BDにて。モリコーネじゃなかたら買わなかったし、買ったからといってモリコーネを堪能できるわけでもないけど、こんな映画にも書いているんだと確認ができた。この前年にはパゾリーニの『ソドムの市』やベルトルッ>>続きを読む
アマプラ。ようやくキャッチアップ。なるほどファミリーヒストリーなのね。どこかで見たことのあるような、そして少々気取った家、家具、小物、車、庭。どこかで経験したような口げんかと仲直り、充足からの欠如、嫉>>続きを読む
DVD。なぎちゃんと。『女が階段を上る時』(1960年)と一緒に借してもらったけど、こっちのほうがぐっと来た。
なんと見事な絵作り。冒頭の隅田川のカットの繋ぎ方。当たり前なんだけどリズミカルでどんど>>続きを読む
東宝DVDにて鑑賞。観たいとツイートしたら親切にどうぞと貸してもらえた。いつも貸してもらって積んだままにしてしまうので、今回はすぐに観る。これはよい。
ぼくが生まれる直前の作品。高峰秀子がよい。よい>>続きを読む
積読だったBD(ニューライン/ハピネット)にて鑑賞。画質はさすが。映画のための音楽には拘束があるが、音楽のための音楽(絶対音楽)はそれがない。両者は違うものだけれど、それでも接近することもある。そう語>>続きを読む
ブルーレイ(キングレコード)。買い直して正解。あの絵は解像度の高い映像でみるべき。白黒フィルムと手持ちカメラは、アルジェの街のカスバ地区を、その迷路のように入り組んだ路地と、屋根の上からの眺望を、緊張>>続きを読む
DVDにて。何度目だろうか。何度見ても感動してしまう。今回は特にそうだ。モリコーネの音楽にみみをそばだてながら、その音楽が駆動する映像をおいかてゆく。すると、監督レオーネの独特が際立ってくる。ロングシ>>続きを読む
DVD鑑賞。モリコーネが作曲しモドゥンニョが歌ったオープニングを確認。いやはやクレジットを歌ってしまったのだけど、そのクレジット自体が歌うことを想定し、しかも遠過去の時制で書かれている。
遠過去は主>>続きを読む
密林レンタル。なぎちゃんと。HD画質は良好。オープニングのパーティのシーン、デ・パルマらしい長回しから、すぐさま火星のシーンに飛ぶのだけど、時間的なギャップが気にならないのは、モリコーネの美しい旋律の>>続きを読む
DVD。やっぱりブルーレイを買っておくべきだったか。でもまあ、この「HDニューマスター版」もそんなに悪くはない。お目当てのモリコーネのスコアも、美しくも残酷な映像とあわせてばっちり聴くことができた。胸>>続きを読む
アマプラ。物語の世界にすっと入ってゆけた。ティーナの最初はギョッとさせる顔立ちが、目の演技でどんどん自然になってゆく。この美醜のコントラストの高まりとともに、世界のコントラストも際立ってゆく。一方には>>続きを読む
DVDでの何回かめの鑑賞。これは公開されたときのパンフにも関わったんだけど、何かを書くということができなかった映画。だから、キーワードを掘り下げ、少しばかりイタリア語の会話を訳出したりしたのだけど、ま>>続きを読む
DVDで、何度目かの再見。いやはや、もしかするとぼくはヴィスコンティの作品のなかで、これが一番好きかもしれない。
あるセミナーの準備ための再見なのだけど、でも、やっぱDVDじゃだめだ。やっぱりブルー>>続きを読む
ネトフリ。なぎちゃんと、何回目かな、久方ぶりに見た。これ見たのは高校生のころなんだな。ラストシーンで圧倒されたのを覚えている。けれども、こうしてみると冒頭の砂漠のシーンからの積み重ねがうまいんだよね。>>続きを読む
ネトフリ。今日はジャケ買みたいなことをやろうと思って、悪評高いネトフリのポスターだけでクリック。つまんなかったら止めるつもりが最後まで見てしまった。これぼくは好きだな。
飯豊まりえがよいね。近頃流行>>続きを読む
積読DVDより。「映画の夜明け」のための鑑賞。
最後の奇跡のシーン。
みんなで歌う「蛍の光」は『素晴らしき哉、人生!』(1946)へのオマージュだけれど、歌われるのはイタリア語で、そのタイトルは『I>>続きを読む
DVD(Kadokawa/ 2018年発売)にて鑑賞。じつは近々イタリアの初期映画のことを「映画の夜明け」というタイトルで話すことになっていて、映画の起源のことをいろいろ探っていたのだけど、ふとこの映>>続きを読む
ネトフリ。なぎちゃんと。ザック・スナイダーの新作ゾンビ見ようぜの一言で今宵の一本に。いはほんと、Easy-Peasy-Japaneesy じゃなくて Lemon squeezy だぜ。
というわけで>>続きを読む
ネトフリ。楽しめました。やっぱり映画は予備知識なしで見るに限る。監督のアレクサンドル・アジャの名前からヒットしたこれを即クリック。悩んでいると夜が明けてしまうから。
リズ・ジェンセンの原作はソフトバ>>続きを読む
DVD。シチリア祭りの続き。ほんとうはこの作品にも触れたかったのだけど、あのときは時間切れ。
原作の『I Viceré』(1894)に出版されたフェデリコ・デ・ロベルト小説。ベネデット・クローチェに>>続きを読む
ネトフリ。横浜でシチリア話がうまくいって気分がよいところで、写真だけでクリック。閉じ込められるの嫌いなんだけど、メラニー・ロランの顔だけを見てられるのが、思いのほか心地よく、最後までみることができた。>>続きを読む
アマプラ。湾岸戦争が起こったころ、ぼくはちょうど暗黒の二十代を抜け出すべく、家に籠ってシコシコと修論を書いていた。それは第一次世界大戦を前にしたナポリの思想家の「戦争論文集」を掘り起こす作業だったのだ>>続きを読む
アマプラさんからお勧めされたのでクリック。ホラーというのはわかってたけど、予告もなにもなしだったから、何が起こるかわからない。知っている俳優もいない。映画はこうでなきゃね。
オープニング。ボートと女>>続きを読む
アマプラ。宣伝文句の先入観が薄まるまで置いておいた作品。洋物が3本がどれも当たりだったから、ハズレが嫌でクリック。大当たり。
絵が良い。揺れが心地よい手持ちのカメラと固定カメラの絶妙な組み合わせ。色>>続きを読む
アマプラ。おもしろいじゃないですか。『ゲット・アウト』に続いてジョーダン・ピールがどんな作品を撮ったのかと期待しながらも、予告編を観てわかったような気になってしまい、なかなか見ることができなかったんだ>>続きを読む
Netflix。タイトルが気に入ったのでクリック。
マイケル・ルーカーが説得力のある実にいい役で登場。ぼくにとっては『ウォーキング・デッド』のメルルで、ジェームズ・ガンの『スリザー』(2006)の怪>>続きを読む
アマプラ。ちらりと予告をみてずっと気になっていた作品。今日は気分が向いたのでクリックしてみた。これはよい。思った以上だ。
そもそも、ソフィー・サッチャーが窓から宇宙空間を見つめる表情だけで引き込まれ>>続きを読む
アマプラ。『ゴースト・ドッグ』(1999)から遡る
。妊婦なら吐き気がするご飯の炊ける匂いに恍惚とする宍戸の表情は、もはや忘れ去られた「飢え」の時代錯誤的倒錯として、モダンなパロマのガス炊飯器と好対>>続きを読む
美波くんのおすすめ。ネトフリ。青春ものに見せかけて始まって、いつのまにかジャパニーズ・ファンタジアに終わるかと思うと、生活世界にこそ奇跡があるのさと目配せされる、そんな映画。
絵はきれい。動きもよい>>続きを読む
コレクションDVDボックスから鑑賞。『デッド・マン』に続いて、ジャームッシュのジャンル映画その2というところ。面白かった。
細かいことを言うなら、フォレスト・ウィテカーが腰に差した日本刀の向きが逆な>>続きを読む
『デッド・ドント・ダイ』や『オンリー・ラバーズ・レフト・アライブ』のジャンル映画について、篠崎さんと言葉を交わしながら、もはや映画は映画的であればよいわけではなくて、作品としてどうかが問われているとい>>続きを読む
無料動画GYOにて。1989年には印象深い作品が多かったというTWに瀬瀬さんのデビュー作が挙げられていて、おもわず検索をかけてみると、なんと無料で配信しているではありませんか。これ幸いと視聴。なるほど>>続きを読む
ナギちゃんのリクエスト。コスミック出版から出ている10枚組DVDにて。
エスター・ウイリアムズがめちゃ可愛かった。水泳で腕の筋肉が太いんだよなというと、ナギちゃんが踊りで筋肉ついたんじゃないのかだっ>>続きを読む
アマプラ。なんか知ってるタイトルだなと思いながらクリック。なんだこのカメラアングルは、まるで庵野みたいだと思ったら庵野だった。
九十年代末の渋谷の街並みとか、携帯電話とか、インスタントカメラとか、ル>>続きを読む
アマプラ。TWから流れてくる言葉に背中を押されてクリック。観てると途中でミハくんが「あー」と声を上げる。観たいのかと思ったら、「それ面白いよね」。いや面白いよ。
ノウネンとアイ(とあえてカタカナで書>>続きを読む
BS録画で鑑賞。あぶないあぶない、録画してあるのを忘れてレンタルをクリックするところだった。評判通りだったけど、ほかにもいろんな意味でおもしろかった。
きっかけは『血を吸うカメラ』(1960)のアン>>続きを読む