ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価 - 41ページ目

真田幸村の謀略(1979年製作の映画)

3.0

トンデモ・ボンクラ・カルト時代劇。
開巻1番に画面に現れるのは宇宙を飛ぶ彗星。
『ゾンビ日本TV放送版』と同じ?という時点でマトモな時代劇である筈がなくこの彗星=妖霊星が天空に現れ名古屋城が大混乱に陥
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ガッチャマン(2013年製作の映画)

-

0点作品です。
『カイジ』と同じ監督だと気付き、あーなるほど...と思ったのですが。
作風なのか特徴なのか、シリアスなストーリーなのに変なコメディタッチのそれも全く面白くないシーンが時々挿入されて話の
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マジカル・ガール(2014年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

1人の少女をめぐる悲劇。
白血病で余命僅かの少女アリシアの為に始まった、周りの人間達の運命を狂わす愛と死と嘘と呪いのお話し。

「少女の無垢な願い」が「邪悪な別の何か」に変貌していく正に《ダークファン
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グリーン・ランタン(2011年製作の映画)

2.0

~『バットマンvsスーパーマン』世界的大酷評大不評記念レビュー~

期待度ダダ下がり具合ではジョシュ・トランク版『ファンスティック・フォー』を下回ってしまったとまで聞く『BvS』ですが、ファンの期待を
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マン・オブ・スティール(2013年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

バットマンvsスーパーマン鑑賞後TVで改めて見て感想を…

時代劇が衰退していった理由は多々あると思いますが昔は皆おおらかな気持ちで見逃していたどう見ても変な点、例えば髪の生え際の不自然な線。
撮影技
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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(2016年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

『マン・オブ・スティール』もそうでしたがキャラクターの紹介・説明等は潔いい位端折ってどんどん話しを進めていくのは一見さんには不親切でしたが『ジャスティスリーグ』も始まる事ですしそこは仕方ないでしょう。>>続きを読む

バイオハザードV リトリビューション(2012年製作の映画)

4.4

次回完結らしいですが、このシリーズは『釣りバカ』『男はつらいよ』と同じでもはや映画と言うより風物詩、前記2作が終わってしまった今アンダーソン監督とミラジョボビッチのおもろい夫婦が別れない限りずっと続け>>続きを読む

座頭市 THE LAST(2010年製作の映画)

-

役者としての香取慎吾ってどういう評価なのでしょうか?ほぼ作品を見た事無いので。
昔『薔薇の無い花屋』?とか言うドラマをちょっと見た時は棒立ちで何の抑揚も無く台詞を喋ると言う、演出なのでしょうけど何だこ
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座頭市地獄旅(1965年製作の映画)

3.8

89年版の『座頭市』は本作のリメイク的な色合いが強いと感じたのですが。
丁半博打の座頭市が賽子をすり替えるくだりや成田三樹夫演じる剣士(89年版では緒形拳)との関係も。
冒頭松葉杖をついた男が出て来て
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私の奴隷になりなさい(2012年製作の映画)

3.5

「第一回ガキの使いやあらへんで!!チキチキ、私の奴隷になりなさい~~~」
または
「ダウンタウンの絶対に笑ってはいけない調教24時」

板尾創路は今ではお笑い芸人と言うより役者の仕事の方がメインになり
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

5.0

ブレードランナーに関しては分厚い研究書が出る程様々な人達が語り尽くしているので今更何も言う事は無いのですが、DVD-BOXに付いている大量のカットされたシーンや追加シーン、研究書等読むと原作『アンドロ>>続きを読む

ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

5.0

最も最初に自分が見た『ゾンビ』はテレビ放映版で冒頭、彗星の爆発により放射線が地球に降り注ぎ死者が蘇り始めると言う『メテオ』のシーンを使ったオリジナルのゾンビ誕生のシークエンスが加えられているバージョン>>続きを読む

ウォッチメン(2009年製作の映画)

4.4

このレビューはネタバレを含みます

『バットマンvsスーパーマン』のプロローグ『マン・オブ・スティール』はクリストファー・リーブ版の本来のスーパーマンらしさ、ファンがスーパーマンに抱く基本イメージ、普段は頼りない少しお間抜けな男が実はス>>続きを読む

ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

舞台を思わせる会話劇・台詞劇キャラクター同士の掛け合い、他の監督ならあの第一章・第二章は削って馬車が山荘にやって来る所からきっと始まるのだろうなと思いました。
無駄と思う程の関係ない話や冗談や薀蓄、普
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オデッセイ(2015年製作の映画)

4.5

まずは宇宙服のデザインですが『エイリアン』のメビウスによるノストロモ号乗員の甲冑の様な宇宙服、白とグレー系の抑えたトーンの色、曲線で構成された有機的なデザインなのに対し本作の宇宙服は白とオレンジの鮮や>>続きを読む

プロメテウス(2012年製作の映画)

1.2

「お前らは何も解ってない。解ってるのはローレンスだけだ!(『戦場のメリークリスマス』よりハラ軍曹(ビートたけし)のセリフ)」

「何も解ってない」
本作の感想は以上です。
エイリアンが登場しないエイリ
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ハウルの動く城(2004年製作の映画)

4.5

ストーリーらしいストーリーは殆ど無く断片的なシーンが繋ぎ合わさってるだけ、ソフィーが老婆になって又いつの間にか戻っていたり、よく分からない部分が多いのですがそれよりも時々挿入される「魔法戦争」のシーン>>続きを読む

バケモノの子(2015年製作の映画)

2.0


長く渋谷で働いていたのですがいつまで経ってもあの街に馴染む事は無く正直異世界と渋谷の街との差異とでも言いますか、渋谷の裏道から異界へと抜ける道が有ってバケモノの国に入り込んでもジブリ作品の例えば『千
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

2.0

公開当時、話題(?)になったのが「狼男問題」
ホラー界三大モンスターと言えば【吸血鬼・狼男・フランケンシュタインの怪物(人造人間)】
吸血鬼と言えば『うしおととら』でも他の妖怪とは別格の存在として強力
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バトルフィールド・アース(2000年製作の映画)

1.1

トラボルタ星人(憤笑)
トラボルタが信仰する新興宗教(サイエントロジー)の教祖が書いた小説が原作らしいですが、ここまでつまらない映画ってそうそう出会えないと思えます。
本当に気が抜けたスターウォーズみ
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悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

5.0

【悪魔のいけにえのレビューですが中身は殆ど別の映画の話し及び関係ない思い出話になっております】

今ではもうすっかりTSUTAYAしかありませんが昔は個人経営のレンタルビデオ屋が沢山ありました。
思い
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ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

4.2

「殺しは静かにやって来る」ではないですけど当然見る側にしてみれば主人公ドワイトに感情移入して見る訳ですがこの話、相手の一家からしてみれば理不尽極まりない不条理な災難でしかない所が恐怖です。
『ターミネ
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

『キングスマン』と一気に続けて見たせいか、少し物足りない感じでした(自分が悪い)
キアヌ復活!これがこの作品の全て、実に目出度いのですが。
奥さんの残したワンコ、思い出と共に生きる静かな日々、そして馬
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.5

マシューボーン監督は007を撮りたくて堪らない、という話をどこかで聞きましたが007のパロディ?オマージュに溢れているらしく(007余り詳しくなくすみません)サンダーボール作戦などの初期作やロジャーム>>続きを読む

あやつり糸の世界(1973年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

鈴木光司『リング』『らせん』はホラー小説であり完結編『ループ』がSF小説だった事に当時は違和感を覚えたのですが『ループ』で実は今迄の話しは全てコンピュータのプログラム、仮想世界の出来事であり貞子はその>>続きを読む

同級生(2015年製作の映画)

5.0

(BLには全く興味ない男の感想なのでお気に触りましたらお許しください)

彼女[腐女子=神谷浩史さん(リヴァイ・チョロ松等)目当て]に連れられ鑑賞。
不良っぽいビジュアルの少年・草壁君と優等生の佐条君
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

4.0

TVで改めて視聴。
ジョージ・A・ロメロ監督『死霊のえじき』は本来ゾンビ三部作の完結編であり人類VSゾンビの最終戦争とその後の世界を描く超大作になる予定がレイティングの問題で残酷シーンを全てカットして
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コードギアス 亡国のアキト/最終章 愛シキモノタチヘ(2016年製作の映画)

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何なんすかねえ(モヤさまのナレーションで)最終回でこんなに早足で詰め込むなら途中の水増しは何だったのかと。
これはやはり脚本の失敗何でしょうか。
レイラのギアス能力引っ張りすぎ。
キャラクターの性格が
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ファントム・オブ・パラダイス(1974年製作の映画)

3.3

何よりファントムの衣装デザインが素晴らしいです。
あのヘルメットはベルセルクのグリフィス、牙狼の幻影騎士クロウとか色んな所でパクられてますし。
兎に角ヒロインのフェニックスがどうにもならない位馬鹿女で
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パシフィック・リム(2013年製作の映画)

1.0

巨大ロボットVS怪獣。
マジンガーZ・ゲッターロボ・ガンダム・エヴァその他もろもろ全て好きだし僕自身ファンでマニア(オタクって言葉は嫌い)で幼児の頃からロボットアニメ大好きなんですが、皆が絶賛するこの
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風立ちぬ(2013年製作の映画)

5.0

冒頭の少年時代の堀越二郎が乗る明らかに現実では無い飛行機の飛翔から、雲の中から現れるナチスドイツの飛行軍船。
納豆の様に糸を引きぶら下げられた無数の爆弾とそれに張り付いている生物兵器?(爆弾蟲と言うら
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スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐(2005年製作の映画)

2.5

『フォースの覚醒』の存在によってもたらされた最大の僥倖はこの1~3を改めて見返し再評価する事が出来たと言う事だと思います。
飽く迄個人的にですが。
ほぼ出番が無くなったジャージャービンクスは七人の侍の
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チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

2.5

『パノラマ島奇談外篇・恐怖チョコレート人間』
原作の名作児童向け文学は未読なので本作の本来持つ魅力、主人公の成長物語や少年版『不思議の国のアリス』といった趣き?やブラックユーモアといったペーソス等、映
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スピード・レーサー(2008年製作の映画)

2.5

『パノラマ島奇談外篇・恐怖レース人間』
江戸川乱歩・原作:石井輝男・監督『恐怖奇形人間』はパノラマ島奇談(及び他の乱歩作品)の映像化としては土方巽の怪演や本物のフリークス役者、今では絶対不可能な倫理的
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非現実の王国で ヘンリー・ダーガーの謎(2004年製作の映画)

4.0

一人の無名の人物が描いた『非現実の王国として知られる地における、ヴィヴィアン・ガールズの物語、子供奴隷の反乱に起因するグランデコーアンジェリニアン戦争の嵐の物語』及び自伝『私の人生の歴史』そして大量の>>続きを読む

永遠の0(2013年製作の映画)

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空母と戦闘機だけ2時間流してくれれば何も言う事有りませんが、
それ以外何も見るべきモノは無いと分かりつつ明日夢も出てるし映画館とテレビで2回視聴しましたが、やっぱり極右の二大炎上ハゲ作家(1人はもしド
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