じろちぃさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

じろちぃ

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智恵子抄(1967年製作の映画)

3.9

岩下志麻の自然な狂人っぷり、堪能。

純愛。
うらやましくなるほどの純愛。
ここで描かれるのはまじりっ気のない愛の物語。

しかし実際はもうひとり重要な登場人物がいたはず。光太郎の愛人。
智恵子発症の
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マダム・イン・ニューヨーク(2012年製作の映画)

5.0

ストーリーの予測はつくのに泣けたー。

家族だからという甘えのもと平気で傷つけてしまうことや、それを愛想笑いで受け止め続けることのストレス。
ありそうでなかったシチュエーションかもしれない。
いや、あ
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5m 80cm(2012年製作の映画)

3.0

間違えて録画したらしい短編映画。
気になって最後まで観ちゃった。
そうそう。
キリンの舌って紫色でギョッとするんよね〜



って、何これ…
気になって調べたら記事がありました。

https://s
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お引越し(1993年製作の映画)

4.5

タイトルやパッケージ見たら家族劇とかコメディとか思うじゃないですか。
可愛い子供の可愛いおはなしだと思うじゃないですか。
びっくりした。
びっくりする場面があるわけじゃないけど
びっくりしたとしか言い
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エル・ドラド(1966年製作の映画)

4.0

ジョン・ウェイン、この頃はもうお腹が出たオッチャンだけど、若い頃の画像を見たらめっちゃ可愛い!アイドルだ!

それはそうと、映画の話。
ドンパチ多目。
しかし西部劇には珍しく洒落た会話劇としての魅力も
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.9

地上波深夜枠吹き替え版で放送していた。この枠はいつもとても良いチョイス。だが吹き替え版が苦手なのでいつものようにアマプラで発掘し字幕版で鑑賞。

これは肯定的にも批判的にも観ることができるが、今回は素
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ダウンタウンヒーローズ(1988年製作の映画)

4.5

何故このタイトルにしたのかわからぬ…

旧制高校の寮生たちの青春。
たぶんタイトルを見てスルーしている人が多いのではないかな?
かく言う自分もその1人。
すごい俳優さんが出ている。
この映画、隠れた名
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(1985年製作の映画)

2.8

黒澤映画常連の知人が出演しているので観なくちゃ観なくちゃと何十年も宿題を抱えていた。ようやく鑑賞。こんなに長いことスルーしていてすみません。すごい重要な役だったんですね。やっと観ました。ホント、すみま>>続きを読む

ある天文学者の恋文(2016年製作の映画)

4.5

地上波吹き替え版を録画したが、これはジェレミー・アイアンズの声で聴きたい!とアマプラを検索したら発見。
安っぽい邦題、余計なことをしたな。
原題のままでいいのに。

そういえば我々が目にする星の瞬きは
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嵐ケ丘/嵐が丘(1939年製作の映画)

4.0

モノクロ作品。
若い頃に原作を読んだはずだが、復讐劇としか覚えていなかった、

80年も前の映画なのに、なんの違和感もなく面白いと感じる。すごい。
たぶん映画にするにあたりかなり話を短くしてあるはず。
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折れた矢(1950年製作の映画)

2.5

当時にしては珍しい設定だったのだろう。
そうだね。みんな平和を望んでるんだもんね。個人的な恨みつらみは横に置いといて共存の道を探りましょうね!
…って、そうはならんやろ。
そこ、元々原住民の土地だし。
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ソラニン(2010年製作の映画)

3.6

この作品を見るにはちょっと大人になりすぎた感はあるかな。
誰もが通ってきた道。
所々ちょっと胸が痛みます。

ライブシーン。
正直拙い歌唱。
それがライブの緊張感となり熱となる。
気づくと画面のこちら
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リベンジ・マッチ(2013年製作の映画)

4.5

なんと!
レイジング・ブルとロッキーではないか!
ボクシング界のアベンジャーズ 的映画か!
…と思ったらまさかのコメディw

デニーロが自分の店でスタンダップコメディをやっていたり
スタローンが生卵飲
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バーレスク(2010年製作の映画)

3.0

主役の人物設定がちょっと苦手系…
完全に好みの問題。
すまんね。

それはそれとして、歌のシーンは迫力。中でもステージでの咄嗟の歌唱シーンは素晴らしい。体があんなに細いのに、どこから声が出てるんだ?
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花とアリス(2004年製作の映画)

4.8

どうやって作ったんだかさっぱりわからない映画。
天才監督と天才女優2人の化学反応をひたすら見せられる。
なんかわからないけど凄い。これが噂の「言語化できない」というやつか。
この映画の脚本を役者さんた
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アラン・ドロンのゾロ(1974年製作の映画)

3.8

映画の話の前に、
かいけつゾロリは怪傑ゾロのパロディということはもちろん知っていたのですが、ゾロとはスペイン語でキツネを意味するそうで…だからかいけつゾロリのキャラクターはキツネなのか!!

では、映
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バーティカル・リミット(2000年製作の映画)

2.0

これもB級ってことでいいですね。

いや…あの…映画「恐怖の報酬」であんな大変な思いをして運んだニトロをね…それはちょっと…扱いが…と思ったら
ほらやっぱり。
なにそれ。
あれだけ大人数山男がいるなら
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ワイルド・バレット(2006年製作の映画)

2.0

これはB級映画ってことですよね?

後半、怖い…
怖い怖い怖い…
メインのドンパチじゃなくて
不気味ファンシーなあの場面が
怖い怖い怖い…
全然関係ないけど
怖い怖い怖い…

しかしひどい暴力描写の数
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事件(1978年製作の映画)

3.5

キャリア5年目の初々しい大竹しのぶ。
愛の水中花前年、色気バリバリの松坂慶子。
すごい共演。

法廷劇が好きなのでとても楽しく観たが、最後もう一捻りを期待してしまった。
案外シンプルだった。

197
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.9

お馴染みアイオワから始まる大統領選挙。わざと田舎っぽい服装で親しみやすさをアピールしたり、票集めにはBBQが欠かせないやらネクタイの色はカメラ映りを考えてやら…。結局、普段政治に関心のない層の票をどれ>>続きを読む

THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018年製作の映画)

4.0

深圳と香港って、そうやって行き来できたのか。
今はどうなっているのだろう…


そこらのクライムサスペンスよりよっぽど怖い。
思春期の子供の張り詰めた孤独と呼応してしまう闇の世界。
それ自体は世界共通
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メン・イン・キャット(2016年製作の映画)

2.0

いや、なんでメンインブラックの監督、こんなん作った…
なんでフランスと中国が作ったのに舞台がアメリカでちょこちょこ日本が出てくる…
アメリカと日本の風評被害だぞこれは…
可愛いネコチャンはCG多用し過
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仔鹿物語(1946年製作の映画)

4.0

とても良い映画。
マッチョではない父親と怒り以外の感情を失くしたかのような母親という珍しい人物設定で始まる。

子ども向けとジャンル分けされているようだが、むしろ大人が観るべき「刺さる映画」だ。
傷つ
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ホワイトハウス・ダウン(2013年製作の映画)

3.0

ネタバレしますよ。
観てない人、読まないで。

アメリカのアクション映画、主人公が死なないしハッピーエンドが定番なので、緊迫の場面ものんびり観ていられる。
これって良いことなのか悪いことなのか…。
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霧の旗(1965年製作の映画)

4.0

倍賞千恵子、すごい演技力。
しかも可愛い!
ピリピリと緊張感のある、純粋な美しさ。

このストーリーは何度も映画やテレビドラマになったらしい。
他の俳優さんバージョンも観てみたい。
果たして倍賞千恵子
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ホット・ロック(1971年製作の映画)

4.5

面白い!
なんでこんなにレビューが少ないの?

刺激少なめ、クスクス笑い多めの
明るくユルいクライムムービー。
ユルいんだけどちゃんとドキドキ。

たまにはこういう、上品なおふざけ映画もイイね。

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メッセージ(2016年製作の映画)

2.9

これまでのエイリアンものを体育会系とすると、これは文系。
そんな印象。

深いような浅いような。
うーん。やっぱり浅いかな。
雰囲気は好きだけど、考え始めるとツッコミどころ満載になりそうなのであんまり
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シルバラード(1985年製作の映画)

4.0

わかりやすく描かれた複雑な人間関係。
絶対的安心感の魅力的な登場人物のおかげで安心してハラハラできる。
面白い。
正統派のザ ・娯楽映画!って感じ。

冒頭近く、身の上を語るシーンの間(ま)で、あれ
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突破口!(1973年製作の映画)

4.0

最後のシーン、なるほどね!
だったらやっぱり、邦題つけるなんて余計なことをしなければよかったのに。
野暮だなぁ。

見事に伏線回収していく、上手に作り込まれたストーリー。
悪い人間しか出てこないのも割
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バトル・オブ・ザ・セクシーズ(2017年製作の映画)

4.5

70年代なんてほんのちょっと前じゃないか。アメリカってつい最近までそんな大っぴらな男女差別をしていたのか。知らなかったな。
全く知らなかった史実。
興味深いストーリーだった。

役者たちはテニス経験者
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喜びも悲しみも幾歳月(1957年製作の映画)

4.8

長いがとても良い映画。
灯台守が転勤族とは知らなかった。

夫婦の25年を演じ切る主演のお二人、素晴らしい。
自然にその年齢に見えるちょっとした動きや声色。これってすごい演技力なのでは。
佐田啓二さん
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ワン・デイ 23年のラブストーリー(2011年製作の映画)

5.0

エンドロールの音楽を聴きながら
映画の内容がどうこうではなく
幸せについて
思いを馳せました。
大切にしよう、と、あらためて。
ベタですが。

オーケストラ!(2009年製作の映画)

5.0

ロシアとウクライナの戦争真っ只中に、あえてこの映画を放送するBS松竹東急。
やってくれるな。

100点満点の映画。
映画の素晴らしさの全ての要素を詰め込んだかのよう。
素晴らしい。

フランス得意の
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

5.0

BS松竹東急が放送を開始。なんと無料。
ローンチ直後の大事な時期にこんな素敵な映画を持ってくるセンス。これは期待大。
皆さんBS260、要チェックですよ。


邦題が酷いので今まで全く観ようとも思わな
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帰らざる河(1954年製作の映画)

2.8

いやいやいやいや、何やっとん…
あのシーン、必要?
何あれ…
いい人設定台無しでは?

モヤッとすることだらけの映画。

字幕の担当がどなただったかチェックし忘れたが、冒頭、主人公が聖職者に聖書を渡す
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