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いわゆる「人形つかい」の話だ。
外務省が諸外国に対する何らかの情報収集等のために作成したプログラムが意志を持って逃走し、9課に逃げ込む。
しかし、情報漏えいを恐れた6課は強引に人形を回収するも、9>>続きを読む
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いくらなんでもひどすぎる。
とりあえず津田の伏線くらい回収しろよ。
スペックホルダーを敵対し、消し去ろうとするのにインフルエンザウイルスって。
それで抹殺できるならとっくに殺れてるって。
ひどす>>続きを読む
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まずファティマの第三の予言から。
「マリアの左側の少し高い所に、火の剣を左手に持った一人の天使を見ました。しかしその炎は、マリアが天使に向かって差し伸べておられた右手から発する輝かしい光に触れると消>>続きを読む
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ドラマ版最終話の続きとして描かれる今作は当麻のスペックの謎が解明される。それは左手を通じて任意のスペックホルダーを蘇らせるというもの。
蘇ったスペックホルダーの能力を自在に使用できてノンリスクという>>続きを読む
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映画らしい映画ではある。
マリファナでもやっているかのような不穏で変なテンションで、終始、悲壮感を漂わせている。
測定技師、パートの女、弁護士の実らないそれぞれの恋を追う。
測定技師は妻を通り魔殺>>続きを読む
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ドラマ版と今作見終わるのに全然映画見れなかった…
さて、今回はドラマ版終了に合わせ、当麻の左腕喪失の謎と裏で行われていた一の記憶の書き換え及び最初のSPEC殺人事件を追う物語である。
最初の殺人事>>続きを読む
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雨が降ると便器から死体が顔を覗かせる。
トイレは川に直結しているからだ。
不衛生極まりない。
水上の学校に赴任した問題ありの二人の教師。学校の規則に反対して飛ばされた女教師。その女教師は彼氏が副校長>>続きを読む
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九人の男を誑かし、金を毟り取った女。
彼女は年老いた男に夢を売り、その代償として資産、財産を骨抜きにされる。
色ボケジジイの最期の夢を叶えてあげるのは、確かに分からんでもない。だがやっぱり公正証書取>>続きを読む
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高校時代に行われたイジメの仕返し…
ではない。
これはただの自業自得だ。
変わらない腐った人間性が引き起こした当然の結果だ。身から出たサビ、あるいは因果応報だ。最終的に彼を完膚なきまでに、社会的に>>続きを読む
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ボヤージュは、船で旅するという意味だから、題名は「時の航海」くらいだろう。
過去、現在、未来をどのように表現するのかと思ったが、重要なことは「現在」という考え方だ。
これはあくまで私的な感覚であり>>続きを読む
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頭の悪い若者がブラジルに遊びに行って遭難する話だ。
ブラジルのジャングルの奥地に入り込む男女と老婆は、洞窟を案内するガイドが穴に落ちるところから災難が始まる。
蜘蛛に襲われ、岩に手が挟まり、原住民>>続きを読む
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リアム!適当すぎるだろ!
そしてノエル、最高や。
マスタープランとドントルックバックインアンガーを聴くための2500円だ。
リアムギャラガーが脱退する直前の日本最後のオアシスのライブ。麻薬のやり>>続きを読む
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神を信じるなんていうのは、戯言だということを体現する男。彼は幼い頃、母に虐待されていた。母は姉に酸をかけ、盲目にさせただけでなく、顔を醜く爛れさせた。
その時から、少年は悪魔の子となり、母を刺殺した>>続きを読む
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起こりうるあらゆる可能性の中で、物事は複雑に絡み合い、出会いや別れ、チャンスやアイディアさえも左右される。
この物語が真に呈しているのは、その複雑な出来事の総体が今・現在を作り上げており、自分がそれ>>続きを読む
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ニートが仕事もせんと言い訳ばかりして盗みを繰り返しているようにしか見えない。
彼の持論は、優れた能力を持つ者は軽い犯罪は許されるというもの。
意味不明だ。
要するに彼の言うことは、自分の持つスリ>>続きを読む
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四人の若い男女が立ち上げた広告代理店は、その才能と努力によって最高益に達していた。
そして若い筆頭株主の男は口にする。
人は繋がりを求めている。そして、時間と愛と死を惜しみ、求め、哀しむものだと。そ>>続きを読む
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摩訶不思議な話だ。
二人の男、バイオリン弾きの学生とオジサンは偶然出会った奇妙な男、異星から来たと言う浮浪者のような男は見たこともないような変な道具を持ち、故郷に帰りたいと言う。
ふざけて対応する二>>続きを読む
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妊娠した女を連れ、モヒカン頭で故郷に帰る男。彼は6年ぶりの帰郷だった。
そこで待っていたのは末期癌の父。
カープ好きの母、ぼんやりしている弟、そして陽気な島民。おそらく広島県のどこかの島だろう。>>続きを読む
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樹木希林の演技ここに極まれり。
おそらく、彼女にとってこれ以上の演技はなく、これこそが彼女が描くべき、そしてこれを描くために演技をしていたといっても過言ではない。
どら焼き屋を切り盛りする店長は>>続きを読む
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近代化と共に大量に廃棄されるゴミ。
ゴミの山からハエの化物が誕生し、人々の家からゴミ箱を持ち去る。市民はゴミ箱がなくなったことから市役所に対応を求める。
市役所は会議でその事件がどのようなもので、何>>続きを読む
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まるで芥川龍之介の「藪の中」のように、事実が宙に浮いた状態で、物語の結末だけが相対化される。
つまり、一人の娘の殺人事件だ。
孤独な老人は森を掻き分けグイグイ進むとある一人の少女とある青年に出会う>>続きを読む
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宇宙からやってきたのは非常に優秀な頭脳と技術を持ち合わせた頭の長い宇宙人だ。
これは言うまでもなく不法移民の暗喩で、皮肉にも外国からの移民に過敏に反応する今のアメリカ合衆国大統領と同じような顔の男が>>続きを読む
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妻を失ったカメラマン。
彼はそのショックを深く引きずったまま仕事もほっぽり出してフラフラ一年を過ごす。
一年前のクリスマス、冷え切った二人の関係に終止符を打つため妻は別れを切り出した。沖縄の海を眺め>>続きを読む
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父は事業に失敗し、6500万円の借金を背負い、弟は大学を留年し、兄の妻は子どもを宿す。
そして、母はピンポン玉サイズの脳腫瘍が見つかった。
認知症かと思われた物忘れや勘違いは、悪性リンパ腫による症>>続きを読む
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旦那を山登りで失った女。
ある日、彼女は旦那の遺品を整理していると住所が書かれたメモを見つける。
面白半分に手紙を出すと、辿り着かないはずの手紙は誰かに届き、なんと返信が来る。
実は旦那は元々北海道>>続きを読む
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催眠術によって洗脳し人殺しさせる。
そんな特殊な能力を持つ男は記憶喪失で、自分のことも誰だか分からないと言う。
その男は、ライターの火やコップから溢れた水の動きを見せることで相手の心に入り込み、その>>続きを読む
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ナチス・ドイツによって白ロシアの628の村が人もろとも焼き尽くされた史実とその狂気を描いている。事実は映画よりも残酷で冷淡で凄惨なものだ。
この映画では、不幸にも生き長らえ、その結果最悪の事態に巻き>>続きを読む
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ハワイの水族館で働く男は、世界中からハワイに遊びに来る女を口説いては一夜限りの関係を築いていく。
ある日、その色男が地元の店に行くと現地の女がパンケーキでハウスを作って遊んでいるのを目撃する。
彼>>続きを読む
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記憶は五感に刺激され蓄積されていった出来事を自由に出し入れすることで生じる脳の現象だ。
男はその脳に存在する記憶の源泉に立ち入り、記憶を引き出すというアクセスを拒否する能力を有する。
複数の男女が>>続きを読む
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完璧さを求めることは尋常じゃない。
だがそれでいい。
パリで起こした事件を苦にドラッグと酒に溺れ、大金を借金し、老いさらばえた一人のシェフ。
結局、自身の身の上に起こった悲惨で凄惨な出来事に関す>>続きを読む
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ランボーじゃなく、ランボーズだ。
全然性格の違う二人の少年、境遇は違えど互いに抑圧された環境の中で窮屈な思いをして過ごしていた。
一人は敬虔なクリスチャンとして、娯楽の一切を禁じられた少年。
も>>続きを読む
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悲しみを出来る限り詰め込んだ宝石箱のようだ。
感動できる要素を詰め込めるだけ詰め込んで、焚き付けることで、湯を沸かす。
「母ちゃん」の愛で沸いていった湯船に浸かることで、彼女を愛するすべての人が包み>>続きを読む
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男は夫婦で印刷業を営む。
女はその男の子供3人を連れ、工場にやって来る。金がなければ生活できないと。
男は子供ができない妻をよそに飲み屋で出来た愛人との間に3人もの子供を作っては金を渡して面倒を見>>続きを読む
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広島で産まれた女の子は三兄弟の真ん中。
のんびりした性格で、絵を描けば夢中になり、周りが見えなくなるドジっ子だ。
しかし、些細で何でもないことを幸せに思い暮らしていた。
ある日、お使いに出ると道に迷>>続きを読む
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「覗いてごらん。どうだ、遠くの山が見えるだろ。そうだ。若いときにはすぐ近くに見える。それが未来だ。今度はこっちだ。年を取るとそう見える。全てが遥か遠くに見える。それが過去だ。」
彼らは気づいていない>>続きを読む