imaponさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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好色日本性豪夜話(1971年製作の映画)

3.2

アニメパートの一寸法師。ちょっとエノケンに似てた。

不審者(1951年製作の映画)

3.6

不審者通報で駆け付けた先の奥さんの美しさにまいって手段選ばずモノにしようという警官ヴァン・へフリンのズーズーしさと奸計。最初はキッパリ平手打ちで追い返すも見え透いた再訪を受け入れちゃう人妻イヴリン・キ>>続きを読む

女の秘密(1949年製作の映画)

3.5

冒頭美女二人の罵り合いから2階の銃声。サスペンス要素に期待脹らむが…
サスペンスでありメロドラマなんだけど、そんなことよりも劇中で歌われる歌とかギャグ要素がたまらなく好き。
残念ながらグロリア・グレア
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ウィンター・オン・ファイヤー ウクライナ、自由への闘い(2015年製作の映画)

3.5

Netflix入ってないのでYOUTUBE英語字幕版で。
ラジオたまむすびでの町山智浩の紹介解説聞いたからなんとかなるだろうて。それにピアノ「革命」シーンには字幕不要だろうて。

インタビューの内容、
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肉体の門(1988年製作の映画)

3.1

この題材は鈴木清順のがあるからなぁ。そのためロマポ版も敬遠しているのについに五社版を見た。
かなり違う話にしてるから比べるもんじゃないけど。演劇的演出のあった清順作の方がギラギラギトギトが本物ぽかった
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.5

公開時の正月、友人に誘われたのを丁重にお断りして以来ずっと観ていなかった本作、今さらながら。アフターライフも観る予定は無いけど。
何も考えず楽しく見れるので自宅鑑賞でもいけるやつ。
どうしょうもないセ
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私の男(2013年製作の映画)

3.3

ちょっと思ってたのと違った。こういうのは自宅配信向きではない。

血の繋りが無いというだけでない近親相姦と一言で片付けられない相互依存の関係。殺人事件に絡ませる、特に浅野忠信のはキレやすいとは言うもの
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.6

「ゾンビ映画のファン」「ジム・ジャームッシュ映画のファン」といったら後者の自分にとってコレはアリだな。
パトロールカーでこれから惨劇の舞台となるセンタービルの店々の前を通過して行くだけでワクワク(この
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.2

子供の頃、単に怪奇怪物ものが読みたくメアリー・ジェリーの「フランケンシュタイン」を読もうとして挫折した。
怪奇映画として何本かチラ見した事はある。
「100分de名著」の「フランケンシュタイン」を見て
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迷い猫/新宿♀日記 迷い猫(1998年製作の映画)

4.2

週刊誌記者の平泉成が街娼してる団地妻に喫茶店でインタビューしながら回想シーンを挟むという単純構成なのに何故こうも傑作になるのか。
まず長曽我部蓉子の顔ってこんなに魅力的でしたっけ?青い街灯に照らされる
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いやらしい人妻 濡れる(1994年製作の映画)

3.3

「四天王の映画をかけるのはちょっと・・・」という劇場側の声。ならばという事で佐藤寿保と夢野史郎が変名使って撮るも、まんま佐藤寿保作品で変名の意図が不明。

新宿雑踏ゲリラ撮影とサングラスの映り込みはカ
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ヒルコ 妖怪ハンター(1991年製作の映画)

3.2

チープスプラッタホラーのスピード感。古代遺跡冒険ファンタジー
物体X的クリーチャー出来良好。
生首少女が歌ってんの好きだったけど途中から歌わなくなっちゃったな。
キンチョールって(;゜0゜)
工藤夕貴
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誰かの花(2021年製作の映画)

3.9

被害者加害者それぞれの悲しみ苦しみ。
ヘルパーの子が助けた虫、次の日は死んでた。

大石吾朗の「交通殺人」子役の子の「殺人者が」の言葉に悲しくなる。

次男坊が両親を被害者の会に呼ばなかった理由。母親
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さがす(2022年製作の映画)

4.1

「岬の兄妹」同様重いテーマをエンタメに昇華する片山慎三監督。その構成・脚本の妙。面白え。
まだ記憶に新しいあの事件とあの事件を複合させている。

本作では佐藤二朗にALSゲーリック病の妻公子・成島瞳子
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13号待避線より その護送車を狙え(1960年製作の映画)

3.6

浜十組組長入院中に好き勝手やる安部徹大活躍。少し娘の渡辺美佐子に惚れてる感じが良い。
いつもの印象としては二枚目でも無くオジサン臭い水島道太郎だが、本作ではまずまず良かった。

秋葉の旦那とはいったい
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果しなき欲望(1958年製作の映画)

4.0

今村昌平重喜劇、12年ぶり鑑賞。
やはり面白い。
紅一点の渡辺美佐子を堪能できる事から始まり終戦前どさくさに軍医が埋めた時価6千モルヒネを掘り出そうと10年後に集結した各キャラがとても立ってて良い。
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決戦は日曜日(2022年製作の映画)

3.4

宮沢りえNICE CASTING!
川島有美は所謂クルーズ船でシャンパン空けながら選挙する(小川純也・談)側の二世議院。
最近の政治への風刺も入れてて本来好みだけれど。リアルが酷くてフィクションで溜飲
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真田風雲録(1963年製作の映画)

3.5

13年ぶり。渡辺美佐子トーク付き(聞き手・井上淳一監督)
真田十勇士だから必然変な時代物になる。当時60年安保の挫折感を現す新劇の戯曲が元になっている。美佐子さん曰く、「陰気で暗い新劇の中にあって、初
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女子寮祭(1957年製作の映画)

3.0

女子寮に厳しい寮長先生轟夕起子が赴任。反抗的な問題児渡辺美佐子に気を揉むが轟夕起子がまさかのカミングアウト。

対象としての苦学生カップル(安井昌ニ・高田敏江)が良い。
その高田敏江がバイトして田舎の
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絞首台の下(1959年製作の映画)

3.6

渡辺美佐子特集に相応しい一本。リケジョでバイリンガルの渡辺美佐子は週刊誌記者・長門裕之の恋人であり、コンビで事件を追う。
高飛び込みやスキューバダイビングとスポーツ女子でもある。上野駅でウエストくびれ
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ひみつの花園(1997年製作の映画)

3.9

お金を集め数える事が趣味の緩女子鈴木咲子(西田尚美)が目標を持った途端に大覚醒。内藤武敏に地質学を、伊集院光に運転を、木村多江に水泳を、田中要次にロッククライミングを習う西田尚美。
5億円の目標を持っ
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アリバイ(1963年製作の映画)

3.5

警視庁全面協力って。

殺人現場、夫を失った妻が泣き崩れ、幼い娘が「おかあちゃん、どうしたの?」と駆け寄る。父親の死体を見せまいと抱き上げる刑事。捜査陣が一瞬感傷的になっていると「捜査開始!」の檄が飛
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東京アンタッチャブル(1962年製作の映画)

3.6

丹波哲郎、雷雨の梯子脱獄(そんな上手く行くんかい)のオープニング。
水着とパジャマが可愛い三田佳子が若き高倉健と赤プリ・プールや後楽園遊園地デート。犯人丹波を取り逃がしたショックから恋人三田佳子を連れ
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タンデム/痴漢電車人妻篇 奥様は痴女(1994年製作の映画)

3.8

清水大敬のキャラが圧倒的な一夜タンデム。深夜喫茶でライダーに出会うシーンが最高。「どっかでやって来ましたね、そういう目だ」俺も、と一方的に意気投合。
深夜ブロロロとエンジン音にどこかで聴いた事のあるよ
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ヘヴンズ ストーリー(2010年製作の映画)

3.7

公開から12年。当時から気にはなっていたけど長尺と想像する内容から敬遠続けてた。いつか観るつもりではいたが漸く…

ダレずに最後まで集中できたし、失う事の苦しさや愛を知る事の怖さ、人の生死、運命に関し
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殺したのは誰だ(1957年製作の映画)

3.2

後味悪。中平康ってこんなテンポだったっけ?
女房を亡くしてから全てが上手く行かなくなったダメオヤジ菅井一郎が泥酔してゴロツキのように娘の勤めるキャバレーで暴れる。そりゃ渡辺美佐子も怒ろう。家族を顧みず
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朝霧(1955年製作の映画)

3.4

1955岡田茉莉子を目当てで見たが。美貌ながら本作は演じるキャラが地味なせいか輝きをやや欠く。その分久保明がカワユクて楽し。
美人嬢の岡田茉莉子が久保明に学生寮を案内されてる時、むさ苦しい男子学生たち
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殺されたスチュワーデス 白か黒か(1959年製作の映画)

3.8

1959年の未解決のBOACスチュワーデス殺人事件を題材に取った物でこれはあくまでフィクションですよ。と断りを入れて開巻。
事件をネットで調べてみると密輸がらみの疑惑が出てくるのだが本作ではあくまでダ
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マザーズ(2016年製作の映画)

4.0

不穏なまま始まり不穏の中、展開し、不穏なまま終わりを迎える。不安を煽るサウンド。
家政婦エレナ。胎内に別の生命を宿らせる不安、ましてや代理出産。より女性には迫るだろう。何処か他人事の冷酷男でさえ迫って
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スターフィッシュ(2018年製作の映画)

4.9

このレビューはネタバレを含みます

世界の終わりに紛れこんでしまったオーブリー。救う糸口は親友の残したミックステープ。邪悪な物から扉を閉ざす事に成功したかに思えたがそれは逆に扉を開ける最悪の事態であった事を知り呆然と鼻血を垂らして外界に>>続きを読む

青色革命(1953年製作の映画)

4.8

やはり日本のスクリューボールコメディはこの頃の市川崑に尽きるのではないか?原作は石川達三。
テンポ良しキャラ良しの群像コメディ。
大学を失職している父親の千田是也ド嵌まり。不器用だけど芯があり学問の理
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華魂 幻影(2016年製作の映画)

3.6

閉館迎えるシアターのラストショーは卑猥な華の魔力かフリーダムなカオスでスラプスティック・フィナーレ。
映写技師は映像の中から現れた妖精のような女子を助けられるか、映画の中のカップルは愛を交わし腸を抉っ
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官能教室 愛のテクニック(1972年製作の映画)

4.3

青春熱血サバサバ女教師の田中真理、カッケーわ!
男子校、学ラン登校のガキどもに「おはよ!」とクールに挨拶。
性教育。匿名ながらも生徒の体験度を知っておきたいとアンケート回収。魚住くんは実名で赤裸々な告
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今日も嫌がらせ弁当(2018年製作の映画)

3.3

実在モデル母ちゃん、親心と童心が同居していて逆境も生き抜く👏持続力にも👏
イラストやマンガの描ける母親の子は孝行率高いと言うし(根拠無し)

芳根京子がお弁当作って太鼓少年に告ろうとする所せつない。
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マルチプル・マニアックス(1970年製作の映画)

3.7

カルト傑作「ピンク・フラミンゴ」の前に撮られたディバインを主演とする怪獣映画。モノクロ作品。
原中の掘っ立て小屋で営む見世物小屋の罠。蜘蛛の巣のように獲物をおびき寄せて強盗行為。これはいかにも効率が悪
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珍品堂主人(1960年製作の映画)

3.7

控え目に言っても淡島千景は相当贔屓にしてるつもりだが、出演作が僅かに当方嗜好と齟齬あり特集やってても片っ端から観る事はなく少しづつ。今回は井伏鱒二原作の「珍品堂主人」
「骨董は、女と一緒だ」とのたまう
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