ヒラリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 38ページ目

クイーン 旅立つわたしのハネムーン(2014年製作の映画)

3.7

結婚式を翌日に控えたラニに突き付けられた婚約破棄
あまりに一方的な言い分に頃場を失い、絶望する。
インドに住む女性として縋るしかなかった結婚がなくなるも単身新婚旅行に選んだ憧れの地に行くラニのロードム
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飢餓海峡(1965年製作の映画)

3.7

台風が進路を変えて北海道へ
質屋で強盗殺人事件発生、津軽海峡では連絡船の転覆、救出作業の為多数の船が海に出た。
乗客数と遺体数が合わない、引き取りに来ない二人の男の遺体、額の傷、返ってこない1隻の船
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ユキとニナ(2009年製作の映画)

3.5

日本人の母とフランス人の父とパリで暮らすユキ
ある日別れて、日本で暮らすことを告げられる。
仲良しのニナと離れたくない、パリに残りたい。
その為に愛の妖精からの手紙や家出やら色々作戦を立てる二人。
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パレスチナ1948・NAKBA(ナクバ)(2008年製作の映画)

3.4

知らない事だらけで出てきたことの2割も咀嚼出来てない気がする…
ユダヤ人=戦時中迫害され沢山命を落としたというイメージが強過ぎて
第二次世界大戦後、ユダヤ人がイスラエル人を追い出しパレスチナを建国した
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熱き夜の疼き/クラッシュ・バイ・ナイト(1952年製作の映画)

3.7

特集:フィルムノワールの世界
故郷の港町に戻り結婚したジェリー、漁師の夫ジェリーと子供にも恵まれる。
ジェリーの親友アールが離婚し定職もつかずふらふら、家に居つく。
働きに出る間、家にいるアールと一線
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三姉妹 〜雲南の子(2012年製作の映画)

3.6

死霊魂チャレンジ前にワンビン監督チャレンジ
中国雲南省の山中にある村
母は出て行き、父は出稼ぎ、10歳6歳4歳の三姉妹
普通なら学校に行ったり、お洒落したり、友達と遊んだりのところを本当に閉鎖的な関係
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演劇2(2012年製作の映画)

3.6

演劇1から続けての鑑賞
本作はロボットと演劇、フランス公演、金と劇団の存続に重きを置いている。
ロボットとの演劇って初めて聞いた。
予め決められたセリフを決めたスピードで話すロボットとの掛け合い
なん
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演劇1(2012年製作の映画)

3.7

演劇は苦手なのでほぼ観に行くことがありません。好きなのも声優だし。
本作は正しく観察。監督の存在観がない。いい意味で。
演劇というものの枠組みから何から、少し離れたところから見るとすごく面白い。
今ま
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リサと悪魔(1973年製作の映画)

3.5


夏のホラー秘宝祭
観光中に一人ルートから外れ訪れた骨董品店
壁画の悪魔と禿のおじさんがだぶり(似てるかどうかは…)気味悪くなり店を出るも元居た観光地が分からない。人通りもない。
やっと通った男が先程
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香港画(2020年製作の映画)

3.6

門真国際映画祭
数年前までよく行っていた香港
国家安全維持法のデモをニュース等で見てこんなバカな事が罷り通ってしまうのか、と思った。
香港の人は中国人と言われるのを嫌う。彼等のプライドも歴史を見れば理
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呪いの館(1966年製作の映画)

3.6

夏のホラー秘宝祭
結局仕事休み取って行った。
正直なところ、ちょっと期待し過ぎたな…
死にたくないと抗いつつ上階から歩みを進める女性、落下
気味の悪い事件、呪われた屋敷、怯える住民、謎の少女
目をつけ
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ユメノ銀河(1997年製作の映画)

3.5

前に観た鏡心に比べたらめちゃくちゃ見やすいわ…

車掌のトミ子は仕事に飽き飽きしていた。
東京で車掌をしていた友人も事故で亡くしていたところ、亡くなった彼女から手紙が届く。
ある男と婚約した車掌が次々
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花と兵隊(2009年製作の映画)

3.8

日本人のわすれものに近い内容なのかと思い本作を鑑賞。
タイ・ビルマ国境付近で敗戦し、祖国に帰らなかった6人の日本兵
何故彼等は日本に帰らず異国の地に根を張ったのか、というドキュメンタリー
日本人のわす
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7s セブンス(2015年製作の映画)

1.7

藤井監督の初期短編集(vol.1)は割と今の作風に通ずるものがあって、今回もなんやかんやいけるやろって思ったら私の苦手が詰め込まれていた…。
最近シネコンの作品もチェックしてないし、普通の人よりは自主
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血みどろの入江(1970年製作の映画)

3.9

夏のホラー秘宝祭
8月はこれを楽しみに働いてたので月曜札止めで見れなかった時は絶望した…
13日の金曜日の元になったとか何とか…見てないので似通った点はよくわからん。
そして満を持してのマリオバーヴァ
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avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

3.7

出版社で働くミツコはフリーカメラマンのタモツがモデルのマリと浮気をしていると思い込み三行半叩きつける。
行き場を失ったタモツはマリの元へ
不倫してると言ってたマリだが本当はミツコが仕事を一緒にしている
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ようこそ、革命シネマへ/木々について語ること ~ トーキング・アバウト・ツリーズ(2019年製作の映画)

2.9

シネヌーヴォ、シネマート支配人トーク付回
事前情報全く入れてなかったから正直思ってた映画と全然違った。
映画は発禁処分となったスーダンで地域の人々に映画を、映画館をと立ち上がった元映画人の4人の御爺さ
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トリコロール/赤の愛(1994年製作の映画)

3.8

トリコロールの赤 博愛をテーマとした人間ドラマ
大学生モデルのヴァランティーブは車で犬を轢いてしまい、首輪にある住所を頼りに飼い主である元判事 ジョゼフを訪ねるも受け取り拒否
後日再訪した際彼が近隣住
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トリコロール/白の愛(1994年製作の映画)

3.7

トリコロールの白 平等をテーマとした人間ドラマ
フランス人妻のドミニクから性生活の不満を理由に離婚を切り出されたポーランド人のカロル
一方的に捨てられ、放火をでっちあげられた上、妻は新しい男連れ込み、
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トリコロール/青の愛(1993年製作の映画)

3.7

やっと手を付けたトリコロール3部作…
トリコロールの青 自由をテーマとして愛の喪失と再生の話
自動車事故で作曲家の夫と娘を失ったジュリー
病室を出て窓ガラスを割って騒ぎを起こした隙に薬の大量摂取を試み
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太陽の塔(2018年製作の映画)

3.2

昨日いのちの輝きくんが発表されたのでこの機会に観ねばと。
1970年の大阪万博のシンボルとして建てられた太陽の塔
去年の太陽の塔展がすごく良くて3回位見に行ったし、先月映画館行く時にモノレールから太陽
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サムライ(1967年製作の映画)

3.3

サムライ?フランス映画で?って感じだったけど日本人は出てこないし、侍も出てこない。
あくまで侍を思わせる暗殺者の話。でもなんかタイトルしっくりこんな。
恋人にアリバイを頼み、仕事に出掛ける男
依頼通り
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武士道残酷物語(1963年製作の映画)

4.1

観たかった映画が売り切れて観れなかった悲しみを昇華すべく、今すぐお前を殺す!みたいな映画だと推測して選んだら思ってたのと全然違った…
婚約者が自殺をはかり病院に運び込まれたとの報せを受けた飯倉
彼は以
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自画像(1988年製作の映画)

2.0

手塚治虫 実験アニメ作品集
13.自画像
最後の実験アニメ、ここまでなんだかんだで長かった…
手塚先生の顔合わせスロットマシーン
秒で揃った。

村正(1987年製作の映画)

3.1

手塚治虫 実験アニメ作品集
11.村正
妖刀村正を手に取った男は藁人形を見ると斬りかかってしまう。
そしてその藁人形が倒れると人間に変わってしまう。
次々と斬って斬って斬りまくる。憑りつかれたように。
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怪猫トルコ風呂(1975年製作の映画)

3.1

谷ナオミ目当てで行ったら主演は谷ナオミじゃなかったでござる…

赤線最後の日
行き場を失った女達の為、トルコ風呂に転向するも仕事を辞める谷ナオミ
客と一緒になるも、どうやらこの男怪しい。
てか今まで見
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海と毒薬(1986年製作の映画)

3.5

第二次世界大戦中に行われた人体実験に基づくドラマ
世界のKEN WATANABE、めっちゃ若い。
看護婦長の岸田今日子、嵌り過ぎてるわ~~~~~
手術したら治る、と言っておきながらの医療ミス
慌てふた
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エド・ウッド(1994年製作の映画)

3.4

やっと見た~~~~~~~
一番有名な死霊の盆踊り未見、グレンとグレンダ、プラン9フロムアウタースペースの2本しか見れてない。
本作はプラン9までのエドウッドの伝記ドラマだから結果的にラッキーだった。
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脅迫(おどし)(1966年製作の映画)

3.8

この前の東映逃してしもて…
深作欣二お初でしてん。
連日新聞を賑わす脱獄囚2名
子を誘拐し、広告代理店営業部長の三沢(三國連太郎)宅に上がり込む。
おっこれはファニーゲームに近いアレか?!って思ったけ
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二・二六事件 脱出(1962年製作の映画)

3.6

\ニュー東映/ 初めて見た。
青年将校率いる皇道派一隊が首相官邸を襲撃した二・二六事件を基にした本作
右翼が~左翼が~と言っても今はこういった事件も起きてないからこれが実行に移される世の中って恐ろしい
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5TO9(2015年製作の映画)

2.8

中国、シンガポール、日本、タイの4か国
ワールドカップ決勝戦の夜と男女
中国
繊維工場で働く男と売春女
正直この女がおばさんにしか見えなくて、こんな執着して追いかける理由もよく分からず…
シンガポール
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犬猿(2017年製作の映画)

3.1

ムショ帰りの兄、堅実に働く弟
仕事が出来てしっかり者の姉、ダメだけど容姿だけは良い妹
私はどこまでも江上(姉)似(仕事は出来ません)(見た目と性格)だし、うちの弟は新井(兄)にかなり近い。性格とかまん
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PUSH おす(1987年製作の映画)

3.5

手塚治虫 実験アニメ作品集
10.プッシュ
ボロボロの水筒、自販機に入れると新品に。
ボロボロの服にブーツ、自販機に入れるとピカピカの一張羅に。
ボロボロの車、ボタン一つで宙に浮くスーパーカーに。
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おんぼろフィルム(1985年製作の映画)

3.5

手塚治虫 実験アニメ作品集
9.おんぼろフィルム
ボロボロのフィルム映像
ここまでの映像ってあんまり当たらんけど(たまにフィルム丸ごとないとか音声ないから黒地に白文字の説明字幕の映画に当たる事)なんと
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JUMPING(1984年製作の映画)

3.7

手塚治虫 実験アニメ作品集
8.ジャンピング
自分から見た世界
道路の真ん中を歩いてて真正面から突然車が
轢かれる!と思いきやその車を飛び越える。
それから跳ねて跳ねて撥ねて
街から海へ、船へ、島へ、
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