roofbalconyさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

3.8

この主人公に似た男を知っている。彼はどうしているだろうか。この映画を観たと思うが、彼なら「己を信じて突き進めばいつか夢は叶う!」と元気をもらっていたかもしれない。それもいいがしかし。
もっとドタバタ
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ワイルドカード(2014年製作の映画)

3.1

序盤は小気味良い用心棒もの。銃を使わない凄腕。おなじみ元特殊部隊ステイサム。
が、中盤から急にブラックジャックでツキまくる別の映画みたいな変な展開に。
50万ドル稼いでギャンブルを断ち切りラスベガス
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キスキス,バンバン(2005年製作の映画)

3.8


シェーン・ブラック監督デビュー作
RDJ復活の狼煙としても名高い。やっと観た。面白い。
「ナイスガイズ」の原型。主人公がダメ男で話に関係なく大怪我するとか時々異次元レベルのギャグが挿まれるとか序
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.0

お見事というしかない。
「クローバーフィールド」を観た後、半日臥せってしまったほど手持ちカメラ映像に酔いやすい自分としてはアバンの37分が辛かった。この手持ちカメラ映像が映画のキモであり、これが酔わな
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カウボーイ&エイリアン(2011年製作の映画)

3.2

コルト1860とブレスレット・ウェポン!道具立ては面白そうだし期待したのだけれど、、弱点多し。これがB級ならまぁいいか!なんだけど、一流スタッフ&俳優陣なのにこれではズイマじゃありませんか。
ロジッ
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ラストベガス(2013年製作の映画)

4.5

デ・ニーロがやもめになった途端暴走する「ダーティ・グランパ」を先に観たせいでちょいと不安だったがこちらは誠実な着地でよかった。
4人のアイドル、ソフィーが長じてからの姿は写真の中に小さくしか見られな
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

「イカとクジラ」に砂糖をたっぷり加味したような、、と言うと悪意ある例えになるか。
ジェニファー・コネリーが母親役とは隔世の感。。娘役リリー・コリンズは「ラビリンス」の頃のコネリーに似ていてとてもいい
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ハミングバード(2013年製作の映画)

4.0

原題: Hummingbird、米題: Redemption
いつものステイサム映画もいいが、期せずして好みの映画に出会ってしまった。
硬質で心憂いバイオレンス映画。 相反する要素の対比がいい。
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モンスター上司(2011年製作の映画)

3.2

バカコメディが見たいと何気なく見始めたら主演級の大物俳優がアホな脇役で次々に出てきて酷い事をしたりされたりでそこが一番面白かった。
中~上流の人々の暮らしが背景になるせいか妙に画や編集がきれいという
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フローズン・タイム(2006年製作の映画)

4.0

エロ?と思って観始めたら面白くていい映画でした。
不純な動機で観てすんません。
途中、「気まぐれオレンジロード」かな?と思ったり。
ラスト、「さくらの唄」かな?と思うような出来過ぎ感もありはする
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バトルフロント(2013年製作の映画)

3.2

製作・脚本スタローン。自分用(ランボー5!)に企画したらしい。まぁ原作物だけど。。
娘に危機が迫るって事でちょっと紋切型なアクションスリラーではある。 横からいろんな田舎の悪者が出てくるが、堪え性の
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

こうした題材の映画やドラマでは大概被害者は脱出or解放され犯罪者に罰が下され幕が下りる。 しかし実際はその後に被害者の辿る道が必ずしも緩やかであるとは限らない。
そこを描いた映画は他にもあるが本作は
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

面白い。んがしかし。
因果律に拠らず、悪人に確固たる罰が下されず、主人公が人倫的成長を遂げず、むしろ悪魔的なメンターと同化していく、寓話化されていない結末の凄味。
それゆえ何を受け取り何を拒絶すべきか
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レッド・ドーン(2012年製作の映画)

2.7

「若き勇者たち」のリメイクという事でずっと気になっていてようやく鑑賞。
結果、自分がオリジナルの"ウルヴァリンズ"を結構好きである事を再認識してしまった。
荒唐無稽な基本設定を知って突っ込むだけならと
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.7

これが三池崇史監督作だったなら、ラストで少女が本物の魔法少女として覚醒し、敵をやっつけて拍手喝采だっただろうに・・・。

それはさておき、好みが分かれる贅沢嗜好品といった印象。
好きなタイプの映画で
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キラー・エリート(2011年製作の映画)

3.5

実話(作者の実体験に基づく)であるらしい。ほんまですか。
オリジナルのアクション映画ならこれでよかったとは思うが、原作は一部でフォーサイスと比較されるほどの高評価。だとすれば、この映画化はどうだった
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.1

デ・ニーロかアン・ハサウェイのどちらかが振り回されてあたふたする映画かとぼんやり予想していたが違った。
ホッと一息つける劇中のあのスープのようなやさしい映画。
誠実・理解・平穏・寛容。理想化された
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ファミリー・ツリー(2011年製作の映画)

3.8

個人的アレクサンダー・ペイン強化月間第4弾
主人公=クルーニーの人柄、安定感が大きく作用していて悲劇が大半なのに心地いい映画。
出てくる人々の印象が、最悪から段々に良くなっていくのがいい。 見せ方
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22ジャンプストリート(2014年製作の映画)

4.0

「21」に続き間違いない面白さ。笑うしかない。
前作の教師が唐突にジョナ・ヒルのモノマネをする件で異常にツボに嵌まった。
トリップシーンは前作の方がよかったかな。
エンディングはずいぶんと弾けたが続編
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エージェント・ウルトラ(2015年製作の映画)

3.4

舐めてたアイゼンバーグが洗脳殺戮マシーン映画。
クリステン・スチュワート、「アドベンチャーランドへようこそ」でのカップル再び。美形。「パニック・ルーム」の時12歳で既に大人顔で成長したらどうなるんだ
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メカニック(2011年製作の映画)

3.5

ブロンソンのオリジナルから観たかったがやむなくこちらを先に。
ステイサムは相変わらずのステイサム。
D・サザーランドの存在感がよい。もっと見ていたかったがまあそれは。
ベン・フォスター。「3時1
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サイドウェイ(2004年製作の映画)

3.5

ペイン監督作。アカデミー脚色賞、俳優陣も賞レースなどで高評価。
主演のジアマッティは「アメリカン・スプレンダー」の主演でもあったが、観たばかりなのに気付かなかった。性格がまるで正反対の親友の女たらし
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SING/シング(2016年製作の映画)

4.3

多幸感。楽しい。かわいい。カッコイイ。災い転じて福となす仕掛けの妙。 アニメーションであるメリットが十全に生かされている。
日本語カバーの歌唱もすばらしい。吹き替え版音楽監修は関ジャムによく出てるあの
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トランスポーター3 アンリミテッド(2008年製作の映画)

2.8

そういえば3を観てなかったとふと思い鑑賞。
敵側(依頼主)の動機はともかく手段に無理がありすぎる気はするがそれはそれとして。
距離で起爆するブレスレットのサスペンスがずいぶん雑じゃなかろうか。たぶん距
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.2

モンティ・パイソンにしてはドタバタはあるが穏やかなコメディ。
起こった大惨事は全て最終的に「パワー」でチャラにしているのか?
モンティ・パイソンだけに若干疑わしい。
サイモン・ペグがエドガー・ラ
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キック・アス ジャスティス・フォーエバー(2013年製作の映画)

3.5

原題:Kick-Ass 2
監督は前作のマシュー・ヴォーンからジェフ・ワドロウに。
ビジランテ・ヒーローの拡がり、チーム化、デイヴとミンディの家庭・学校・友人事情、ダミーコの仇討ち、大佐の人格問題と
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21ジャンプストリート(2012年製作の映画)

4.2

やっと観られた。
監督ロード&ミラー、やっぱりギャグが最高。 意味不明でもツボに入ると笑いが止まらん。
「スーパーバッド」で知ったジョナ・ヒル、「マネーボール」からずいぶん痩せたなぁ、といってもまだ
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アバウト・シュミット(2002年製作の映画)

3.5

ペイン強化月間第2弾
年齢層によって解釈や効能がかなり割れるのでは。
主人公が痛い上に面白怖い。ニコルソンの怪獣っぽい顔から醸される狂気・滑稽感。普通の顔の役者だとこの味は出ないだろうなぁ。
4
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

4.0

・・・この邦題の今も昔も変わらぬ浅ましさダサさの極み。
なんとなく手が伸びなかったのはこの邦題のせい。憎い。若い時に見たかった。
原題:The Sugarland Express
「激突!」の
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人生はローリングストーン(2015年製作の映画)

3.5

原題:The End of the Tour
アイゼンバーグ強化月間第三弾。
コメディかと思ったがまたしても全然違った。
文学畑実録映画。米国では高評価。ロードムービー風味の会話劇。
ウォレスと
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.6

型通りといえばその通りだがそれがジャンル映画であり、 ガン・フーを楽しむぞ!という気持ちで見るべきもの。 倒叙形式。
いい身なりの殺し屋たち、豪邸に住んでたり、その道専用の高級ホテル、後処理屋の職人感
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.5

ツインピークスは早々に脱落したし、デヴィッド・リンチ映画は「ブルーベルベット」以来か? リンチってだけでヘンな映画なんじゃないかとずっと警戒していたがそんなことはなく、 実話を基にした実にまっとうな、>>続きを読む

ファンキーランド(2012年製作の映画)

3.0

原題 Why Stop Now ?
アイゼンバーグの「~ランド」シリーズで括ったような邦題になってるがこういうの本当によくない。ファンキーではないしコメディでもない。ドラマとしても弱いのでコメディっぽ
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ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.5

飲めば飲むほど強くなる!
途中転調する映画って事をすっかり忘れていて「あ、そうなるのか」って事で楽しめた。
心置きなく腹を割って飲める友達が一応自分にもいて、彼等を思うと切ない。故郷の田舎町、飲んでカ
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ラースと、その彼女(2007年製作の映画)

4.0

全く面白い。笑って少し泣けた。
ドールのビアンカにラース自身の境遇も投影されていたりして、二重人格やイマジナリーフレンド、ドールセラピーも内包したお話。
主治医の女医先生の賢者感が風貌も込みでとてもい
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アメリカン・スプレンダー(2003年製作の映画)

3.5

サンダンス映画祭グランプリ受賞作。
前知識ほぼ無しで見始めたせいで、冒頭10分で受けた印象と期待があっけなく覆され、
「え?そういう映画かー」状態に。
一風変わった作りでコミック原作だが半ドキュメンタ
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