玉造さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

キャッチ ア ウェーブ(2006年製作の映画)

3.8

三浦春馬くんの初主演映画。

趣味がサーフィンとあるだけあって、この映画でサーフィンを習い、すっかりはまって撮影中にかなり上達したらしい。
数カット以外は本人によって撮影された。

まだ名前が世に出て
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進撃の巨人 ATTACK ON TITAN(2014年製作の映画)

2.9

この作品はコミック、テレビアニメと両方で観ていた。
実写化?難しいのでは?と思ったが、やはり…。

巨人の映像は凄いと思ったが、
なんせストーリーが…(涙)
かなり雑に切り取られて、途中から眠くなって
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

3.5

伊坂幸太郎の短編小説を映画に
したもの。

原作を知らずに観たが、それぞれの家族や友人、恋人…が描かれて
知らないところで物語は結び合っていく。

普通の日常の中に出会いがあり、別れがある。
でも、そ
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海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.5

スピルバーグ監督の大ヒット作品
「ジョーズ」から45年。
広い海水浴場に人食いサメが現れる、人工的につくり出した巨大サメ、等々…。
何作品は観てきたが、久しぶりに
(コロナ渦の中だが)映画館で観賞。
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君に届け(2010年製作の映画)

5.0

アニメを観ていて、毎回キュンキュン、イライラ、伝えたいのに
伝わらないもどかしさ。

多部未華子さんの爽子役も良いが、とにかく風早くん役の
三浦春馬くんが、ピッタリ過ぎ!
若い学生時はとかく見た目など
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銀魂2 掟は破るためにこそある(2018年製作の映画)

3.8

幕末の歴史好き、長らくの銀魂ファンとして、ようやく観賞。
「銀魂」、アニメ版「銀魂」も
映画館で観賞済み。
なにせコミックも長いので、どこを切り取るのか…。

やはり、ファンとしては大爆笑だ。何も知ら
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

4.0

三浦春馬くん追悼観賞中。

難病で身体が不自由な鹿野さんと鹿野さんを支えてきたボランティアの実話。

鹿野さんを演じる大泉洋が適役だ。実話の鹿野さんがどんな人だったかは知らないが、きっとこんなふうに自
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エスター(2009年製作の映画)

3.6

三人目の子供を死産した夫婦が
孤児院からエスターを引き取る
所から恐怖が始まる。

自分の実子より大きな子供を
引き取るのは難しいのでは?
と思ったり、明らかに引き取ってもらおう感が否めないエスターを
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アス(2019年製作の映画)

3.4

子供の時にある出来事がきっかけで、トラウマがあるアデレード。
家族でそのトラウマがあるビーチへ旅行に行く事から、不可解で、
恐ろしい夜が始まる。

赤い服にハサミを持った自分と同じ顔をした人物が一体何
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

自分としてはあと味悪い感じでした。
ホラーは苦手ではないけど、黒魔術的な、カルト教団的な?
とにかく、母親役のトニ コレットの狂気的な演技と表情の凄みで
圧倒されてしまった。
結局それからどうするの?
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

天才数学者、ジョン ・ナッシュの実話。

無口で人付き合いが苦手。
あまりにも天才過ぎて理解されず、周りからもからかわれたりする。

そんなジョンに理解してくれる
寮生が。二人は親友になり、女性が苦手
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奇蹟がくれた数式(2015年製作の映画)

3.8

インドの魔術師と言われた天才数学者、ラマヌジャンの実話。

「なぜその理論が浮かぶのか?」
と問われたラマヌジャン。
その答えは「女神が私の舌にのせるんだ」

努力の天才ではなく、神がかった天才で、差
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.2

第2次世界大戦、ナチスドイツを
描く映画はユダヤ人弾圧、ホロコーストなど悲惨で重いが、ジョジョラビットほどコミカルでオシャレで、でも戦争の非情さを描いた作品は初めて。
あくまでもジョジョの子供目線から
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

半地下に住み、家族全員が無職。
でもギスギスしてる訳ではない。
貧しくても仲の良い家族だ。
息子のギウが大豪邸に住む裕福な家族に入り込む所からストーリーが展開していく。
始めは明るくクスッと笑えるシー
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ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.4

蜷川監督の作品らしく、美しい映像と、沢尻エリカの妖艶さがあいまって映画というよりは写真を見ているようだった。

全身整形でスターになり、名声を得る度に恐怖と不安で精神を病んでいく「りりこ」を沢尻エリカ
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IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。(2019年製作の映画)

3.6

もはやこれはホラーなのか、SFなのか、
青春ムービーなのか、インディ ジョーンズの古代もの?のチラッと出てきたりの
ん~すべて出てくる娯楽映画だ。
3時間という長い上映時間だが、以外にあっという間だっ
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ターミネーター ニュー・フェイト(2019年製作の映画)

3.8

ターミネーター2 からの正統な続編ということで期待していた。

なにより29?年ぶりのサラ コナー!
グレース役、マッケンジー デイビスの
アクションも凄かったが、登場した
リンダ ハミルトン!
63
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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

3.6

以前ゴッホ展に行き、実際の絵を間近で見たとき、圧倒された。
塗るというより、自分の全てを叩き込むような筆づかい。キャンパスから浮き出る荒々しい絵の具。
特に死の間近に描かれたものは、精神の異常と正常の
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.1

上映中ずっと眉間にシワをよせながら観ていた。
それは酷い嫌悪感ではなく、胸の奥が痛み、疼いていたから。
そして、最後、涙が流れた。

バットマンシリーズのファンは
バットマン好きとジョーカー好きに分か
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アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

3.9

VFXの凄さに圧倒される!
アリータの大き過ぎる目と、やたら細い身体に違和感があり、
なかなかストーリーに入り込めなかったが、どんどん引き込まれていった。
とてつもないパワーや戦闘能力に
自分が何者で
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.8

旅行中の機内で観賞。
地上上映前!
このシリーズは全部観ていたので、「あった!ラッキー!」
前回は世界中の殺し屋から抹殺命令が下るまで、残り10分。
どこに逃げるのか、ジョン ウィック!と焦る気持ちに
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.2

知らない事が多かった。
インドでは女性が生理用ナプキンを
ほとんど使っていない、生理中は穢れてるとして外で寝なくてはいけない、
男性は女性の身体の仕組みに無学、女性もそれには閉塞的ということも。
主人
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.8

キアヌ リーブス ファンならずも
楽しめるアクション映画だ。
アクション映画は好きなジャンルだが、
何故か優しい孤独な殺し屋がバンバン
悪い奴らを倒していくのが特に好み。

若かりしキアヌの爽やかはな
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.9

トイストーリーは毎回観てきた
好きな作品だけに、ラストは楽しみにしていたが、残念な気持ちが勝って
なかなか観に行くことが出来なかった…。

今回もウッディの仲間への友情や
持ち主への愛情が盛り込まれ、
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アラジン(2019年製作の映画)

4.3

個人的にはディズニーアニメは
関心がそれほどある訳ではなく、
シンデレラ、美女と野獣と実写版を
観たには観たが、イマイチん~という
感じだった。
どちらかというとメインキャストよりは
CGで作られたキ
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.5

アメリカはキャラクターを
おっさんキャラにしてしまうのが、
お得意というか、アメリカ人にはウケが良いのだろう。
テディベアや、ピカチュウ、可愛いのは
なぜかおっさんになってしまう。
日本人には(またか
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東京タワー オカンとボクと、時々、オトン(2007年製作の映画)

3.8

樹木希林の映画が観たくて
観賞。原作は読んでいて、リリーさんの
母を想う気持ちに感動した。
あまりに原作が良かったので、あえて
映画が観なかったのだが。

若かりし日を実娘の内田ややこが演じているが、
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今夜、ロマンス劇場で(2018年製作の映画)

3.7

昔の映画から抜け出たヒロインとの
ラブストーリー。
昭和30年代の風景や、ヒロインの
着ている服の可愛らしさを観るのも
楽しい。
いろいろ設定に疑問は持つが、なにも考えずに娯楽映画として観る作品だ。
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あん(2015年製作の映画)

4.3

素晴らしい作品だ。

樹木希林しかこの役は出来ないだろう。
ハンセン病にかかった老婆、徳江役なのだが、木漏れ日の中で空を見上げた時の姿が、何て綺麗で美しい人なんだろうと
思った。

若い中学生の女の子
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散り椿(2018年製作の映画)

3.4

岡田くんの所作と殺陣の素晴らしさに
いつもながら感服。
刀も教えられて持っていると
いうのを越えて、一つの岡田流という
流派を確立したよう。
風景の美しさと、佇む岡田くんが
一幅の掛け軸のよう。
スト
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君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

4.0

原作を読んでから観賞。
ほぼ原作の方が高評価なのだが、
この映画は原作以上の評価だ。
可憐で儚げな雰囲気の浜辺美波さんと、
無口で学校生活に馴染めない北村拓海
君の二人の初々しい演技が良かった。
特に
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スマホを落としただけなのに(2018年製作の映画)

3.9

久しぶりに邦画ホラーの中では
面白かった映画。
中田秀夫監督なので、期待していたが、
現代ならではの内容で、スマホという
今の時代には欠かせないもの。
しかも誰しもが持っていて、プライバシーがすべてこ
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コッホ先生と僕らの革命(2011年製作の映画)

3.7

サッカーの父と呼ばれた実在の人物の
ストーリー。
約130年前のドイツでは階級制度が
残り、まだまだ教育は平等にはなっていない時代。イギリス帰りのコッホ先生は
子供達にサッカーを教えていく。
サッカー
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.0

ホットロードの原作者 紡木たくさん
は儚くて涼しげで、すっーと心に染みるような物語や絵が大好きな漫画家さんです。
ホットロードは代表作で、80年代の
暴走族をテーマに若者達の青春恋愛ストーリー。実写化
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.0

ガガに歌わせたいが為の映画。
劇中で歌うガガの歌唱力には
圧倒されるが、ストーリーが雜な
為に心に響いて来ないのが残念だ。
ブラッド リー クーパーの演技は
とても良かったが、監督もしている
ので、両
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.8

キングスマン シリーズはかなり楽しめた。これもアクションの見所満載で、
あらゆるハイテク武器を駆使しての戦いはスカッとする。