映画が始まってからずっと、なぜか涙が止まらなかった。なんてことのないシーンひとつひとつに、トットちゃんの純真さがひたすら貫かれていて、やられた。
「トットちゃんは、トットちゃんなのに、どうしてみんなト>>続きを読む
「ジョジョ・ラビット」がマジで奇跡みたいな大傑作なので、流石に同じ監督と言えど今作はそこまでの作品ではない。マジでゆる〜く肩の力を抜いて楽しめる、サラッとしたライトなコメディ。なんかうっかり泣きそうに>>続きを読む
凄まじい。普段僕たちが知ることのできない、北朝鮮の市井の人々の壮絶な日常と人生。徹底的に情報が統制されているため、北朝鮮の国外への想像力が完膚なきまでに叩き潰されている。「ジョジョ・ラビット」で滑稽に>>続きを読む
冒頭から、リリー・フランキーのやつれ方がえぐい。目は半分しか開いてないし、挨拶も返さない。本当に酒飲ませてるのかと疑うくらいフラフラしていて危なっかしい。
リリー・フランキーの青年期を演じる工藤孝生が>>続きを読む
おいおいなんだこれ!べらぼうに面白い!画作りもさることながら、話がスリリングで荒々しい!コメディもちゃんと面白い!ハリウッドと遜色なし!実写映画化の相性がこんなに良い原作だったとは!
邦画ではほぼ初>>続きを読む
▼ネタバレなし感想
・「ヘレディタリー」「ミッドサマー」に比べれば怖くない!
・グロ描写 ★☆☆☆☆(体感10秒)
・エロ描写 ★★★☆☆(体感3分)
・幽霊&心霊&悪魔的なものがほぼ出てこない。
・>>続きを読む
松村北斗×上白石萌音という、三宅監督史上最大規模の観客にリーチしそうなW主演で挑んだ今作が、「きみの鳥はうたえる」「ケイコ 目を澄ませて」以上に優しくて穏やかで温かい物語ということが、なんだか嬉しい。>>続きを読む
「少女は卒業しない」同様、田舎の高校の撮り方が抜群に上手い!
都会では成立しにくい、自転車の2人乗りや、2人きりの帰り道、感情を揺さぶる静けさが◎
不安定な手持ちカメラが印象的。(保健室の花ちゃん先>>続きを読む
オフビートな会話劇!雑談の面白さ!ずっとゆる〜いこの空気が、愛しくて切なくて温かい!
こういう雰囲気の演劇・舞台が好きな人は、めちゃくちゃ楽しめるはず!
基本的に固定カメラでずーっと会話劇を撮るのは、>>続きを読む
さすが野木亜希子脚本!原作を超える面白さ!「俺物語!!」「逃げ恥」「MIU404」でも描いてきた、カワイイ男たちの魅力が爆発。
原作漫画の「テンポで笑わす」場面が、映画では乗り越えられているのがすごい>>続きを読む
▼良かったところ
福山雅治、生田絵梨花のハマり方、文句なし!あの王様が劇中「実に面白い」とか言い出しても多分誰も「湯川だ!」ってならないレベル。違和感なし!
福山雅治、こんなに吹き替えうまかったんだ?>>続きを読む
観る者すべてを解放してくれる、奇天烈冒険譚の傑作!
破天荒なベラからとにかく目が離せなくなる!
世界観はどこかキューブリック的な美しさもあり、時代が分からない感じ&レトロフューチャー的な世界観が、や>>続きを読む
邦画好きを唸らせる、豪華若手俳優陣!それだけでめちゃ嬉しい!
画面分割の場面が多いので、なるべく大きなスクリーン、または前の方の席での鑑賞がおすすめ!
▼良くなかったところ (ネタバレ注意)
「ネタ>>続きを読む
舞台は平成なのに、なんか昭和感すごい!(タイトルの出方とか特に!)この映画の作り方そのもので、「古き良きピンク映画への憧憬と鎮魂」を表しているようにも感じられた。
祥子がいなくなった後の世界がモノクロ>>続きを読む
全編IMAXフルスクリーンで3Dのド迫力!ありがたい!毎度「IMAXで体感せよ」を謳うならこういうフル画角の作品がもっと増えてほしい…!
実物がそこにあるかのような「実在感」がマシマシで楽しい。海溝を>>続きを読む
ちゃんと面白い!
特撮ヒーローものっぽい、ド派手でわかりやすく魅せるアクション!
ジェームズ・ワン印の、追従し、動きまわり、ぐるっと回転するカメラワーク!
血液の代わりにド派手に飛び散る水!
そしてな>>続きを読む
ずっと、こんな岡山天音が、観たかった…!!!
終始黙り込む岡山天音。
ずっと誰かを睨み続ける岡山天音。
シャンパンタワー全部倒す岡山天音。
「…んんん無理なんです…!!!」と仲野太賀の前で駄々こねる岡>>続きを読む
▼良かったところ
・福原遥の大きな瞳が、怒りも悲しみも喜びも全てを物語っていて◎
・岡田健史改め水上恒司が、完璧すぎる王子様ムーブしてて◎
もはや2.5次元的な王子様の立ち振る舞い。ハク様とかハウル様>>続きを読む
日々の繰り返しが辛くなった時にきっと何度でも見返したくなる、最高のリラクゼーションフィルム!
平山がいつも目を奪われるのは、木漏れ日と田中泯演じるホームレス。枝を束ねて背負っているホームレスはしゃべ>>続きを読む
バーンスタインの再現度が高くてびっくり!なんか見た目だけでなく指揮も似てる気がする…!完コピやん…。
冒頭の[シネスコ画角/カラー]から[正方形画角/モノクロ]に遷移する、締め切られたカーテンの早朝>>続きを読む
子供も楽しめる、ホリデー・ムービー!アタマからっぽで大人の鑑賞にもギリ耐えられる!
▼良かったところ
・劇伴&主題歌ともに、音楽が上質。オープニングの、上品な音楽のみ(セリフ無し)で3人と1匹が列車で>>続きを読む
息が止まる。後半戦10分間、息をするのも忘れる傑作。
毒を持っていることを派手な色で誇示して相手を脅す蛇もいれば、派手な色をして相手を脅すが、実は毒を持っていない蛇もいる。結局のところ蛇の色は毒の有>>続きを読む
「犬神家の一族」的なヴィレッジスリラーを、鬼太郎で味付けして、バディムービーとして仕上げたらこんなんできちゃいました!な怪作にして快作!!
ホラー描写、残虐描写はあるものの、過度には映さず、必要最小>>続きを読む
ミュージカルとしては100点!脚本は50点!
パイレーツオブカリビアンかONE PIECEさながらの船からのオープニング、最高!どんどん小銭無くなっていくのに幸せそうでオシャレで軽やかなシャラメ様、最>>続きを読む
田舎のイヤ〜な嫌がらせを見せられる2時間。車に乗ろうとした途端にアクセル踏まれたことはさすがに無いけど、まじでリアルな嫌がらせの連続に嫌な汗をかきつつ、目が離せない2時間。
もちろん嫌がらせ兄弟は悪>>続きを読む
オドオドしたり急に喋る変人・窪田正孝、おもろい!
(“変な人”やたら上手いランキングTOP3の窪田正孝・高橋一生・松下洸平は一生見ていられる。)
簡単に口が悪くなる松岡茉優、おもろい!
松岡茉優の口喧>>続きを読む
想像を遥かに超える濃厚な群像劇。どんどんすごい俳優が出てきて、それだけでも見応え抜群。
彼らの物語に共通して描かれるのは、罪悪感。登場するほぼ全ての人物に後ろめたさがあり、そのしっぺ返しを喰らうことを>>続きを読む
一つずつ事実が明らかになるたびに、鳥肌が止まらない。あまりにも心揺さぶる筋書きと、それに説得力を持たせる役者陣のとんでもない演技で、完っ全にノックアウトされた。この鑑賞体験は「さがす」を初めて観た時の>>続きを読む
開幕、ギロチンの場面でかかる、呑気で陽気な歌の恐ろしさ。荒れ狂う民衆と、恐怖と尊厳の入り交じるマリー・アントワネットの表情と、この陽気な歌。
斬首で興奮する群衆の描写は、北野武「首」と併せて見ると面>>続きを読む
趣里がずっと目に涙を浮かべてて、凄すぎる。あまりにも鬼気迫るその演技にただただ圧倒される。1億点。ちなみにブチギレる趣里もめっちゃこわいので2億点です。
ほぼ全員、ずっとすごい量の汗をかいてるのも凄い>>続きを読む
思っていた通り、バイオレンスと戦国時代の相性は抜群!
さっきまで普通に生きていた人が一瞬で殺される、無慈悲でダークな笑いは、実際に命が粗末に扱われていたであろう戦国時代に抜群にマッチしていた。
敵の>>続きを読む
1作目の衝撃が帰ってきた!おかえり!脚本・角田貴志!!
舐めてかかるとまたしても度肝抜かれて泣いて座席から動けなくなる傑作。
角田脚本の、ひと捻りでは飽き足らず、ラストでもう1回捻ってくるのが本当に上>>続きを読む
「RRR」でS・S・ラージャマウリ監督の作風と、ラーム・チャラン様のカッコ良さにハマった人は全員観ておいて損はない。これまた豪快な作品。インド映画からしか得られない栄養分が確実にこの世にはある。謎に元>>続きを読む
1よりも面白いと評判の2、本当にあの傑作よりもさらに面白くできるのか…?と思って観たら、完璧に1より更に面白くなってた。訳がわからない。
刑務所のパートが何度観返しても最高すぎる。たった1つの赤い靴>>続きを読む
なんつー面白さ!もはや十分「古典的名作」!「トイ・ストーリー」「ホーム・アローン」と並ぶ、全人類が楽しめるアドベンチャー・ムービー!なんで今までこんな傑作を観てなかったんだ!!毎冬地上波で流してほしい>>続きを読む
面白い!大ヒットも納得の良作!
映画館で観るからこそのジャンプスケア(開幕の大爆発、上から落ちてくる植木鉢、階段での転倒…)が効果的!
僕個人は、ミステリものや推理ものは普段、嫌煙しがちなジャンル。>>続きを読む