MOCOさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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サイコ(1960年製作の映画)

5.0

「僕は思うんだ
人は皆、罠にかかっていて
それから逃げることはできない
暴れてみても空しく
お互いを傷つけ会うだけ
一歩も進めないのさ」

『サイコ』には日本公開やTV放映、従来の販売DVDとは違うア
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ハレンチ学園(1970年製作の映画)

-

「山岸君助けて」
「ヒゲゴジラやめろ!」

『デビルマン』『マジンガーZ』『キューティーハニー』『バイオレンスジャック』『凄ノ王』(個人的には『真夜中の戦士』)・・・SF・バイオレンス漫画
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ゴジラ(1954年製作の映画)

3.0

「ダメだ、雑魚一匹かかりゃしない、こんなしけは初めてだ」
「やっぱりゴジラかもしんねえ」
「また、じいさまのゴジラか、いまどきそんなもんいるもんかよぉ」
「おい!昔からの言い伝え馬鹿にすると、今におめ
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ハービー/機械じかけのキューピッド(2005年製作の映画)

3.5

「僕の代わりにレースに出ろ
僕の車で出るなら修理が大変だぞ」
「私が乗るのは彼だけよ」
「本気か?」
「ハービーしかいないわ」

 1969年に公開されたフォルクスワーゲン・ビートルの「ハービー」が活
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錆びた鎖(1960年製作の映画)

4.0

「みーちゃん、この結婚やめろよ」
「なんでそんなこと言うの」
「俺の方がみーちゃんを好きなことに気が付いたんだ。
 みーちゃんだって俺の事の方が好きなんだろ」


 日活のアクション俳優と
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ラブ・バッグ(1969年製作の映画)

4.5

「何百万というドライバーがこの地球上にいるっていうのに
なぜ二流レーサーの僕が選ばれたんだろう?」
「きっと庇ってあげたからよ、だからハービーはあなたが自分にふさわしい人と思ったのよ」

 1969年
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王と鳥(1980年製作の映画)

4.0

「ようこそ
これから皆様にお話しする物語は正真正銘の物語です。
 私やみんなの身に起きたことなのですから」

 フランスのポール・グリモー監督と詩人であり脚本家でもあったジャック・プレヴェールの二
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祝辞(1985年製作の映画)

4.5

「わたくしも二児の父親でございまして・・・とかく親の気持ちと言うものは・・・・・・・・・・・・・・・
 ぁーぁーー、本日は誠におめでとうございました」


 岩崎商会の管理課長早乙女良介(財津一郎)は
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凶人ドラキュラ(1966年製作の映画)

2.5

「最期にドラキュラが目撃されたのは・・・10年前だな。
 兄上はドラキュラ復活の生け贄にされたのだろう」


 チャールズとダイアナの夫婦と兄夫婦のアランとヘレンの4人は、旅行途中出会ったクラインバー
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吸血鬼ドラキュラ(1958年製作の映画)

2.5

「犠牲者は血を吸われることを嫌悪するがその行為を断つことはできない、血を吸いつくされついには死に至る。だが通常の死と異なり安眠は訪れず不死者となりこの世をさまよう・・・」

 1885年、バンパイ
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Dear Friends ディア フレンズ(2007年製作の映画)

3.0

「私は生きていたいの、だって生きていたからリナちゃんのような友達に出会えた。
  ねぇそうでしょ!」

 娘が時々観ていた2003年のテレビ実写版『美少女戦士セーラームーン』の戦士の中にひときわ目立つ
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ロボジー(2011年製作の映画)

3.5

「あのな、泊まりの時は一番いいホテルにしてくれよ。マッサージ付きな!朝飯は和食!温泉なんかあるとなおいいな」

 無名の「木村電器」のエンジニア小林弘樹(濱田岳)は太田浩次(チャン・カワイ)・長井信也
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フライトナイト2(2013年製作の映画)

3.5

「赤い満月の夜に生まれた処女の血を飲めば、破滅から救われる(太陽の光を浴びても生きていられる)」

 大学生のエイミーとチャーリーは交際していたのですがチャーリーは他の女の子とキスしたことで離れてしま
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フライトナイト/恐怖の夜(2011年製作の映画)

3.5

「聖ミカエルの杭だ、これでバンパイアを殺せば犠牲者が蘇る。きっと彼女を救える」

 高校生チャーリーはオタクの仲間エドとの永い付き合いを捨て、普通の男の子になり学校一の美女エイミーと交際しはじめました
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フライトナイト(1985年製作の映画)

4.0

「何か見たんだろ、あの男がバンパイアだという証拠の何かを」(チャーリー)
「・・・あの男は鏡に映らかった。それで満足か!」(ピーター)

 隣の空き家を買った男は深夜、同居人と二人で棺を家に
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誘惑(1984年製作の映画)

3.0

「怪我をしてるの?
あなたね、あなたが銃を?!
スコット・・・」


 デイビス夫婦は結婚6年の記念に予約したレストランで食事をするのですがレストランの駐車場係は二人組の泥棒の片割れで、客がレスト
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ふたりのイーダ(1976年製作の映画)

3.5

「椅子は何を考えているのでしょうか?考えているのではありません。一生懸命思いだそうとしているのです。
 昔この家にはおじいちゃんとイーダちゃんという可愛い女の子が住んでいた。
 ある日おじいちゃんとイ
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ブラザー・サン シスター・ムーン(1972年製作の映画)

4.0

「ある日私は考えました。雲雀のような無欲が幸福のもとではないのか?我々をつくられた神への感謝を歌って暮らせば・・・」(フランチェスコ)
「フランチェスコ、主キリストの名において皆に真理を説きなさい
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誰が私を殺したか?(1964年製作の映画)

3.5

「裁判ではなんと申しましょう」
「あなた気づいていたの」
「ええ奥様」
「その事は誰にも言わないで」
「そうお望みなら」
「孤独じゃなかったのね、
 ありがとうヘンリー」

 イーディスは双子の妹マー
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

4.0

「遂に終わりだ若造 逃げるか」
「いや」
「怖くないのか」
「もちろん怖い
でもパパに言われたんだ
『男らしく立ち向かえ』って」

 1969年、父親の経営するパリッシュ社の社屋拡張工
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本日ただいま誕生(1979年製作の映画)

4.0

「足もなけりゃ金もない
土壇場になりゃ死ぬ意気地もない
情けないやつだ俺って奴は
あぁぁ・・・」

 曹洞宗大垣法永寺住職故小沢道雄師の自伝小説の映画化です。
 主演の植木等さんはクレージーキャッ
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敗れざるもの(1964年製作の映画)

3.0

「もういっぺん教室で手を上げてみたかったな」(俊夫)
「・・・」(橋本)
「橋本鉄哉(石原裕次郎)くん、『星の界(よ)』という歌を歌ってください」
「星の界?・・・忘れました先生」
「じゃあ先生と一緒
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ウィッチマウンテン/地図から消された山(2009年製作の映画)

3.5

「あなた(ジャック・ブルーノ)は助けにならないと言ったけど違っていた、ごめんなさい」

 ラスベガスのタクシードライバー ジャック・ブルーノ(ドウェイン・ジョンソン)は、ドライブテクニックを買われ犯罪
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アゲイン AGAIN(1984年製作の映画)

-

「昔の話だ、あの頃は悪夢でさえ薔薇の香りがした。遠い昔の話だ」

「にっかつ創立70周年作品」ロマンポルノより前、日活は日本なのに堂々と銃を腰にぶら下げ馬にまたがったり、激しい銃撃戦を行う刑事や警察官
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日本一のショック男(1971年製作の映画)

3.0

「簡単、簡単、じゃあね
ぶはぁー」

『無責任シリーズ』『クレージー作戦シリーズ』『日本一の男シリーズ』など1960年代に一世を風靡したクレージーキャッツであり、植木等氏でしたがドリフターズの人気上昇
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ルドルフ 赤鼻のトナカイ(1964年製作の映画)

3.5

「そうだ、お前の鼻はなんて素晴らしいんだ。良かった、(吹雪だが)クリスマスを中止にしないですむ。お前がクリスマスのソリの先頭に立つんだ。その鼻が役に立つんだからな」

 赤鼻のトナカイ・ルドルフの
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あなた、そこにいてくれますか(2016年製作の映画)

3.5

「人生は眠れないときに生まれるものなのです」

 タイムトラベルの映画は太古古代や、はるか彼方の未來への旅、はるか未来や過去から誰かがやってくる話、3分先の未来や3分前のやり直しなど、超大型のスケール
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キングコング対ゴジラ(1962年製作の映画)

3.5

「ゴジラが生きていたって不思議は無いだろう。ただ我々が“生命力”というものについて未だ何一つ判っていない、というだけのことだよ」

 1955年の『ゴジラの逆襲』以来7年ぶりに制作されたゴジラ第三
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ミラクルマスター/七つの大冒険(1982年製作の映画)

4.0

「ダール この印(手のひらの烙印)は神がくださったのだ
いつかこれの意味も分かるだろう

それまでこれはお前のお守りだ
わたしの剣とケイパ(ブーメランの様な鋭利な武器)もお前の友となろう

自分の国エ
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クレージー作戦 くたばれ!無責任(1963年製作の映画)

3.5

「♪それ行け いざ行け 
やれ行け それ行け
行け 行け 進め いざ進め
我ら精鋭七人が 
揃って進めば希望は燃える
それ行け いざ行け
やれ行け それ行け♪」

 経営不振の鶴亀製菓の一番の無気力社
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人間の証明(1977年製作の映画)

-

「母さん、僕のあの帽子、どうしたんでせうね?
ええ、夏、碓氷(うすい)から霧積(きりづみ)へゆくみちで、谷底へ落としたあの麦わら帽子ですよ」

「犬神家の一族」に次ぐ角川春樹事務所製作映画第二
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インターステラー(2014年製作の映画)

5.0

「パパなのね 私の幽霊」

 一度や二度観た程度で語れる映画ではないという思いから今日までコメントしたくてもなかなかコメントできなかった映画です。2014年に公開されたまさしく壮大なSF映画です。
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稲村ジェーン(1990年製作の映画)

3.5

「静かな海にばかり浮かんでいたってしょうがないじゃない!」
 
 監督された方がこの映画を作ったことを後悔されているためDVDで販売される可能性も電波に乗って放送される可能性も非常に低い作品です。現在
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ディープエンド・オブ・オーシャン(1999年製作の映画)

4.0

「あの子を失ったのは私のせいよ。一瞬の不注意で高い代償を払った・・・。
 私もあなたもビンセント(長男)も苦しんだ、でもサム(誘拐された二男のベン)まで苦しめる必要があって?
 過去の事はもういいの、
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パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.5

「俺たちは戦争の最中に生まれた。世界を化け物が襲った。それが怪獣だ。
 奴らは『時空の裂け目』からやって来た。太平洋の海底の異次元へ続く扉から。
 奴らを送り込んだのは『異次元生命体(ブリカーサー
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

3.5

「兄貴が死んだとき接続していた、俺は二度と誰かを頭の中にいれたくない」
「聞いていないのか?世界の滅亡が迫っている。どこで死にたい?ここか?イェーガーの中か?」

 ギレルモ・デル・トロ監督が
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