スガシュウヘイさんの映画レビュー・感想・評価 - 19ページ目

運動靴と赤い金魚(1997年製作の映画)

3.5

“この世界は食べ物に対する飢餓よりも、愛や感謝に対する飢餓の方が大きいのです”
(マザー・テレサ)



『友だちのうちはどこ?』が好きな人は
これもおすすめです。

幼いふたりの兄妹が主役の映画。
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冷たい熱帯魚(2010年製作の映画)

3.5

(2012年4月レビュー)
でんでんの壊れ方がいいですね~。
見ていて飽きないです。


逆らう人間は
殺してバラバラにする。
“からあげくらい”の大きさにバラした後、
骨は灰にして、肉は魚に食わせる
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スマグラー おまえの未来を運べ(2011年製作の映画)

2.0

「安藤政信◎」

中盤までとても楽しく観ていましたが、
後半の拷問シーンで萎えました。

あんまり痛いシーンは好きじゃないんです私。
SAWシリーズも1と2はまだ良かったですが、
3はもう無理でした。
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私「劇団ひとりがちょっと浮いてたね。」
妻「そうだね。もっと違う人いなかったかなぁ。」
私「特にあのベッドシーン。
  個人的には、この映画にベッドシーンなんか
  なくてもいいと思ったけど。」
妻「
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π(1997年製作の映画)

3.5

(2012年1月レビュー)

刺激的なタイトルに
引けをとらない、斬新な映画でした。

極端にコントラストを利かせたモノクロが
無機的な印象を与えてます。
まるで1と0の世界に入り込んだよう。

頭痛
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細菌列島(2009年製作の映画)

1.5

これは酷い。

だけど、
深夜のテレビでやっていれば、
そこそこ楽しめるかも。

超C級深夜テレビ映画。

風と共に去りぬ(1939年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

“この映画で一躍世界的なスターとなった
ヴィヴィアン・リーをはじめ
物語の中心となるレット、メラニー、アシュレー扮する俳優達は、
当時、私生活でも大恋愛中だった。
その彼らの内から溢れる愛の輝
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さや侍(2011年製作の映画)

1.5

(2011年12月レビュー)

帰ってきた働くおっさん、野見隆明。
しかし、
笑えなかったですね。

野見さん好きだったんですが。

これならば
YOU TUBEで「働くおっさん劇場」を
見ているほう
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ノウイング(2009年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

(2011年12月3日レビュー)
日曜洋画劇場にて鑑賞しました。

あまり観るつもりはなかったのですが、
序盤の展開が予想外に面白かったので、
ラストまで見てしまいました。

人類の未来を50年前に
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

3.5

ヒット!
めっちゃオモシロかったです。


舞台はユーゴスラビア。
戦争の映画なのに、
なんだか陽気だし、
思わず笑ってしまうシーンが多数。
地下で祖国のために50年間武器を作りつづけ、
出てきたらも
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市民ケーン(1941年製作の映画)

2.0

「英国映画協会の世界映画史上作品ベスト10で40年間連続1位」

「本作の斬新な撮影方法は、その後の映画作品に計り知れない影響を与えた」


という歴史的な価値のある作品でしたが、

ごめんなさい、私
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マイキー&ニッキー(1976年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

組織に命を狙われる男ニッキー。
ニッキーの親友で、組織の一員でもあるマイキー。

マイキーは、親友ニッキーを助けたい一方、
組織からは「奴を殺せ」と言われている。

そんな一夜の逃亡劇です。


『明
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BECK(2010年製作の映画)

2.5

(2011年11月のレビュー)

金曜ロードショーで放送された
『インシテミル』
『僕の初恋をキミに捧ぐ』
『君に届け』
『カイジ 人生逆転ゲーム』
の中では、
本作が一番かなと思いました。

と思っ
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愛を読むひと(2008年製作の映画)

3.0

ケイト・ウィンスレットという
女優のすごさを見せつけられました。

すごいです。


etsuco55さんが人物レビューで
「気品ある脱ぎ女優」という表現をされていましたが、仰るとおりだと思います。
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ブラック・サンデー(1977年製作の映画)

3.5

(2011年10月2日のレビューです)

とてもよかったです!

日本での公開が中止になり30余年。
30年見られなかった、
その「30年分の我慢」が、
高評価の一因なんだろうなー、と

現在25歳の
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チャンプ(1979年製作の映画)

3.5

あれ?

映画を観ていて、久しぶりに涙を流していました。

もう映画観て泣くような歳でもない、と思っていましたが。気づいたら涙が出てました。


ジョン・ヴォイトは、『真夜中のカーボーイ』しか知りませ
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プラトーン(1986年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

(2011年9月のレビュー)

ベトナム戦争による死者(1979年、米国公表のデータ)

南ベトナム政府軍 18万5000名
南ベトナム民間人 41万5000名
NLF・北政府軍 92万4000名
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ライフ いのちをつなぐ物語(2011年製作の映画)

2.5

(2011年9月のレビュー 劇場鑑賞)

超ハイスピードカメラというのが
どんな代物なのか、まったく知りませんが、
確かにこの映像群は見事です。

よくこんな映像が撮れたな~、と
感嘆せざるを得ません
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.0

(2011年8月に書いたものです)

マイケル・ジャクソンへの鎮魂歌。

映画としては、 ただのドキュメンタリーで何の工夫もないようにみえます。

ただ私はマイケル・ジャクソンという人物を、テレビの
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センターステージ(2000年製作の映画)

2.5

「青春」のコーナーに置いてあったので、
青春映画だと思って観ましたが、
全体のストーリーは
恋したりなんかして確かに青春でしたが、
ダンスのレベルが全然「青春」ではありませんでした。

プロの演技で
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ツリー・オブ・ライフ(2011年製作の映画)

4.0

「これはすごい!」
と思わせる映画に久しぶりに出逢った。


といってもあまり人にはおススメできないのかもしれない。


しかしまぁ、こんなに万人受けを狙わない、自分のエゴ丸出しの映画を作れるなんてフ
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ニキータ(1990年製作の映画)

2.5

「どこで笑顔を習ったの?」
「あなたに」

こんなに素敵なセリフがあるでしょうか。



ニキータは本当にマルコから笑顔を習ったのです。
彼といる時だけが、本当に笑顔になれる時間。


孤独。
暗殺。
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ゲド戦記(2006年製作の映画)

2.0

夕闇迫る雲の上 いつも一羽で飛んでいる
鷹はきっと悲しかろう
音も途絶えた風の中 空を掴んだその翼
休めることはできなくて


こころを何にたとえよう 鷹のようなこの心
こころを何にたとえよう 空
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海の上のピアニスト(1998年製作の映画)

2.5

"You take a piano.
Keys begin,
The keys end.
You know there are 88 of them.
Nobody can tell you
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TOKYO!(2008年製作の映画)

3.0

”自由自在”

海外の3監督が「東京」をテーマに撮影。
かなり個性的な作品3つです。

どの作品も抽象的で
はっきり何かを訴えてる訳じゃないので
解釈は自由にできます。


“日本人の目は女性
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アフタースクール(2008年製作の映画)

3.0

(2011年7月レビュー)

「お前がつまんないのは、お前のせいだ。」


内田けんじが放った『運命じゃない人』に続く
監督2作目。
前作には劣りますが、
やはり脚本が秀逸です。

注目の監督ですね。
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ターミナル(2004年製作の映画)

2.5

「待つ」
という行為を少し好きになれる映画です。


ただ、私は
『グリーンマイル』も『フォレスト・ガンプ』も
あんまり好きになれなかったのですが、
この映画もグッと心に響く感じはありませんでした。
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

3.0

(2011年7月のレビュー)

ハロウィンタウンの王様ジャックが、
クリスマスタウンを訪れ、
そこで見た数々の飾りや人々の笑顔に
感銘を受ける、  というお話です。

昔からジャックが好きだった
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羅生門(1950年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

黒澤映画。

一人の武士が殺され、妻が犯された事件。
盗賊、妻、武士、目撃者がそれぞれ一部始終を告白。


雨の羅生門の下での回想。


人間は最初の最初から
矛盾を抱えて誕生したんじゃないかと
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ジャガーノート(1974年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

(2011年7月9日のレビュー)

RED or BLUE

爆弾処理における
「赤を切るか、青を切るか」の原点。


今では、名探偵コナンで、
毛利蘭が 
“赤い糸はどうしても切れなかったん
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キャリー(1976年製作の映画)

4.0

凄まじい映画でした。

心を深く穿つ作品。


血まみれのドレスを纏い、
地殻下のマグマが噴火したように
覚醒したキャリー。
目力が凄いです。

夜空の中で真っ赤に佇むキャリーはまるで宇宙人のよう。
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ブラック・スワン(2010年製作の映画)

3.5

(2011年7月のレビュー)

“もう12歳の少女じゃないのよ!”
というセリフに『レオン』のマチルダを思い出しました。


ナタリー・ポートマンが
こんなに凄い演技をする女優になるなんて。
いや、あ
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RED/レッド(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

ブルース・ウィリス
×モーガン・フリーマン
×ジョン・マルコヴィッチ
というキャスティング。

「若いもんにはまだまだ負けんぞー」という声が
どこかから聞こえてきそうな映画です。
頑張るおじいちゃん。
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ブタがいた教室(2008年製作の映画)

2.5

「飼」うとは、「食」を「司」ると書きます。
「食」べるとは「人」を「良」くする、と書きます。
(かんじゅーすさんのレビューより)


ご飯は残して よそから仕入れて
平和でいいな 戦争のない国
(Mr
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ブリキの太鼓(1979年製作の映画)

3.5

子役がすごい!ものすごい!
今まで一番すごい子役です!

1979年カンヌ国際映画祭パルムドール。
1979年アカデミー賞外国語映画賞。


醜い大人たちの姿を見て、
3歳で成長することをやめ、
悲鳴
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蘇える金狼(1979年製作の映画)

2.5

(2011年6月14日のレビュー)

松田優作を久しぶりに見ましたが、
今の俳優には見られないような
ハードボイルドさがあって
改めて良かったです。
それと風吹ジュンの思い切った演技も
やっぱ
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