

何それ、そんなんありかよ〜というオチが大変面白かった。

エヴァ、泣いていたのは、もしかして、好きだったのかなぁとか。
トリックが格別に面白いのは置いといて、お父さん、娘の人生をさ、復讐に使わんといて
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パッチ・アダムス トゥルー・ストーリー(1998年製作の映画)

4.5

ずっと泣いてた。なんでみんなが笑ってるシーンなのに、こんなに涙が出るんだろう、ああ、これが「過度な多幸感」か。

だれかを笑顔にすることは、すごく幸せなことなんだね。
「あなたから、学びたいんだ。」
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.5

一番遅いレイトショーにも関わらず、劇場が満員になっていることに驚いた、この時代にこれだけの人を動かせるって本当にすごいコンテンツなんだなぁ。

相当辛い過去があったにも関わらず、深層心理の領域があんな
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.2

7割分からんかったのに、面白かったと言わざるを得ん感じ、なに。

とりあえずその発想を映像化しただけですごいし、やっぱりすごいと言わざるを得ん。

見終わった私の感想
「やばい」「すごい」「分からん」
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ロマンスドール(2019年製作の映画)

4.0

すごくいい意味で期待はずれで、奇抜な設定に裏切られた、めちゃくちゃ普遍的な夫婦の愛のお話だった。

愛を「営む」ってこういうことなんやなあ、と。へんに疑ったりせんでいいんだって。
愛しているから、とか
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寝ても覚めても(2018年製作の映画)

3.5

エセ関西人よろしく、「んなわけあるかい!」とっこんだ矢先、突き放すような説明不十分なラスト。どうやって終わるんこれ?という心配は、別に綺麗に答え合わせしてくれる訳ではなかったけど、説明しきらないところ>>続きを読む

ノートルダムの鐘(1996年製作の映画)

4.5

「鎖に繋がれてるのはあんたの心よ」


傷つくくらいなら、孤独のままでいい、
辛い思いをするくらいなら、安全圏で傍観してる方がいい

すごい悪者として描かれるフロローだけど、そういう発想って割と普通だ
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レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.8

素晴らしいミュージカル映画、あらゆる熱量がこめられてて、これぞエンターテインメント!!!ってなったよ、最高です。

フランス革命の歴史を少し勉強したついでに再見したおかげで、2部構成の後半がより重みを
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雨の日は会えない、晴れた日は君を想う(2015年製作の映画)

4.0

「心臓が欠けています。マイマイガにたべられて」

一度壊したら、仕組みが分かれば、戻るのだろうか。
もう一度、組み立て直せるのだろうか。
真実の途方もなさに、絶望するのだろうか。
意図も簡単に壊せるこ
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バンビ(1942年製作の映画)

5.0

ディズニーの中で一番大好き。
アラジンが2番目。
一瞬も目が離せない愛くるしい動物たちに胸がときめきすぎてしんどい。

一歳になった甥っ子へのプレゼント候補に再鑑賞したけど、全人類に見てほしいってなっ
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

4.0

刺激を求めて、なんも考えずに見れるホラーだと思ってみたけど、意外にも考えてしまっている。文化、戦争、あれやこれ。思ったより怖くなくて(痛そうではあった)、赤い人たちも、結構チャーミングに見えた(実際に>>続きを読む

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.5

世界的な混乱の最中なので、それっぽい映画を。(あんまりみるべきじゃなかった)

ジャーナリズムを追求して留年し続けてた大学の先輩(当時はなんかかっこよく見えてたけど、今なら彼はただのプー太郎だとわかる
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

来月に入籍を控えているのになぜか見たくなってみてしまった。なぜ。笑

友達の旦那の愚痴を聞きながら、「今が一番幸せな時期だよ〜」という上から目線なマウンティングに辟易きつつ、(いや私たちはあなたたちの
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キングダム(2019年製作の映画)

3.3

原作未読、長澤まさみ・吉沢亮・橋本環奈ちゃん目当てで見た。

お母さんは途中で寝落ち、妹は途中離脱、お父さんと最後まで笑いながら見た。平和。

笑ったポイントメモ
・ラストの「天下統一目指してやる!」
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

3.8

神に選ばれた人しか感じることができない、絶望と歓び。


彼女の人生は苦しみに満ちていて、とにかく悲しい、なのにショーの輝き、圧倒的高揚感。
スターが抱える実像と虚像の矛盾と、演技で見せる少女のような
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

面白い!よきエンターテインメントでよかったよかった。
灰汁強めで、わかりやすくて、最後のなんとも言えない後味の悪さ、これぞ韓国映画だなあ。

私はどちらかというと、上か下かでいうと上にいるわけで。
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ミッキーのクリスマスキャロル(1983年製作の映画)

4.5

子供のとき、何度見たことか。

素晴らしきかな、人生!
みたあとで、親と「クリスマスキャロル感!」となって、YouTubeで探した。
ビデオはあるけど、プレイヤーがなかったから。

音楽から、キャラク
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素晴らしき哉、人生!(1946年製作の映画)

4.5

大好きな人と、暖かい部屋で、笑いながらみるのにぴったりなクリスマス映画。
最高なので、この時期何見るか決めかねてる人はこれにしよ、騙されたと思って。
「天使」が予想外すぎて、面白すぎる、可愛すぎる、あ
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真実(2019年製作の映画)

3.7

「ねえ、今のは『真実?』」

真実って何だろうか。
嘘もひっくるめて、真実だって言いながら、私たちは都合よく、時には決まり悪く、愛だの家族だのをこさえていく。
嘘を否定せず、むしろ内包しながら、ちょっ
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

「それ以外何で繋がってるっていうんだよ。」
「お金でしょ。普通はね。」

何で繋がってたんだろう、それを愛と呼ばずになんていうんだ。でも違う、そう呼びたくない、一言で片付けてしまいたくない、言葉でカテ
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ダークナイト(2008年製作の映画)

3.5

話題のジョーカーを見たので見返してみた。

あれの後日談、と思うには無理があるほどに、アメコミだった。シリアスは一級だけど。

話の展開ほとんど覚えてなくて、ジョーカーのキャラクターは印象に残ってたけ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

ああジョーカー、最高の喜劇をありがとう。

不謹慎にも興奮した、あなたも私も全員ピエロ。

涙と笑顔
狂気と愛
現実と妄想
醜さと美しさ
憧れと憎しみ

全ての矛盾を内包した、圧倒的完成度。
はぁお腹
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.8

その熱い空気の振動を、ダイレクトに体の全ての表皮と内蔵で感じたかった。

現実と「そこ」を隔てるスクリーンを飛び越えて、声を張り上げ拳を挙げて地面を鳴らして、わたしもみんなと一つになりたかった。

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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

パットとグレース、言っとくけどな、人生そんなに甘くないからな、君ら全然何も努力してないやん。
「勉強できたらこんなことしない」って、あのね。勉強なんて、やれば誰でもできるからね。そんだけ裕福で教育受け
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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

正直言うと、この作風、「圧倒的な丁寧さ」、みたいなのが、なんだか居心地悪かったんだ、初めはね。

ぴったりなキャスティングに、音読のようなナレーションに、クラシカルなピアノの伴奏に、ワイドフォーカスで
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ウェディング・ベルを鳴らせ!(2007年製作の映画)

4.0

ハピネスコメディ。

動物の鳴き声と、楽団と、銃声と。
アンダーグラウンドで惚れ込んだクリストリッツァ要素が今回も存分に楽しめた。
痛快愉快、愛が勝つ!

しっちゃかめっちゃか暴れた最後は
「HAPP
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