空の境界、最初のエピソード。廃ビルの屋上から飛び降り自殺をする少女たちの謎を追う。
都市伝説に、今風の異能力を持ったキャラクターを登場させるとどうなるか。そんな物語。
廃墟となったビル群に、飛び降り自>>続きを読む
魔術的要素が色濃く出た作品であり、この物語世界を象徴するような内容、なんだけど。
今までの作品を上回るほどの「カッコウヨイ コトバ」が乱舞し、時間軸を細かく切り刻んで入れ替える構成、そこに不可解な魔術>>続きを読む
言葉遊びだけで50分間物語を維持出来るか、を実験した作品…?
難しめの言葉を捏ね繰り返し、思わせぶりにしてシーンを引っ張る。これが「格好良い」と思われていた時代もあったんだよな、という感慨以外のものを>>続きを読む
なんちゃってオカルティックな味付けをされた、同人作品の劇場アニメ化。イッちゃってる登場人物が、イッちゃってる特殊能力をぶつけ合いつつ、蒟蒻問答を繰り返すお話。
まさしく、作者の言葉遊びが現出したような>>続きを読む
「ニュータイプの行き着く先」という、ガンダムファンにはセンセーショナル過ぎるキャッチフレーズを冠して発表された本作品。『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』、『機動戦士ガンダムF91』に続く、劇場オリジナ>>続きを読む
もう六年前の作品になるんですね。
絵は「コストダウンの為のCG」が使われていないので、かなりハイレベル。
本作オリジナルのヒロインは、歌が良くて、なかなか可愛い。
んが、褒められるのはこれくらい。>>続きを読む
中村獅童が大嫌いなので今まで観なかった、『父親たちの星条旗』と対になるクリント・イーストウッドの監督作品。
『父親たちの星条旗』がアメリカ側からの視点で描いた硫黄島の戦いとその後なのに対し、こちらは日>>続きを読む
昨年、実写映画化された『君の膵臓をたべたい』のアニメ映画版。が、企画自体は2015年か前から立ち上がっており、実写映画が当たったからアニメも、という思惑で作られた作品ではないです。
実写版キミスイが>>続きを読む
いやー、すっげ詰まらなかったです。映画館でここまで詰まらない作品を観たのは、久し振りの事でした。
深海より現れた巨大生物メガロドンの恐怖を描くこの作品、流れとしては『ジョーズ』の系譜に連なる映画の一>>続きを読む
かの有名なSF映画『ブレードランナー』の続編。最近のハリウッドは、三十年くらい前の資産に頼った作品作りが散見されますが、本作もその一つ。前作の監督であるリドリー・スコットがガッチリ噛んでいるのが、安心>>続きを読む
「ミッション:インポッシブル」シリーズとしては、第1作目に次ぐ面白さであった『ローグ・ネイション』。今作は、シリーズとしては初めての、前作の内容を引き継いだものとなっています。
IMFメンバーの活躍>>続きを読む
遅れ馳せながら、観て来ました。
前作である『ジュラシック・ワールド』が、かの名作『ジュラシック・パーク』のシナリオの影響を強く受けており、そして『ジュラシック・パーク』の続編である『ロスト・ワールド/>>続きを読む
「午後のロードショー」でカナダ作品が放送されるときは覚悟しておけ、というのが僕の持論ですが、この作品はそれを再認識させてくれるものでした。
新型エンジンを搭載した民間宇宙船が故障、太陽に突っ込んで爆>>続きを読む
SF作品好きなら、内容を聞いた事はあるだろう映画のリメイク版。『遊星からの物体X』のジョン・カーペンター監督という事で期待して観たのですが、どうにもテンポが悪い。こちらはストーリーの概要を既に知ってい>>続きを読む
1979年、ニューヨークにサタンを産むと予言された娘が生まれる。
1999年12月28日、サタンが受肉。
そして、シュワちゃんは、好むと好まざるに関わらず、世界の命運を担う出来事に関わる事となる…。>>続きを読む
マーベルヒーローズのヒットを羨ましく思ったのか、同じようにDCコミックに登場するヒーローを集めてアベンジャーズ的なグループであるジャスティス・リーグを結成、さあ俺たちにも金を落とせ!、というマーケティ>>続きを読む
機内サービスで観た、この作品。日本語版はないけれど、画面を見ていたらなんとなく理解は出来ました。ただ、字幕なしでは、英語の聞き取りも理解も困難だった事を告白します。おかしい、子供もターゲットな映画の筈>>続きを読む
自分が、初めて見たスーパーマンの映画作品。当時、劇場で観て、その娯楽作品としての出来の良さに興奮した記憶があります。今でも、僕の中ではスーパーマン最良の作品です。
前作『スーパーマン』の序盤で出て来>>続きを読む
ある種、異様なノリで一世を風靡した『キングスマン』の続編。公開時は『キングスマン』と比較して叩く意見が多かったので観に行かなかったのですが、機内サービスで無料なら観るか、という事で鑑賞開始。
前作『>>続きを読む
え、これがあの『ジュラシックパーク』の続編?
え、監督はスピルバーグなの?
え、音楽はジョン・ウィリアムズ!?
マジかよ…。
とビックリしてしまうくらい、全ての要素が詰まらない、不快感を抱かせる。そ>>続きを読む
パニック映画の金字塔にして、最高傑作。
ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンという二大スターが主演、脇を固める俳優も演技力確かな名優揃い。
二時間半という長尺だが、考え抜かれた展開と、豊かに>>続きを読む
「やっと帰って来たか、アンダーソン君。
君がいなくて寂しかった」
マトリックス三部作の三作目にして完結編。
微妙に手垢のついたディストピアな世界観を、独特の映像センスで傑作に仕立て上げた『>>続きを読む
吹き替えに古谷徹、池田秀一、林原めぐみ、他たくさん。
パワハラ上等な司令官。
エヴァの影響をモロに受けた、ロボットを動作させる為の神経接続システム。
Gガンダムのモビルトレースシステムで動かす超巨大ロ>>続きを読む
『マトリックス』のヒットを受けて、三部作として発表された作品群の二作目。
しかし、『マトリックス』で魅せた表現のキレはなくなり、オタクにありがちな「僕の考えた格好良い設定を見てよ」な映画に成り下がって>>続きを読む
あまりにも有名な、近未来ディストピアアクションSF映画です。その後の映像表現にも影響を与え、もはや一つのスタンダードとなった感があります。
そして、消費され尽くした結果、使い古された感も。表現手法が模>>続きを読む
話題になっているこの作品、観てきました。
「あ、そうなんだ。君、感動したんだ、この映画に。あ、ふーん」
というのが観終わった後の、僕の感想の全てです。
色々あって、部分的にディストピア的な世界となっ>>続きを読む
「ほへ〜、良く出来た自主制作映画だなぁ。…え? これマジもんの映画? ガチで!?」
というような内容でした。こんな作品の制作にお金を出してくれる奇特な人が、世界にはまだいるんだね、と妙なところで感動>>続きを読む
『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』の上映を受けて、「午後のロードショー」でその元ネタにあたる『ジュマンジ』が放送されたので、観てみました。実は、未見だったのですよ(笑)。
うーん、正直、自>>続きを読む
Filmarksの試写会にて鑑賞。
『ウィンストン・チャーチル』。本作は、日本人アーティストの辻一弘氏が特殊メイクを担当しメイクアップ&ヘアスタイリング賞のアカデミー賞を受賞した事で有名になりました>>続きを読む
夢枕貘の長編小説「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」を原作とした、日中合作のこの映画。CMも結構目にしていましたし、テーマ的にも面白そうなので、期待していました。なんと言っても、原作のタイトルが、色々と想像>>続きを読む
毎年、ゴールデンウィーク恒例の「名探偵コナン」の映画。その6作目にあたるのが本作です。
人工知能プログラムによる最新のVRゲームで設定された19世紀ロンドンを舞台に、江戸川コナンとその仲間が、ジャック>>続きを読む
『バーフバリ 伝説誕生』の続編にして、バーフバリ・サーガの完結編。今回も、Radeonを使ってCG作成している模様(笑)。
前作で、インド映画侮り難し、と強い印象を与えてくれた作品ですが、本作でもそ>>続きを読む
映画の定番とも言える、大災害を扱ったディザスタームービー。最近は、以前ほどには見かけなくなりましたが、映画の一ジャンルとして確固たる地位を築いています。その系譜の最新作が、この『ジオストーム』です。>>続きを読む
その後の未来観に大きな影響を与えた、リドリー・スコットのSF映画である本作。何バージョンも作られた作品のうち、最終版として編集されたものが、このファイナル・カット版です。
『ブレードランナー』は、随>>続きを読む
原作小説が出版された際には、スティーブン・キングのホラー小説の集大成、という触れ込みで華々しく宣伝された本作。映画としては、1990年に公開されたもののリメイクになります。
アメリカのとある田舎町で>>続きを読む
「素晴らしい!
全てが間違っている」
ここまで賛否両論が分かれるか?、と驚くくらいに評判が微妙な『スターウォーズ/最後のジェダイ』、観て来ました。
観終わった後の感想としては、「ドラマ性皆無>>続きを読む