陰謀論者Xさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

陰謀論者X

陰謀論者X

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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

4.0

劇場での鑑賞以来、久方ぶりに地上波放送で視聴。正直、劇場で観た時はすっきりしない印象でした。恐らく登場する男たち全員が腹立たしい存在で、誰でも知っている別れを覆す事は出来ないことを再認識して、無意識の>>続きを読む

カーゴ(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

マーティン・フリーマン主演の長編版「カーゴ」を見た後に再鑑賞。やはり上手い。赤子に手を出さないよう、自分の両手を拘束して彷徨い歩くという悲哀感が強いし、そこまでして娘を守っていたのに「NOTLD」のベ>>続きを読む

カーゴ(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ゾンビ・ロードムービーとでも言えば良いでしょうか。ゾンビ化した妻に噛まれて自身も48時間で人間ではなくなってしまうなか、愛する娘のために奮闘するお父さんの映画なのですが……ショートムービー版「カーゴ」>>続きを読む

飢えた侵略者(2017年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

フランスゾンビ映画。派手なシーンも特になく、生存者たちが次々に死んでいく内容。個人的には、自分を帰還兵だと思い込んでいる驚かせ好きな精神疾患の男が三度目の正直でゾンビと間違われて射殺されるシーンには快>>続きを読む

テイク・シェルター(2011年製作の映画)

1.0

「ノウイング」「2012」などの予言系ディザスタームービーの流れを汲む内容というべきか。延々、悶々としている主人公役にマイケル・シャノン。この人「シェイプ・オブ・ウォーター」で半魚人と対峙する警備主任>>続きを読む

アナイアレイション -全滅領域-(2017年製作の映画)

2.0

冒頭、宇宙空間から飛来した隕石が灯台に落着した絵とか、様々な生物を取り込んで擬態するというところが「遊星からの物体X」を連想させますね。終盤、目的地の灯台内部で対峙したテカテカ全身黒タイツ姿のようなキ>>続きを読む

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

1.5

マイケル・キートンといえばビートルジュース(吹替担当は名優・西川のりお‼️)が大ヒットした後、当時の日本でも社会現象に近い盛り上がりがあったバートン版「バットマン」のブルース・ウェイン役が「なんか老け>>続きを読む

ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

タイムループものは大好きです。
「魔法少女まどかマギカ」「シュタインズゲート」のように運命に抗う主人公の姿には思わず感情移入してしまいます。そんな主人公をギレッギレのジェイク・ギレンホールが演じるので
>>続きを読む

ディアトロフ・インシデント(2012年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

オカルト陰謀論が好きなのでディアトロフ峠事件を扱ったこの作品を期待しながら鑑賞。「ブレアウィッチ〜」調の一人称視点のフェイクドキュメンタリータッチで話は進んでいきますが、ウラル山脈の雪に埋もれた山肌に>>続きを読む

サイレントヒル:リベレーション3D(2012年製作の映画)

1.5

雰囲気映画ですなぁ。ヒロイン・ヘザー役の女の子はゲームの雰囲気のまんまで良かったのですが、世界が闇に飲み込まれる時の絶望感や街の住人やクリーチャーの気持ち悪さは前作の方が優っていましたね。ラスト、クラ>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

他の方のレビュー通り、今作は何を書いてもネタバレになりますな。故にネタバレタグを久々につけました。実は今作の前に上映された「マイティソー バトルロイヤル」と「ブラックパンサー」は未見。なのでソーが片>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.0

うーん……間違いなく大作なんでしょうが劇場予告から想像される絵面や内容は超えなかったという印象です。80年代の洋楽ポップやオタクカルチャーがドッサリ詰まっていてその年代に少年時代を過ごした身としてはニ>>続きを読む

タイタン(2018年製作の映画)

1.5

人口増加と環境破壊で15年以内には世界人口の半分が餓死すると言われる世界。人類の種を残すために、水が存在している土星の衛星タイタンを移住先とし、その過酷な環境に耐えうる体を遺伝子操作で人口的に作り出す>>続きを読む

8 Mile(2002年製作の映画)

4.0

もう16年も前の映画になるんですね…。公開当時は劇場で観て、サントラCDも購入したクチです。エミネムの半自伝的映画でデトロイトの貧困地区に住むホワイトトラッシュの若者が、糞みたいな日常に押し潰されそう>>続きを読む

二百三高地(1980年製作の映画)

3.5

主人公が日露戦争帰還兵の「ゴールデンカムイ」がアニメ放送され始めたので、日露戦争といえば今作という事で改めて鑑賞。最初に見たのは小学生の時だったが、当時としてはかなり残酷描写が取り沙汰されて「ホラー映>>続きを読む

ヒューマン・レース(2013年製作の映画)

2.5

同じ街の区画にいた住人たちが突如眩い光に包まれて見知らぬ土地に移送されたらいきなりデスゲームを強いられるとか、設定された範囲(道端の草を踏んだらアウト。高鬼みたいなノリ)を超えたら頭が破裂するとかはG>>続きを読む

死霊のえじき -ブラッドライン-(2018年製作の映画)

1.0

昨年亡くなったジョージ・A・ロメロ「ゾンビ三部作」の最終エピソード「死霊のえじき」のリメイク(リブート?)との事ですが、以前にも同作はリメイクされてましたし、何故ここまで「えじき」がモテるのかがよく分>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

3.0

としまえん4DX3Dの吹き替え版で鑑賞。以前から吹き替えで観ると決めていた。最近いろんな作品に出演しまくりのジョン・ボイエガが前作で散華したペントコスト司令官の息子役。少し顔がふっくらしていたか? >>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.0

何故だかずっと都合が悪くて見られなかった本作をようやくレイトショー鑑賞。他の方のレビューを読んで何となく知ってましたが本当にトントン拍子に話が進んでいったので深夜に見るには丁度良かったかも知れない。伝>>続きを読む

ヴァレリアン 千の惑星の救世主(2017年製作の映画)

1.0

「バカ映画なんだろうけど疾走感が得られれば良い!」と期待して見ましたが……正直結構キツかったなぁと。ヴァレリアンにもローレリーヌにも感情移入しづらかったのですが、パール人の造形にエロスを感じたのと、冒>>続きを読む

夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

1.0

去年の今頃再放送で見ていた「四畳半神話大系」のスタッフが再結集して製作された劇場作品をようやく視聴。「四畳半」に登場したキャラが総出演でさながら滝沢聖峰作品のようなスターシステムだ。無類の大酒飲みな黒>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

2.5

劇場予告を何度も見た時はドクロをモチーフにした死者のデザインが「???」な印象が正直あったのですが流石Pixer、ソツのない作りです。メキシコ流お彼岸のきらびやかなイメージや死者の国の街並み描写が非常>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

口のきけない女性がアマゾンから囚われてきた半魚人と恋に落ちる。。。という粗筋だけを見たらトンデモなお話なんですが、そこは「パンズラビリンス」のギレルモ監督、大人向けの素敵な御伽話をクリエイトしてくれま>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

1.0

ポール・バーホーベン監督作品と聞き、そのトンデモな部分を期待して観たのですが……ヒロインを始め、登場人物がすべからく感情移入出来ないのは凄い‼︎ ヒロイン周辺の人間関係の歯車が噛み合っていない不協和>>続きを読む

バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

5.0

絶叫上映もされる程の熱狂的な支持を得ていると耳にする今作をようやく鑑賞。

インド映画は基本ミュージカルなのじゃないかと敬遠していましたが……これは凄い‼️ 何たるボリューム感なのか‼️ 愛、憎し
>>続きを読む

パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

3.0

以前から見たいと思っていたギレルモ監督の今作をようやく鑑賞。


うーーーむ。優しい。そして残酷。このノリ、大好きですね。「シェイプ・オブ・ウォーター」は未見ですが、同じ様に素敵なお話なのでしょう。自
>>続きを読む

パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

3.0

直近だと「ヘイトフルエイト」ですかね?最近タランティーノの映画見ませんよね。Netflixをつらつら眺めていたら今作があったので久々の鑑賞。今作でトラボルタが再ブレイクしたんだよなぁとか、サミュエル・>>続きを読む

サイレントヒル(2006年製作の映画)

1.0

もう20年も前になる原作ゲームは大好きでした。実写版も見よう見ようと思ったままスルーしてたのをNetflixにあったので鑑賞。不気味なサイレンとともに街並みがダークサイドに一変する感じやクリーチャーの>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

5.0

Netflixでようやく鑑賞。
名門音大のフレッチャー教授に才能を見出された新入生のアンドリュー。天才を生み出す為に完璧以上を追い求めるフレッチャーの鬼シゴキはまるで新兵を極限までシゴキまくる「フルメ
>>続きを読む

クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

2.0

人類が膨大なエネルギーを扱う未知の実験によって何らかのアンタッチャブルな存在に触れてしまい異常事態が発生するというネタは、スイスにあるCERNの大型粒子加速器が可動したら何やら説明不可能な事象が発生し>>続きを読む

ミーン・ストリート(1973年製作の映画)

2.5

イタリア系移民のチンピラ青年たちの青春群像劇とでもいいましょうか。定職はないがいつもスーツを着込んでいるチャーリー役にハーヴェイ・カイテル。特に意味もなくポストに爆発物を仕込んで爆破させたりビルの屋上>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

反抗期真っ盛りの娘を強姦殺害された母親ミルドレッド。この母親、ふてぶてしい風貌の上に口も悪いのだが、いつまで経っても犯人が逮捕されない怒りで警察の怠慢だと訴える意見広告を出すような激情型、悪く言えば破>>続きを読む

機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年製作の映画)

5.0

もう30年も前の劇場版アニメ作品です。所謂「ファーストガンダム」を見ている事が前提の構成になっていますが、これが時を経て改めて見直すと色褪せるどころか輝きを増している事に驚きを感じました。勿論、昨今の>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

2.0

ベトナム戦争下、デトロイトでこんな大規模な暴動があった事をまず知らなかった。地域社会が機能不全に陥るような大震災が起こっても律儀に整列を守る日本人の感覚からすると「民度が低い」と言わざるを得ない人間ば>>続きを読む

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

4.5

イラク戦争に従軍した米兵が戦争中毒になる姿やPTSDに悩まされる姿を描いた映画は「アメリカンスナイパー」が有名だが、それ以前に作られた女性監督ビグローによる非常に漢くさい戦争映画😇

ジェレミー・レナ
>>続きを読む

フェノミナ(1985年製作の映画)

3.0

ダリオ・アルジェントといえば「サスペリア」みたいな感がありますが、こちらもなかなかの変態性・サド性が強く出た怪作です。虫と交信出来る美少女ジェニファーがここぞとばかりに酷い目に遭わされる‼️ 虫が嫌い>>続きを読む