YasujiOshibaさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

モーガン プロトタイプ L-9(2016年製作の映画)

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密林レンタル。写真とタイトルに惹かれて事前情報なしのクリック。おもしろかった。ほんとはなぎちゃんと、地球が崩壊するSF見ようぜとか言ってたんだけど、思わぬ真夏のホラー祭り(外伝?)となりました。

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フィアー・ストリート Part 2: 1978(2021年製作の映画)

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ネトフリ。真夏のホラー祭り。バーヴァから離れて、気になっていたこれを見る。間があくと分からなくなりそうだしね。

それにしても、バーヴァの世界から来ると、サマーキャンプなんて実にアメリカン。それから魔
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カビリア(1914年製作の映画)

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イタリア版DVDにて。なんとこの映画については8年前に話をしていたんだな。そのときのブログをリンク: https://hgkmsn.hatenablog.com/entry/2013/07/06/23>>続きを読む

知りすぎた少女(1963年製作の映画)

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バーヴァのBDボックスより。真夏のホラー祭り。とはいえ、これはジャッロ。いや、ジャッロというジャンルが出来る前の先駆けジャッロ。というか、『ローマの休日』から始まる観光映画として、ちょいとばかしロマン>>続きを読む

Le spie vengono dal semifreddo(原題)(1966年製作の映画)

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これはうれしい。いつの間にかフィルマークスにタイトルが上がってる。これはぼくは、2019/10/20、某所の大スクリーンで『血ぬられた墓標』『シーヴァーズ』『マリオ・バーヴァ、地獄の舞踏』と一緒に見た>>続きを読む

ブラック・サバス/恐怖!三つの顔(1963年製作の映画)

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いよいよ真夏のホラー祭り(イタリア編)。バーヴァBDボックス(1)より。いやあ、たまりません。これめちゃいいじゃん!

某所の大スクリーンで見せてもらった『血ぬられた墓標 Black Sunday /
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貞子(2019年製作の映画)

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ネトフリ。『貞子3D』に続けてJホラー祭り。オープニングはいいよね。あの団地の感じ。ともさかりえ、目が怖い。脅す顔、優しい顔、怯える顔、恐怖に歪む顔、ぜんぶ説得力あり。

中田秀夫は『リング』のシリー
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貞子3D(2012年製作の映画)

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ネトフリ。夏のホラー祭りの続き。

ひっぱってひっぱって最後の最後に登場する橋本愛、なんてきれいな貞子なんだ。もうこれだけで見る価値あり。そんな女神の登場まで、なんとか画面を持たせてくれるのが石原さと
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リング0 バースデイ(2000年製作の映画)

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ネトフリ。真夏のホラー祭り。深キョンの次は仲間由紀恵ちゃん。1998年の『ラブ&ポップ』はブイブイのかわい子ちゃんだったけど、さすがに貞子をやるとなると影のある演技になってるわ。セリフ回しはたどたどし>>続きを読む

リング2(1999年製作の映画)

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アマプラ。『らせん』が佐藤浩市の演じる解剖医の錯乱に付き合うサイコホラーだとすれば、『リング2』のほうは、中谷美紀が依代となった理系の影ある美女に案内される怨念屋敷巡りってところ。

いい味だしてるの
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らせん(1998年製作の映画)

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アマプラ。これ見てなかったのでキャッチアップ。なるほど、ウイルスとか遺伝子の世界へと展開してゆくわけか。 奇妙な呪いは、ウイルスと遺伝子のダイナミックな関係へと解体されながら、人類学的マシーンが紡ぎ出>>続きを読む

スパイの妻(2020年製作の映画)

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NHK-BS録画。ずっと積録状態だったんだけど、今宵なぎちゃんと鑑賞。おもしろかった。見たことのある景色かなと思ったら、なるほど『いだてん』(2019/1/6〜12/5)のオープンセット使ってたのね。>>続きを読む

バクラウ 地図から消された村(2019年製作の映画)

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ネトフリ。『ホムンクルス』の口直し。やっぱり映画はこうでなくちゃ。ブラジルのどこかはしらないのだけど、ロケ地が良い。作ったのかな。ともかく自然と街並みがよい。それから村人の顔、顔、顔。おっぱい、おしり>>続きを読む

ホムンクルス(2021年製作の映画)

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ネトフリ。NHKの朝ドラの人気者、綾野剛(@『カーネーション』)と成田凌(@『おちょやん』)のBLぶりを見せつけられる映画。好きな人はうれしいかも。ふたりとも色っぽいから最後まで寝落ちすることはなかっ>>続きを読む

ラスト・ムービースター(2017年製作の映画)

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アマプラにて。バート・レイノルズの遺作。訃報を聞いたばかりだと思うのだけど、もう3年も前なのか。

それにしてもレイノルズって、ぼくにとっては地方の3番館に流れてきても、そのド派手な広告で釣ろうとする
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ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)

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DVD。なぎちゃんレンタル。何年振りだろ。こんな映画だったんだな。いや楽しかった。以下、備忘のために...

その1. そうか、このタイトルって1930年代の流行歌『It's only a paper
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太陽の塔(2018年製作の映画)

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アマプラ。音楽もののドキュメンタリーでも見たいなと思ったら、これが目に留まる。軽い気持ちでクリック。やられた。

岡本太郎と縄文文化を熱く語る先輩の顔を思い出す。モアイ像みたいな顔の人だった。ナイーブ
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ホテル・ルワンダ(2004年製作の映画)

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DVD。なぎちゃんのお相伴でようやくキャッチアップ。なかなか手がだせなかった作品。実話だと知っていた。ルワンダの虐殺の理不尽さをリアルタイムで感じていたというのもある。

でも、なかなかの娯楽映画。ラ
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フィアー・ストリート Part 1: 1994(2021年製作の映画)

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ネトフリ。これや楽しい。おすすめ。なんてったってオープニングでみごとなスクリームぶりと、ブラッディまみれになってくれたマヤ・ホークに拍手。

「えっ?もうイッチャウの?」というのはあったけど、いいんだ
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ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 - 永遠と自動手記人形 -(2019年製作の映画)

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ネトフリ。映画を見終わってから、今日7月18日が京アニ放火事件から2年の日だということを知る。この「外伝」は、事件の起こる前日に完成していたらしい。

古い記事を検索すると、「通常、制作スタッフとして
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

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ネトフリ。なぎちゃんリクエスト。めちゃくちゃ久しぶり。劇場で見たと思うのだけど、話をすっかり忘れていた。

だいたいトラヴォルタの相手役って全然覚えてなかった。カレン・リン・ゴーニイという女優さんだけ
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翔んで埼玉(2018年製作の映画)

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ネトフリ。なぎちゃんのお相伴。大笑い。官制クールジャパンには出せないクールジャパンが満載。これならイタリアでうけるのもわかる。

個人的には麻生久美子がブラザーとむに食ってかかるシーンが最高。あとは二
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ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

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アマプラ。なぎちゃんのお相伴。蜂の巣と呼ばれる911のコールセンターが舞台のサスペンスというのは、アイデアだね。それでいてサスペンスたっぷり。

ボンドガールのハル・ベリーは、『クラウド・アトラス』が
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ドグラ・マグラ(2010年製作の映画)

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アマプラ。

さあてみなさま、一筆書きで、記憶の奥の、隅の襞の、その奥より、原作を少しずつ思い出しながら見ていたのだけど、なんだかCGの「不気味の谷」を逆手にとったような演出と、人なのか人でないのかわ
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

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アマプラ。気分で選択。このアナベルの顔をアイコンにしている知人を思い出しながら。

3人のスクリームガールたちのスクリームを見る映画。ウォーレン夫妻の娘ジュディのマッケナ・グレイス、そのシッターである
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

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アマプラ。ようやくキャッチアップ。評判に耳を塞いでいた。でも情報が入ってきちゃう。だから、なかなか見る気にならない。でも今宵思い切ってクリック。

よかった。評判通り。引き込まれた。なんどか飛び上がっ
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ホワイトアウト(2009年製作の映画)

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アマプラ。ふつうに息を呑んで、ふつうにドキドキして、ふつうに最後まで楽しめた。

ケイト・ベッキンセイルは可愛くて強い。ミャンマーの血が入っているそうだけど、『アンダーワールド』のセリーンよりもずっと
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教誨師(2018年製作の映画)

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アマプラ。音が良い。部屋の空気感が伝わってくるような録音。イメージに奥行きが出る。音楽はたぶんなかった。環境音としての賛美歌以外に音楽的なコメントがないのは好印象。効果音はラストにひとつ。なくてもよか>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

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アマプラ。Covid-19 の影響で公開されずにアマゾンに買い取られたとのこと。映画館としては残念だと思う。でも配信をすぐに楽しめたのは悪くない。土曜の夜の娯楽にはぴったりで、明日は朝早くからバイトの>>続きを読む

デュバリイは貴婦人(1943年製作の映画)

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DVD(コスミック出版の10枚組「ブロードウエイ」より)、なちぎちゃんのお相伴。これってジーン・ケリーは踊りとピアノと作曲ができる2枚目の脇役。

主役はあくまでもクロークボーイのルイ/レッド・スケル
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ヒッチハイク(1976年製作の映画)

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BDにて。モリコーネじゃなかたら買わなかったし、買ったからといってモリコーネを堪能できるわけでもないけど、こんな映画にも書いているんだと確認ができた。この前年にはパゾリーニの『ソドムの市』やベルトルッ>>続きを読む

未来のミライ(2018年製作の映画)

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アマプラ。ようやくキャッチアップ。なるほどファミリーヒストリーなのね。どこかで見たことのあるような、そして少々気取った家、家具、小物、車、庭。どこかで経験したような口げんかと仲直り、充足からの欠如、嫉>>続きを読む

流れる(1956年製作の映画)

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DVD。なぎちゃんと。『女が階段を上る時』(1960年)と一緒に借してもらったけど、こっちのほうがぐっと来た。

なんと見事な絵作り。冒頭の隅田川のカットの繋ぎ方。当たり前なんだけどリズミカルでどんど
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女が階段を上る時(1960年製作の映画)

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東宝DVDにて鑑賞。観たいとツイートしたら親切にどうぞと貸してもらえた。いつも貸してもらって積んだままにしてしまうので、今回はすぐに観る。これはよい。

ぼくが生まれる直前の作品。高峰秀子がよい。よい
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怪奇な恋の物語(1969年製作の映画)

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積読だったBD(ニューライン/ハピネット)にて鑑賞。画質はさすが。映画のための音楽には拘束があるが、音楽のための音楽(絶対音楽)はそれがない。両者は違うものだけれど、それでも接近することもある。そう語>>続きを読む

アルジェの戦い(1966年製作の映画)

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ブルーレイ(キングレコード)。買い直して正解。あの絵は解像度の高い映像でみるべき。白黒フィルムと手持ちカメラは、アルジェの街のカスバ地区を、その迷路のように入り組んだ路地と、屋根の上からの眺望を、緊張>>続きを読む