MOCOさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

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アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)

3.0

「モーゼズ、聞こえるか
おまえのことだ」

 15歳のモーゼズをリーダーにしたグループはクレイトン団地に住む不良達。残業帰りの看護師サム(女性)を脅し所持金・携帯・指輪を奪い取っていると、空から落ちて
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.5

「さよならお父さん、お母さん、ケイ・・・
どうもありがとう。

僕は生きていきます。」

大林宣彦監督作品

 山田太一さんの小説で山本周五郎賞第1回受賞作品、脚色は市川森一さんです。

 1985年
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死者の書(2005年製作の映画)

2.5

「郎女(いらつめ)が音もなく立ち去るのを気付く者は一人もなかった。
 まして振り返った郎女の頬のうえに細くつたうものがあったのを知る者のあるはずはなかった・・・」

 監督の川本喜八郎といえばNHKの
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野獣処刑人ザ・ブロンソン(2018年製作の映画)

2.5

「警察に連れていけよ。法の裁きを受けるよ。
 いいだろ、法律だ。
 法が裁いてくれる。法律だよ」
「法では甘い、正義をくらえ!」
「おい!ふざけんな!狂ってんのかてめえ!」

 街にはびこる不
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プロジェクト・アルマナック(2014年製作の映画)

4.0

「まさかと思うだろうけど
僕らは世界を変えられる」


『タイムトラベルの約束』
・一人でワープしない するときは全員一緒
・問題発生に備えて毎回撮影する
・絶対秘密にする SNSにも書かない

「P
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ノウイング(2009年製作の映画)

3.5

「地球のある太陽系によく似た恒星系の中で地球と同じような性質の惑星は1000万個くらい。そのうち高等生物がいそうな惑星は400万個・・・」

 2009年宇宙物理学教授ジョン(ニコラス・ケイジ)の息子
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狼よさらば(1974年製作の映画)

3.0

「親父は狩猟家でいわゆるガンマンだった。
 猟の事故で親父は死んだ、鹿と間違われて撃たれた。それ以来銃は手にしていない」

 ニューヨークで暮らす設計士ポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)は
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瀬戸内少年野球団(1984年製作の映画)

4.0

「私たち、野球 やりましょう」

 足柄竜太と戦犯として判決を待つ元海軍提督の父に同行して島にやってきた波多野武女(むめ)の淡い恋と、中井駒子(夏目雅子さん)と戦争で足を失い家に帰る機会を失った夫
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七人の侍(1954年製作の映画)

5.0

「残るは13 (人)
これは全部村に入れる
この前を通りすぎると同時に
追い討ちをかけ
村の辻(十字路)で挟み撃ちだ
勝負はこの一撃で決まる」

 27人の野武士(のぶせり)を倒したものの、既に
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アンノウン(2011年製作の映画)

4.5

「我々は殺し屋だ。
 今夜王子は私が仕掛けたスイートにある爆弾で暗殺される。
 私は事故で死ぬべきだった」
「大事なのは今何をするべきかよ」

 アメリカの植物学者マーティン・ハリス博士(リー
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心の旅(1991年製作の映画)

4.0

「11年間ひどい親でした。
これからは違います。

・・・家に帰ろう」

「スター・ウォーズ ジェダイの帰還」(1983)「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」(1989)と2つのシリーズを終えた後もア
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恐怖(1961年製作の映画)

5.0

「私は父親に手紙を書いたの
、すると父はここは危険だから来るなと・・・」


 映画は、湖での遺体引き上げから始まります。

 歩行障害で車椅子生活を送すっているペニーは、資産家の父親から同居を望
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チェイサー(2008年製作の映画)

4.5

「ジュンホさん私だけど、
電話に出ないのね・・・。
怒らないで聞いてこの仕事やめるわ。
これ以上出来ない。
すごく怖くてもう耐えられない」

 ホラー並の社会派サスペンス?かなりエグイ作品ですが観
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

4.5

「俺にはまだやることがある。ジャクソンを倒すんだ、奴を葬らない限り俺たちに明日はない。
 もう逃げるのはやめる。決めたんだ、奴に引導を渡すんだ、傷つき金もなくしたがまだ命だけはある」

リンチのシー
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デス・ハント(1981年製作の映画)

4.0

「ジョンソン、状況はよくないぞ。君の弾が入った死体が二つある。正当防衛だとは思うが、君を連行して裁判にかけんとな。法律でそう決まっとるんだ」
「嫌だね」
「君を殺したいやつらが大勢来ている
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フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

4.5

「レイ 皆やって来るよ。
なぜか分からず君の家を目指し何かに引かれてアイオアへ来る。

 皆、無心な子供に立ち返って過去を懐かしむ。
 君は言う『遠慮せずどうぞごゆっくり、ひとり20ドル・・・』皆当た
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幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

4.0

「父は『お人よし』と言われたが 人がよくて何が悪い?」(オーヴェ)


 2015年制作国のスウェーデンではボックスオフィス(純粋な売り場でのチケット販売)で5週連続1位を記録し、同時期に公開され
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昼下りの情事(1957年製作の映画)

3.5

「あなたが行くと寂しくなるわ。
 私なら大丈夫よ、大勢の人と付き合ったしこれからもそう。
 また忙しい年になるわ。銀行家に会いに行くの、ベンツを買ってくれるの・・・」

 ヘップバーンの主演映画の中で
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.5

「久しくここで人を見なかった。あなたは誰だい?」
「私はレイ」
「レイ誰?」

「レイ・スカイウォーカー」


 エピソード4 ・5・ 6 の後の「スターウォーズ」
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.5

「私はサラ・コナー。
ダニーと同じ年のころターミネーターに狙われた。
対スカイネットの抵抗軍のリーダーになる息子のジョンが生まれないように・・・

ジョンと私が未来を変えて30億人を救った。

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心の旅路(1942年製作の映画)

4.5

「バークリーブルーリボンをひとつ」


 たとえ報われなくとも愛する人を想い続けるモノクロの「純愛」映画です。

 1918年霧の深いある夜、戦争で記憶を失くしメルブリッジ精神病院に入院中のスミス
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冬の嵐(1987年製作の映画)

3.5

「今、屋根裏の電話で掛けているの、奴ら私の指を切り落としたの」

 想像してください。新聞広告に載った映画のオーディションに行ったあなたの奥さんが受かったのです。撮影途中の映画で監督と主演女優がケ
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

4.0

「帰ってきたぞ!エレン・エイム」

 ロックボーカルの昔の恋人エレン・エイムがバイク集団ボンバーズに誘拐されたという知らせを姉から受け取り街に戻ったトム・コーデイは、エレンの今の恋人と復員兵の女マッコ
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無双の鉄拳(2018年製作の映画)

2.5

「死にたい奴からかかってこい」

 さわりに出てくるデカイ蟹の投資話に絡んだお話かと思ったら、全然違うお話でした。 
 
 人身売買組織のボスに目をつけられ、誘拐された奥さんを取り返そうと奮闘する旦那
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タイムコップ(1994年製作の映画)

4.0

「お前が戻って妻を殺した」
「それを変える気か?悪いやつだ」
「違う、俺は元に戻すだけだ」

 1994年ノーベル賞学者ハンス博士によって開発された『過去に戻ることが出来るタイムマシン』を
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

4.0

「彼女は大丈夫・・・ボニーは大丈夫だ」バズ・ライトイヤーは言った。
「本当に・・・」ウッディが尋ね返した。
バズ・ライトイヤーが応えた。
「ああ、内なる声を聞け」

 ボーと二人でメリーゴーランドの頂
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タイム・シーカー(タイムクラッシュ・超時空カタストロフ)(1999年製作の映画)

4.0

「『タイム・シフターズ』にご満足いただけましたか?彼が歴史を変えた大犯罪者メリック(キャスパー・ヴァン・ディーン)です・・・」

 タイタニック号沈没・ハリケーンヒューゴ・ヒンデンブルグ号爆発、1
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

5.0

「ルークよ『理力(フォース)』を使うのだ。」


 1978年のある日、封切り間もないこの映画を一人映画館で観ました。1980年代のシネマコンプレックス導入前の映画館は、宇宙空間の様に広く、見上げるほ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

1.0

「“シャイニング”は見たことないんだ。そんなに怖い?」
「僕は指の間からじゃないと見れなかった」

 スピルバーグが「お宅のキャラクターを僕の映画に使わせて?」と言ったら「どうぞどうぞ、タダで
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

2.0

「私たちは何もできやしない。すまないな、こいつは人間ですらない」
「もし私たちが何もしなかったら、私たちも人間じゃない」

「人間ではない不思議な 生き物」と肉体関係になるなんて考えられ
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イルマーレ(2001年製作の映画)

4.5

「何故(未来の私は)約束を忘れたのだろう。約束も彼女も忘れるはずないのに・・・」(ソンヒョン)

 この映画は、タイムトラベルの映画なのですが、タイムトラベルするのは人間ではなく、物質・・主に手紙
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父ちゃんのポーが聞こえる(1971年製作の映画)

4.5

「ほら、列車の音が聞こえるだろ、この病院(療養所)の下を来月から毎週木曜日に父ちゃん客車を引いて通るんだ、朝のくだり5時50分頃と帰りののぼり16時20分頃、その時父ちゃん必ず汽笛で合図してあげるから>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

5.0

「火あるか?」
    「・・・・・」
「ないのか?」
    「・・・・・」
「それじゃあ
 自分でつけるか・・・」

 死に場所を探し続けて生きていた男は魂を使い切る場所を見つけます。
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アラジン(2019年製作の映画)

4.0

「時には冒険もしなきゃ」

「アラビアンナイト(千夜一夜物語)」でメジャーなお話は「アリババと40人の盗賊」「アラジンと魔法のランプ」「空飛ぶじゅうたん」「シンドバッドの冒険」なのですが、この
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新・黄金の七人=7×7(1968年製作の映画)

4.5

「失敗は紙幣なんかを狙ったことだ。紙は色褪せたり焼けたり破れたりする。
 宝石は違うぞ、例えばダイヤ・・・

 またムショに入らないか?」

 日本人がこんな風に野球以外のスポーツに熱狂する時代が
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幸福の黄色いハンカチ(1977年製作の映画)

5.0

「もし妊娠が本当だったら、あの竿のさきに何か目印上げとく。そうねぇ黄色いハンカチにしようか」

 楽しみにしていた赤ん坊が流産になり、過去の流産(別の人との妊娠)経験も聞かされた島勇作(高倉健)のやる
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