MOCOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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失踪(1993年製作の映画)

3.5

「彼女はもういないのよ、その事実を受け入れなきゃ」
「今ダイアンがいても、僕は君にプロポーズする。愛しているのは君だ。
 でも、もし出来る事なら3年前に戻って彼女に何が起きたかつきとめたい」
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ジェニファー8(エイト)(1992年製作の映画)

3.5

「もう暗い?」
「いや 夕焼けで赤く染まってる」
「赤は覚えている・・・」

 ジョン(アンディ・ガルシア )はある殺人事件の捜査で、14才の時に交通事故で両親と視力を失ったヘレナ( ユマ
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キャノンボール 新しき挑戦者たち(1989年製作の映画)

2.5

「チャーリー、あなたは本当に優しいのね」
「そう言う君は特別な存在だ。
君が大スターになっても会ってくれる?」
「もちろんよ。
お高くはならないわ」

 バート・レイノルズ 、ドム・デルイ
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トワイライトゾーン/超次元の体験(1983年製作の映画)

4.0

「本当に怖いものを見たいか?」

 深夜、『♪ミッドナイトスペシャル』をカーステレオで聴きながら車を走らせる2人の男。突然カセットテープのテープが巻き込まれ、カーラジオも壊れていたために娯楽を奪
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未知との遭遇(1977年製作の映画)

4.5

「互いに面識のない彼らが共通の幻影(デビルズ・タワー)を持っている・・・。彼らは選ばれた人間なのだ・・・」

 ニュージャージーに住んでいた男の子は5才(あるいは6才)のある日の真夜中、父親に「い
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フォーエヴァー・ヤング/時を越えた告白(1992年製作の映画)

2.0

「僕が間違っていた、アリスに打ち明けろ。
 アリスに会って君の気持ちを隠さずに全部ぶつけるんだよ。心を開いて言うんだ」

 1939年、アメリカ陸軍航空隊のテストパイロット、ダニエル(メル・ギブソ
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吸血髑髏船(1968年製作の映画)

2.0

「お姉さん達の倖せを奪ったのはあなただったのね」


「きっこさん、この後岡田さんに服を破られ胸が露になるシーンです」(監督)
「そんな話聞いていないです!絶対に嫌です!」(きっこ)
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E.T. 20周年アニバーサリー特別版(2002年製作の映画)

5.0

「イッショニ イコウ?!」
「居るよ(僕は残るよ)!」

「ズット ココ(エリオットの頭の中)ニ イルヨ」

「さよなら・・・」


『地球が静止する日』『遊星よりの物
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スター・トレック(1979年製作の映画)

5.0

「ビジャーはどうして太陽系の第三惑星(地球)を目指しているのだ?」
「クリエイターを探すためだ」
「クリエイターを探してどうする」
「彼と合体する、ビジャーとクリエイターが一つ
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オードリー・ローズ(1977年製作の映画)

3.5

「ぜひ知って欲しい不思議な話です。11年前私は幸せでした。素晴らしい妻と娘がいた。娘の名前はオードリー・ローズ。
5才で死んだ」

 ビルとジャニスは11才の一人娘のアイヴィーと幸せに暮らしているので
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.0

「この若者には教えられん。辛抱ということを知らん。
 怒りが強すぎる。父親と同じだ・・・」

 1977年の『スター・ウォーズ』は興行が成功すると再上映の時にプロローグの一行目に『エピソード4』
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激走!5000キロ(1976年製作の映画)

3.0

「たとえ優勝しても、栄光や名声はない。あるのは自己満足だけだ」

 AM6:00 ニューヨークのとあるビルの駐車場を10秒刻みに参加車はスタートしカリフォルニアのロングビーチの波止場に最初にた
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いつかギラギラする日(1992年製作の映画)

4.0

「誰も私を見ていなかった、ただ黙って通り過ぎて行くだけ」(麻衣)
「見てほしかったのか?」(角町)
「どうだか、ただ、なんとなくつまんなかっただけ」

 1990年、25才の女優荻野
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.5

「ニックさん、ニューヨークの上司から聞いた話だけど・・・」
「一緒の部署の二人の仲間が薬の売人から押収した金を取った、それだけのことさ」
「盗んだのか」
「金を自由にしてやっただけのこ
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ハエ男の恐怖/蝿男の恐怖(1958年製作の映画)

5.0

「ハエが捕まっていないなら諦めるしかない。神を恐れぬ実験をした報いだ。
 僕は自分と一緒に証拠を消さねばならない、僕の実験は危険が多すぎる。
 死に方は考えてあるが君の助けが必要だ。

 これ以
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.5

「特別な意味がない限り音楽はいれるべきではない。それは雑音にすぎない」(シドニー・ルメット監督談)

 内容が酷似する『未知への飛行』と『博士の異常な愛情 』は、同じコロンビア映画が配給元の198
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宇宙戦争(1953年製作の映画)

4.0

「第一次世界大戦・第二次世界大戦、そして・・・宇宙戦争」

  原作はSFの父H.G.ウェルズ、2度アカデミー特撮効果賞を受賞している二人、ゴードン・ジェニングスとファーシオットエドゥアートが特撮
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妖女ゴーゴン(1964年製作の映画)

3.0

「メゲーラを知っているか?有名なゴーゴン三姉妹の一人だ。
 二人は殺されたが、彼女はこの地方に逃げてきた。彼女の顔を見た人間は石になってしまう」

 1才になって間もない孫が「ゴーゴン、ゴーゴン」
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怪獣大戦争(1965年製作の映画)

3.5

「私はX星の統制監である。
只今より地球全員に私の命令を伝える。
 地球は今後X星の支配下に移り植民地制となる。
 この決定に従わぬ時は我々は地球人類を宇宙から抹殺するであろう」


 196X年木星
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影武者(1980年製作の映画)

2.5

「勝頼殿行く手を遮るあの光をなんとおぼしめす」
・・・「虹であろう」
「違いまする、湖底に眠る亡き親方様のご意志、これより先に進むなというお告げでござる」
「さよう、親方様の最期のお言葉である
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アバター<特別編>(2010年製作の映画)

5.0

「いまや、すべてが逆転している。向こうが本当の世界で、こちらが夢の世界のようだ」

 アバターと言っても仮想空間のキャラクターではないのです。現実の世界?での化身なのです。

 惑星ポリフェマス最大
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猿の惑星(1968年製作の映画)

5.0

「コーネリアスはとても独創的な説を唱えているのよ、コーネリアスはオイラ達は霊長類の下等な種族=人間から進化したと言うのよ」


「『猿の惑星』ってどんな映画なの?」TV初放送になる月曜ロードシ
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用心棒(1961年製作の映画)

4.5

「全くかわいらしい面(つら)してるな、てめえ達は・・・」
・・・「なにぃ」
「虫も殺せねぇような面して凄んでるところは、なんともかわいいってんだ」
・・・「おぅ、みそこなっちゃいけねぇぜ、
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椿三十郎(1962年製作の映画)

4.5

「こうなったら死ぬも生きるも我々九人・・・」
「十人だ、てめえらのやることは危なくて見ちゃいられねえや」

 林に囲まれた社殿をねぐらにしていた浪人三十郎(三船敏郎)は誰もいないと決め込ん
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トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン(1980年製作の映画)

5.0

「あの夢が、いつも見る夢が現れた」(ケーン大佐)
「君の夢を聞いてやる」(フェル)
「私の夢じゃない、患者の一人がベトナム帰りの大佐だ。彼は奇妙な夢を繰り返し見た。戦場で彼に起
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リトル・ダーリング(1980年製作の映画)

4.0

「本当はまだ子供なの、
セックスって実際はそれまで考えていたのとは違うのね」

 サマーキャンプ場“キャンプ・リトル・ウルフ”行きバスに乗る集合場所に、胸元を露にした母親にボロボロのオープンカーで
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宇宙からのメッセージ MESSAGE from SPACE(1978年製作の映画)

3.5

「ドン・キホーテは甦った。
いざ行かん、槍振りかざし巨大なる風車に向かいて」

「宇宙からのメッセージ」は東映が『南総里見八犬伝』をモチーフに「スターウォーズ」に対抗して真面目に作った深作
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続ラブ・バッグ(1973年製作の映画)

4.5

「その小さな車の作り話こそスタインメッツ婦人の頭がおかしくなった証拠ですよ」

「作り話と思ってるのなら一緒にドライブしてみる、是非ともハービーに乗って欲しいのよ、私も付き合うから」

「じゃ乗ります
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ミスト(2007年製作の映画)

4.5

「ひとたび闇のなかに置かれ恐怖を抱くと人は無法状態になる、粗暴で原始的に・・・。
 恐怖にさらされると人はどんなことでもする」


 孤立無縁のスーパーマーケットで未知の生物の襲来に防戦一方の中、
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微熱少年(1987年製作の映画)

2.0

「(タバコ)吸ったことないのか?だったら吸ってみればいいじゃないか、考える前に先ず触れてみる。
そこから何かが始まるのさ」

『微熱少年』なんて素敵なタイトル。松本隆氏だから思いつくのでしょう
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エクトプラズム 怨霊の棲む家(2009年製作の映画)

4.5

「説明は難しいのですがおそらくこの家には何かがいます。
何か忌まわしいものが死後もこの世界に留まりマットを求めている。
 死期の近い者(マット)には危険です」

 キャンベル家は、末期癌の息子マット
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風に逆らう流れ者(1961年製作の映画)

1.5

「野村(小林旭)さんずっと居てくださるでしょ、この土地に」
「居るとも、君(浅丘ルリ子)のお父さんとも、坊やとも約束しただろ」


 日活の特撮技術の未熟さが露になる塩沢火薬の研究所の大爆発シ
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十三人の刺客(1963年製作の映画)

5.0

「俺  一度思いっきり真剣になってみたくなった。
・・・・・・
暫く留守をする」

「あなた・・・私は嫌・・・」

「・・・・・・・・・・・」

「いつ、帰ってくださる・・・」
 
「早ければ一月足ら
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パリは霧にぬれて(1971年製作の映画)

2.5

「この2年平穏に過ぎたので解放されたと思っていた。
愚かだったが最初につい要求に応じてしまった。
以来、彼らは僕を脅しては目的を達した。今度は子供が標的だ」


 激しい記憶障害を持つジル(フェイ・ダ
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必殺始末人(1997年製作の映画)

1.5

「お前(只次郎)、わし(元締め)を殺して生きて行けるのか」

「なんとでもなるさ」

 藤田まこと氏が演じた中村主水の必殺シリーズの一応の最終話1996年公開の『必殺! 主水死す』の9か月後、松竹が計
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座頭市(1989年製作の映画)

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「鏡・・・はじめて(見る)。
似てる おかあさん・・・」 

「その鏡あげるよ
おっかさんに会えてよかったね」

 勝新太郎氏主演の最後の「座頭市」はTV放映時に勝新太郎氏が直接再編集した、117分の
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