iihoshiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.0

マイケル・ジャクソンが数々のスキャンダルを乗り越え開催を発表した、カムバックツアーにしてラストライブ…になるはずだった「THIS IS IT」のドキュメンタリー。

有名な曲なら聞いたことある…程度の
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.7

うーん、安定して面白い。
今作とひとつ後のベイカー街あたりがちょうど世代で、この頃の作品はなんだか好きだなぁ。
最近の作品は追えていませんが、噂に聞くとかなり派手に爆破するようで。
その点、今作は(ア
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ラッシュアワー2(2001年製作の映画)

3.1

前作はお喋り専門要員みたいになっていたカーター(クリス・タッカー)が、今回は結構アクションに挑戦している!
ジャッキー・チェンとの共闘?コラボ技?がかなり見どころ。
ソファーとかカーペットとかその辺に
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

もうこのポスターのブリー・ラーソンの表情とか雰囲気が好きすぎて。
ジャケ買いのような勢いで鑑賞しました。

家庭に問題のある児童のグループホームでのお話でテーマはやや重めですが、
軽妙なメイソンの無駄
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

2.5

坂本龍一、あの有名なテーマ曲はもちろん耳にしたことはありますが、メインキャストとしても映画に関わっていたとは…。

第二次世界大戦中、インドネシア捕虜収容所での日本軍兵士と外国人捕虜たちを通して、当時
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

3.3

ボーっと観てると置いていかれるくらいの早口と台詞量でなかなか圧倒される。

とにかく俳優陣に拍手。
二宮和也のド迫力の取り調べシーンが有名ですが、松重豊もとても良かった。お堅めなキャラが多い中で、飄々
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ラッシュアワー(1998年製作の映画)

3.8

想像通りの武道派・誠実な男リー(ジャッキー・チェン)と、
対人格闘はダメだけど、想像の2.5倍くらいの量を喋りたおすカーター(クリス・タッカー)の、でこぼこバディもの。
絶対死んだりしないだろうなとい
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わたしを離さないで(2010年製作の映画)

3.7

みな“生”の意味を理解しないまま死んでいく。
では生まれたことに意味はなかったのか?天寿を全うした人と比べて、若くして又は幼くして亡くなった人の人生は無意味だったのか?
重いテーマではありますが、逆に
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同級生(2015年製作の映画)

3.4

キレイで穏やかな作品を観たくて、チョイスしてみました。
わりとがっつりボーイズラブですが、予想通りキレイでピュアな男子高校生の恋愛模様が描かれていて、観た後にくすぐったくなる。

男子校特有のノリやガ
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ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.2

このテーマは、2010年くらいの作品ならまあ分からなくもない気がするんですが、2017年だとなぁ…。
情報の透明性を高めることは有用な面もある一方で危険もあるよね、っていう…「でしょうね。」という感想
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マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙(2011年製作の映画)

3.6

前情報を極力取り入れずに鑑賞するタイプなのですが、
冒頭、老婦人がミルクを購入するシーン、メリル・ストリープだと全く分からなかった。
特殊メイクをしているというのはあるけど、話し方や歩き方、ちょっとし
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バックドラフト(1991年製作の映画)

3.9

USJで濡れた身体を暖めにいくアトラクションとして有名な(?)バックドラフト。
アトラクションもあまり期待せずに行ったらかなり興奮した記憶がありますが、
今作も期せずして面白かったです。

1991年
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

3.3

上層部と現場の意見の食い違い、現場で命をかける人たちとその家族…という定番パターンではある。
けれども私たちは実際にこれを経験したり、ニュースでリアルタイムで見ているわけで。そのほかのパニック映画や災
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.4

恋愛はナマモノ、旬があっていつか枯れる
byオダギリジョー
花が咲くように出会い花束みたいな恋をして…

余韻が心地良い。
ストーリーはどこにでもありそうななんてことない話なのに、脚本が上手いのか?
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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

ホームセンターで働く笑顔がステキな普通のおじさん、を装う元CIA特殊工作員のマッコール(デンゼル・ワシントン)。
無表情でバッサバサと敵を倒していく様は安心感すらあります。

ダイナーで出会った少女を
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

3.1

追えば逃げる、近付けば遠くなる危うい男コウ(菅田将暉)、
絶対幸せになれそうな少女漫画の王道サブキャラ大友(重岡大毅)、
大友にしておきなよって老婆心で言いたくなっちゃうけど、でもそれって気持ちが平等
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.4

SWって、各作品が繋がっているんだけど繋がっていなくて、
毎回、最初の字幕で衝撃の展開を告げられるの笑う。
「死者の口が開いた!」って衝撃すぎるわ。そこを映像化してほしいわ。

大まかなストーリーは、
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

この後、彼らがどうなったのか描かれていないし、間接的にそれを示すものはないんだけど、
おそらくスティーヴィーは、彼らとは徐々に疎遠になっただろうと感じる。
なんだか所々『スタンド・バイ・ミー』のようで
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.8

原題:Any Day Now
観て良かった気持ちと、観なければよかったという気持ちが混在している…(笑)

作品自体はとても素晴らしいです。そういう意味で観て良かった。
主人公の1人ルディがショーパブ
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

2.5

出オチ感すごい。
下品な会話やぶっ飛んだ発想は笑えるけど、おバカ系に振り切っているわけでもなく出オチの後はやや中弛みしているように感じた。

トリッキーな設定が全面に押し出されてるけど、わりと真面目な
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ある少年の告白(2018年製作の映画)

4.0

原題:Boy Erased
事実は小説より奇なり、とはこのことか…。“奇”と言うとやや語弊があるかもしれないけれど。

同性愛者を「矯正」する施設で実際にあった出来事を基にしている。
映画自体よりも、
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

いや面白いな!
そしてマックス結構喋ってるな!(前3作比)
1から観ると感動もひとしお。

1〜3では、アクション映画だしそれを楽しめればいいかなと、正直ストーリーには目を瞑ってきた節があるのですが…
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

4.4

原作がある作品って、ストーリーがめちゃめちゃ良かったり悪かったりした場合、それを映画のスコアに反映していいのかいつも悩む…🤔
原作も読んだことがなければ1974年版も観たことがなく、何も知らない状態だ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

2.5

前作までの胸糞感やチープなグロテスク感、無秩序な世界観はどこへやら、
コロッセウム的決闘や機関車での脱出だなんてちょっと小洒落ちゃっていて戸惑う。
1,2作目がすごい好きというわけではないので、実は今
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アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング(2018年製作の映画)

3.4

現代版ブリジット・ジョーンズの日記的な雰囲気を感じつつ、それプラスで主人公レネーが一段階きちんと成長している点が微笑ましくて良い◎

最後のスピーチは感動した。
レネーだけじゃなくて、社長もコンプレッ
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言葉にならない(2020年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

病床に臥す叔父に、過去のトラウマの謝罪を求めに行くショートフィルム。

息遣いから伝わる緊張感と、それを突然破ってくる看護師さんと受付のお姉さんや、温かさを湛えるモーリスおじいちゃん。
全体的に観ると
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

3.6

うわーこれは!映画館で観て良かった!
同じ映像を音アリ/ナシでリピートする場面や、5.1chサラウンドの立体感、音響編集においてどの音響を強くするかで印象がどう変わるかをみせる場面などなど…
響いてく
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

3.2

マックス全然喋らないな(笑)
台詞もほぼなく、音楽もわりと単調ですが、何故か観ちゃう。

ストーリーが前作に比べてシンプル。
いったいどこに向かっているんだろう?とならないタイプのお話なので、個人的に
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.8

おぉ、これが劇場版コナンの第一作目なんですね。
最初の事件解決シーンが、キャラやアイテム紹介の役割も果たしつつ、連続事件の発端にもなっていて、上手いなぁと感じる導入。

容疑者になりうる登場人物が少な
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スーサイド・スクワッド(2016年製作の映画)

3.3

原作を全く知らなくてもそこそこ楽しめる。
マーゴット・ロビーのお尻ずっと見ちゃう。

キャラクターの掘り下げは、相変わらず驚きの浅さですが、人数が多い分まあ仕方ないかなという気持ちで処理できる。
いや
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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.1

冒頭のマックス登場シーンがすごい格好良い。絶妙なタメ加減。
ただ若かりしメル・ギブソンがかなり優しげな顔をしていて、いや全然MAD感ないな!とちょっと笑ってしまった。

が、マックスがMADになる過程
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

2.0

すごい。
152分間ずっと名作感/超大作感を醸しているのに、全然面白くない(笑)
面白くないというか、これ真面目にやってるんですか…?と聞きたくなる展開が多すぎて、どういうテンションで観ていいのか分か
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しゃぼん玉(2016年製作の映画)

3.6

「みんな親切だよな、この村の人たち」「それは、あなたが親切にしてるからでしょ」
人に親切にできるって、身を委ねられる安心感とか信頼感が無意識に伝わってるからだろうなぁ。
そんな温かい作品。

市原悦子
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

3.6

映像がひたすら格好良い!
戦闘シーンは、人同士のアクションは少ないけどスピード感があって見飽きない作り込み。予想以上に派手に街を破壊します。
ただ砂鉄みたいにうにょうにょ動くやつだけやや苦手でした…。
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20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

母と息子の距離感って、たぶん難しいんだろうなぁと日頃から思いますが、
ある意味この親子はとても良い距離感。

母は息子の幸せを願うけど、世界が広がっていく息子を難しく感じてしまったり、
息子は息子でシ
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blank13(2017年製作の映画)

2.0

高橋一生の軽蔑したような視線、すごい。普通のシーンなのに視線だけでゾワゾワさせられた。
あと斎藤工・高橋一生・松岡茉優の呆気に取られた表情も秀逸。

13年前に借金を残して失踪した父親が余命幾ばくかで
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