あさとさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.9

今が旬の成田凌と清原果耶2人が主演の、予備校講師とその生徒が普通について考えドタバタする映画。最初はラブコメっぽい感じで中身があるように思えなかったけど、最終的には割と深いところまで切り込んでいて見終>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

5.0

伝令を任され敵の潜む戦地へと立ち向かう兵士の姿を描いた戦争映画。Amazonプライムの配信があと5日で終わるからという理由で見たんだけど、とても素晴らしい映画だった。

この映画で話題となってたのはワ
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.7

認知症のお爺さんの目線から描いた奇妙な世界を映した映画。カテゴリーはドラマとなっているけど、恐怖を感じる出来事が起こりすぎてホラーのような感じ。

最初は静かな流れだなーとか思ってダラッと見てたけど、
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ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

3.0

アベンジャーズの一員、ナターシャの過去を描いたMARVEL映画。自分としてはアベンジャーズ・エンドゲーム以来のMARVEL映画で期待してたとこもあったんだけど、個人的には微妙な感じ。

持論になるけど
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チェブラーシカ(2010年製作の映画)

3.6

ロシアの国民的キャラクター、チェブラーシカを主人公としたストップモーションアニメ。

ロシア映画のつもりで見たので、見終わってからこの映画がほぼ日本人スタッフで作られたと知ったときは肩透かし感があった
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.8

いわゆるモブキャラを主人公とした、ゲームの世界と現実世界の2つで進む冒険的なドキドキワクワクストーリー。

これはシンプルに面白かった!バーチャル感のある映像、魅力的な登場人物、ところどころあるギャグ
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

2.8

ロマン・ポランスキー監督、ジャック・ニコルソン主演のフィルム・ノワール映画。チャイナタウンという題名だが、舞台はロサンゼルスで1970年代のアメリカを色濃く反映してるような印象を受けた。

ストーリー
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メッセージ(2016年製作の映画)

3.7

DUNEなどで有名なドゥニ・ヴィルヌーブ監督のSF映画。

得体の知れない宇宙人と交信する、という内容で現代版「未知との遭遇」という印象を受けた。全体的にスローなテンポで進んでいくけど、どこか緊張感が
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山の郵便配達(1999年製作の映画)

3.6

山を乗り越え郵便物を運ぶ親子の郵便物配達人を描いた中国映画。ずっと見たかったのでU-NEXTで見つけたときはU-NEXTやるじゃんと思った。

内容としては、褪せた感じの色彩、雄大な自然、人情味のある
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.4

日本でも連続ドラマでリメイクされた、警察学校の学生2人による韓国のクライムサスペンス映画。

そんなに期待してなかったけど、かなり面白かった!序盤の警察学校の導入のところもよかったし、日常シーンばかり
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アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.3

かつて社会現象を巻き起こしたディズニー映画。子供の世話をしながら金曜ロードショーで2回目の鑑賞。

歌は素晴らしかったし、ディズニーらしい躍動感のある映像はよかった。よくなかったところでいうと、ストー
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帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

3.5

ヒトラーが現代に現れて人々の心を動かしていくドイツのブラックコメディ。Amazonプライムでもうすぐ配信終了だったので鑑賞。

ヒトラー役の人の毅然とした感じの演技がよくて、ヒトラーのカリスマ性はよく
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ソング・オブ・ザ・シー 海のうた(2014年製作の映画)

4.1

アイルランドのアニメーション映画。奇妙かつ可愛らしい絵柄で、日本映画やアメリカ映画とは違った異国感が感じられた。

独特な映像だったけど、ストーリーの方はわかりやすかった。切ない要素が多かったから明る
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ガンジー(1982年製作の映画)

3.9

1983年のアカデミー賞8部門を受賞した、インド独立の父、ガンジーの生涯を描いた伝記映画。

ガンジーが非暴力・不服従をモットーに様々な困難に立ち向かい、インド独立を推し進めていく様子が描かれており、
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くれなずめ(2021年製作の映画)

2.7

成田凌、高良健吾、若葉竜也、藤原季節などなど実力派の映画俳優がそろったカテゴライズ不能な映画。

オープニングの結婚式場のところでグダグダ喋ってる感じの雰囲気が好きでこれはスコア3.0は固いなと思った
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.3

自主製作映画の先駆けとされ、CMディレクターとしても活動した大林宣彦監督のデビュー作。

前半は昭和の青春映画って感じで退屈だったけど、後半から急にエログロ要素が増えてホラーになった。といっても生々し
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THE CROSSING ~香港と大陸をまたぐ少女~(2018年製作の映画)

4.7

中国の深圳に住み、香港へ越境通学してる高校生がスマホ密輸という闇の世界に手を出して裏世界に染まっていく様子を描いた青春映画。

これは俺の好みだった。瑞々しくて、危なっかしくて、どこか孤独感のある映像
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.8

イケイケな若者達が集まるプールが何者かの手によって刃物を仕掛けられ地獄絵図に・・・という青春ホラー映画。

ジャケットを見かけてからなんとなく気になってたんだけど、ジャケット通りな感じの映画だった。終
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ヘイル、シーザー!(2016年製作の映画)

3.2

映画制作の裏側を描いたコーエン兄弟のドタバタ映画。中世のアンティークな雰囲気と豪華キャストで映像面の充実度はあったけど、肝心のストーリーがなんとも言えない感じ。

劇中劇やミュージカルシーン、共産主義
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メトロポリス(1927年製作の映画)

3.8

1926年に制作された古典ディストピア映画。大掛かりなセット、たくさんのエキストラ、労働者vs支配者のストーリー、などなどで圧倒された。サイレント映画だし映像も古かったけど、ストーリーは現代に通じるも>>続きを読む

暗殺教室(2015年製作の映画)

3.7

今日で28歳になったので、同じ28歳の山田涼介と菅田将暉が出演してるこちらをレビュー。週刊少年ジャンプの人気マンガを映画化したもので、奇妙な生命体と落ちこぼれ高校生達の日常(?)を描いた感じ。

自分
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シンデレラ(2021年製作の映画)

4.1

アマゾン制作版のシンデレラ。昔たまに聞いてた女性シンガーのカミラ・カベロが主演ということで見てみた。

賛否両論あるみたいだけど、個人的には面白かった。オープニングのミュージカルシーンから心を掴まれ、
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太陽を盗んだ男(1979年製作の映画)

4.3

原爆を作り出した中学教師が繰り広げる大迫力のアクション映画。まずこの時代の邦画でよくこんな映画が撮れたな、と思うほどのスケールの大きな映像で圧倒された。冒頭の国会議事堂のシーンなんかはよく許可が降りた>>続きを読む

きみに読む物語(2004年製作の映画)

3.0

恋愛映画の名作と言われているということで期待値を上げて見たけど、自分にはあまり響かなかった。

主演の2人の行動や考え方に共感できるところがあまりなくて、感情を揺さぶられなかったことが響かなかった理由
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キャスパー(1995年製作の映画)

2.9

お化けのキャスパーと冴えない女の子とのドタバタドラマ。ゴーストバスターズみたいなゆるい空気感で、キッズ向けに作った感じだった。とはいえ特殊効果を使ったお化けのビジュアルや、当時のアメリカのアンティーク>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

4.2

阿部寛や北村一輝演じるローマ人達と日本の平たい顔族が織り成すお風呂コメディ。これは面白かった!阿部寛の彫りの深い真顔とコメディ部分がなんとも言えない雰囲気を醸し出していて楽しめた。声出して笑ったとまで>>続きを読む

ディア・ドクター(2009年製作の映画)

3.6

「ゆれる」や「すばらしき世界」の西川美和監督が送る田舎で起こる物語。医者の失踪事件かと思いきや、途中からある秘密が明かされ物語の風向きが変わってくる。

西川美和監督らしい人間の描き方で、人情のような
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

3.7

「ミッドサマー」の元ネタと言われているイギリス映画。

孤島に送り込まれた主人公に巻き起こる不可思議な出来事を描いた映画で、怖いというよりは奇妙な感じ。常識も通じない独自の風習をもった民族のじわじわと
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エコール(2004年製作の映画)

2.3

閉ざされた場所で過ごす少女達を映したフランス映画。

演出は最小限に抑えられたような感じで淡々としていたし、ストーリーはあるようでないので、エンタメ性に欠けていて割と退屈だった。少女達の官能的なシーン
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

3.9

ジェイソン・ステイサムが巨大なサメとバトルを繰り広げるサメ映画。サメ映画と言えども痛々しいシーンはあまりなく、スタイリッシュで家族で見れそうな感じさえした。

舞台が上海でヒロインも中国人と国際色豊か
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ブッダ・マウンテン 〜希望と祈りの旅(2010年製作の映画)

3.8

中国が誇る大女優ファン・ビンビンと台湾が誇る大俳優チェン・ボーリンが共演したヒューマンドラマ。完全にキャストに惹かれて鑑賞。

このリー・ユーという監督は「ロストイン北京」という映画で最悪な気分になっ
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ザ・エージェント(1996年製作の映画)

3.6

ドン底の憂き目にあったエージェントが希望を捨てずに奮闘するヒューマンドラマ的な映画。

この映画はなんといってもトム・クルーズに尽きる。オーバーアクト気味だけど、キラキラ眩しくてカッコいいトム・クルー
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.0

今もなお人気な今敏監督の遺作SFアニメーション映画。ストーリーとしては難解。ぶっ飛んでて整合性が取れてない気もするけど、どことなく和風で深い感じもあった。

世界観が確立してるのはすごいけど、小難しい
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

3.5

ジュラシックパークシリーズ第2弾。金曜ロードショーで子供のとき以来の鑑賞。

1作目が恐竜愛に溢れた名作だったのに対し、こちらがよくあるパニック映画っぽくなったため評価が低いようだけれども、俺個人とし
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台風家族(2019年製作の映画)

3.2

お騒がせ家族のブラックコメディ的な映画。豪華キャストだけどキャストに惹かれたのではなく、監督の市井昌秀という方がお笑いコンビ髭男爵の元メンバーというのに惹かれて見てみた。

内容の方はブラックさを押し
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ローマの休日(1953年製作の映画)

4.1

天真爛漫な王女と一介の新聞記者の、ローマで過ごした日々を描いた映画。

これはもう言わずと知れた名作だよね。オードリー・ヘップバーンの魅力がこれでもかというほどに込められていて、誰もが見とれることだろ
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