ななこっこさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ななこっこ

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アオラレ(2020年製作の映画)

3.5

面白かった!運転する時はイライラしないように気をつけようと思える映画だった。
ただかなりの割合でラッセルクロウが悪いのに、執念深いというか逆恨みがすごくて、怖い。ストーリーにはツッコミどころしかない。

前科者(2022年製作の映画)

4.2

激重なストーリーで好みの映画でした。
保護司という職業を全然知らなかったけど、自分の過去を乗り越えて罪を犯した人に対して無償で懸命に寄り添う佳代が聖母すぎて心打たれた。
ただ十字架を背負う事になった加
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星の子(2020年製作の映画)

3.0

いまいち入り込めず。透明感すごすぎる芦田愛菜はよかった。イカゲームのジャージ来て頭に温泉タオル載せてるのがシュールすぎる原田知世。ちひろの両親みたいに宗教を自分の意志に反して強要してくるのは違うと思う>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.7

発想が斬新すぎてめちゃくちゃ入り込んで見てしまった〜!面白かった!
「大人になったら歌うからね」っていうマドックスとか、珊瑚が爪や髪と同じように死んだ生き物だから体が磁力から守られるとか、ウェルカムド
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プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

3.7

音楽がポップだし、色合いも可愛くて見やすい。だけどメッセージは結構重めの復讐劇でした。
同意なき性行為にはどんな罰が待っているか?を見にしみて感じられる。

日本は男尊女卑の国だと思っていたけど、それ
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.5

素晴らしい映画だった。映画による芸術作品。クセになる面白さとこだわりの強さを感じさせる。物語の舞台が1890年代だからモノクロで全編作られていて、初期の写真のようなビンテージ感を出しながら、映像は綺麗>>続きを読む

女子高生に殺されたい(2022年製作の映画)

2.9

「殺したい」ではなく、「殺されたい」という変態ぶり。田中圭はいい感じに気持ち悪くてサイコパスな、だけど爽やかな先生役がハマってた。
南沙良めちゃくちゃかわいい!河合優美もクセ強くて良かったな。りこりこ
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ヴァニタス(2016年製作の映画)

3.2

佐々木インマイマインの内山監督だったから観てみた。音もナレーションもほぼない自然体な映画。学校では一緒にいても、プライベートな事はよくわからない4人。みんなそれぞれの事情があって複雑。最初と最後で4人>>続きを読む

さがす(2022年製作の映画)

3.5

気になっていた作品がprimeに追加されて、早速観てみた。はるヲうるひとで怖いイメージがあって、もっと悪い感じの佐藤二朗を想像してたけど終始ボーッとした顔のお父さんですごい演技だった。
清水尋也もあん
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

3.6

なんとも言えない良さのある作品。
東京で俳優を目ざすも、鳴かず飛ばずの生活を送っている悠ニはある時同級生の佐々木を思い出して、過去の後悔と気持ちと共に自分のアイデンティティを取り戻す。
藤原季節って空
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砕け散るところを見せてあげる(2021年製作の映画)

3.5

青春ラブストーリー、SF、サスペンスといろんな要素が楽しめる映画。いじめを助けるところからここまで発展できるとは思わなかった。すごい映画。初めから終わりまでよく分からない緊張感があって目が離せずあっと>>続きを読む

凶悪(2013年製作の映画)

3.5

死刑にいたる病の観賞後、白石和彌監督の過去作を観てみようと思って観てみた一作。先に死刑にいたる病を観ていたせいかそこまで怖くはなかった。

ピエール瀧の分かりやすい悪人さと、リリーフランキーのじわじわ
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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

直木賞も受賞したことのある元小説家の津田伸一が、自分の体験した話をもとにした小説がどう展開できるか?を検証していくサスペンス。どうやってストーリーが進むのか予想がつかず結構のめり込める。あまり評判がよ>>続きを読む

死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

すごいものを観てしまったなという感想。
阿部サダヲの晴れときどき殺人鬼、というフレーズが妙にハマっていた役だった。
とにかく目が怖い!魚が死んだような光のない目で見つめられた時の破壊力よ。
こんな演技
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ブラックフィッシュ(2013年製作の映画)

4.0

シリアスな映像のドキュメンタリー。水族館のシャチがショーの最中に調教師を襲った事件から、シャチの生態について、水族館での管理や調教の仕方などの真実に迫る。世界には50頭のシャチが飼育されてるらしく、そ>>続きを読む

バブル(2022年製作の映画)

2.7

絵がとっても綺麗。新海誠風味の作画に、人魚姫×天気の子を掛け合わせたようなストーリー。ちょっと見飽きた感があるかも。純粋にラストシーンの「ヒビキに出会えたから、私になれた」ってセリフには涙が出た。

崖の上のポニョ(2008年製作の映画)

4.0

観ると優しい気持ちになれる映画。金ローで初めて観たけどポニョが本当に可愛い。
宗介も優しくて、お母さんのリサの影響なのか、精神年齢が高めで守ってあげなきゃ!って気持ちが強い。
あとは絵のタッチが手書き
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健太郎さん(2019年製作の映画)

3.0

開始10秒でわかる不気味さ。サクッと怖い気分を味わうにはぴったりの作品。人が食事してるシーン見るのにあんなに嫌悪感抱くとは。画面も良い感じに暗くて雰囲気出てた。お父さんの演技が気になる。

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密(2022年製作の映画)

4.0

シリーズ3作目。何とも言えないけど心によく効く尊さがあった。良すぎた。
ダンブルドアとグリンデルバルドの関係性も掘り下げられていて良かった。クリーデンスがダンブルドアの血を引く存在っていう最大の謎も説
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仄暗い水の底から(2001年製作の映画)

2.7

ホラーと言いながらあんまり怖くない。水をテーマにした、日本のホラーらしいじめっとした印象はある。
マンションの屋上のタンクが内側からガン!ってなったシーンで特に興醒めした。

黒木瞳は人としては弱いの
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E.T.(1982年製作の映画)

3.6

子供の頃から大好きな映画。ETがとにかくかわいい。宇宙から来た謎の生物って、40年前の映画としては夢のような映画だったんじゃないかなと思う。

裏テーマとしては、スピルバーグ監督が他の作品でも題材とし
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

90年代ってやっぱり最高の時代。色褪せた画面、当時の音楽、ファッション、街並み。懐かしい気持ちになるエモい作品でまるで長いPVを観ているかのような気持ちになった。系統としてはsummer of 85と>>続きを読む

グッバイ、リチャード!(2018年製作の映画)

3.6

人はいつか死ぬもの。その事を忘れて生きている時があるけど、やっぱり生きているうちに自分のやりたい事をやって、周りの人に感謝をして生きたい。ヒューマンドラマのジョニーデップもイケオジすぎて好き。

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

3回くらい予想を裏切られる展開。後半の盛り上がりからクライマックスまで畳み掛ける感じが面白かった。全て手のひらで転がされてたのか、ってなる。

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.2

その人を見ただけで過去や未来が分かる能力を持つFBIの警官と、同じ能力を持つ犯人の頭脳戦。設定が面白いと思ってドキドキしながら観ることができて見応えあり。
アンソニーホプキンスの哀愁漂う演技も良かった
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ドアロック(2018年製作の映画)

3.5

ホラーじゃないのにめちゃくちゃ怖かった。微グロ。韓国のマンションってカギが基本パスコード式だからセキュリティが心配な気がする。そして観終わった後思わずベッドの下見ちゃう。

明け方の若者たち(2021年製作の映画)

3.6

世界観はエモくて今風な感じ。人生のマジックアワーって言葉が刺さりすぎた。そんなわたしも人生の次のステージ突入しちゃってるのかなあ、とぽつりと思ったり。
不倫にはやっぱり全く感情移入出来なかったけど、北
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃ面白かった!リアルな殺戮シーンがあってホラーというよりアクションなのに、怖さを煽る演出がうまい。
完璧なヒーローとは言えないし人を殺しまくってるはずなのに、やっぱりどうしてもおじいさんを応
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桜のような僕の恋人(2022年製作の映画)

3.8

とても泣ける。桜が咲いてきたちょうどなタイミングで観られてよかった。
病気が進行していく過程が目に見えて分かるのってとてもしんどい。悲しい。
やりたいことを全部諦めなくてはならない、一緒にいたいのにあ
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ひまわり(1970年製作の映画)

4.1

満開のひまわり畑が印象的。泣かずにはいられない作品。ウクライナで撮影されたらしい。ひまわりがウクライナの国花だということも初めて知った。
あんな綺麗な場所を戦争で傷つけないでほしいなとまず思った。
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

3.2

現実とミュージカルの切り替えがエキサイティング。時計の針が止まって欲しい感覚、30歳になりたくない、周りとの対比などアラサーとしてはとても共感できる作品。

個人的には最近観たサイレンスで司祭の役をや
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パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

3.5

強さとは何なのか、考えさせられた。
フィルとピーターが打ち解けた辺りで、ピーターが父の生前、強くて冷たいと言われた、というくだりがラストで回収されてすっきり。確かにめちゃくちゃ強い。
想像とは全く違う
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.4

最初に現時点での生活が出てきて、そこから過去に遡っていく形のストーリー展開。
クリープハイプの「ナイトオンザプラネット」を映画にしたような感じ。
タクシー運転手の伊藤沙莉がかわいい。
ちょい役も含めて
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私の帰る場所(2021年製作の映画)

3.5

生々しい辛い。働くと却って家賃の補助が打ち切られて貧乏になると言ってる人がいたけどわかりすぎる。市内にシェルターができたら治安が悪くなるのもわかる。
ドキュメンタリーとして、もう少し個々の人の背景に迫
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.5

遠藤周作の「沈黙」をマーティンスコセッシ監督が映画化した本作。祈りを捧げたり、告悔を聞いてくれたり、人間を救う存在である一方で、どんな時でも沈黙している存在、というテーマ。

公開当初に映画館で観て感
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.2

全編を通して胸糞な映画。中盤でタイトルが出てくるの「空白」の時と同じ。森田剛の何考えてるかよく分からない殺人鬼役はとても良かった。怖かったけど。
岡田と安藤、岡田と森田の友情の対比ってことなのかしら。
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