やっと観た。ヘンな映画。
最初からずっとヘンであることは一貫していた。
ユーモアがあって、なんかおしゃれだ。
だから、ヘンであることはいいことだ、とつい思ってしまう。
センスが独特過ぎて、惑わされて>>続きを読む
ピアノの調律師といういわゆるお仕事ストーリー。で、当たり前だけど新米調律師の外村(山崎賢人)の成長ストーリー。
そのストーリーが思ったより素直で、表面的だったように思う。
両親を亡くした少年のエピソ>>続きを読む
YMO好きだったので鋤田を知っていた。だから、オープニングがビハインド ザマスクで、うれしくて少しにやけた。
でも一抹の不安が。鋤田のYMO写真集を買って失敗したからだ。紙質の問題はいいとしても、白>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もっとハートウォーミングな温かいストーリーだと思ってた。
フロリダディズニーワールドの近くにある安モーテルに暮らす人たち。夢の国の近くに貧困でその日暮らしをしている人がいる。
シングルマザーのヘイリ>>続きを読む
母親ってめんどくさくて、うるさくて、でも子どもことを一番考えている。
一言でいうと「親の心子知らず」という物語。
そんな母親が死んで、母の地元へお骨を納めに行くところから映画が始まる。そして知らな>>続きを読む
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見ごたえある映画でした。めちゃおもろかった。
あれだけ詰め込まれたストーリーをよく126分にまとめたな。そんなに展開も早く感じなかったし、多い登場人物もうまく整理されてた。
警察の大上(役所広司)は>>続きを読む
原作は読んでないけど、アニメにハマってしまった。店長に完全に感情移入してしまう同世代のおれ。文芸部じゃないけど、文学部の現代文学専攻してたので、すこしはかじったぞあの本棚。
役者がアニメのイメージそ>>続きを読む
軽くアニメをと思って再生。
テレビシリーズは未見で、この映画で「けいおん!」デビューしてしまった。
監督脚本は、「聲の形」のコンビ。安心と実績の京アニ。
女子高校生のクラブ活動ストーリー。
「けいお>>続きを読む
抜本的な解決策がないまま働き方改革を行なっている企業が増えている。
映画を観た後で、そんなことを考えて、共産主義の理想について考えた。
若きマルクスとエンゲルスの出会いから「共産党宣言」までを描いた>>続きを読む
見逃していた一本をようやく観ることができた。
内容がどうしても「スポットライト」を思い出してしまう。脚本家のひとりは「スポットライト」の脚本家だった。
ベン(トムハンクス)の家で、コピーされた文書>>続きを読む
公開されたのが2005年。
映画館でひとり涙を流しながら見た。サントラも買った。それ以来の鑑賞。
好きな映画だけに改めて観るのが怖かった。いま観ても泣けるのか?
二股で涙を流していた塩谷瞬が主演。一>>続きを読む
160分という長さに怖気づいてなかなか観なかった作品。
大学生という何者でもなく、何者にもなれるという可能性を秘めた一年間。時代はバブル期。だからその可能性に満ち溢れている。
主人公の横道世之介の出>>続きを読む
あれっ。意外に良かった。
もっと軽めの戦争映画を期待してたのに。思ったよりハードだった。
良い誤算。でも邦題の「ホース・ソルジャー」がダサい。
9.11 直後にアフガニスタンのテロの拠点を制圧するす>>続きを読む
期待してなかったけど、楽しめた。
原作小説を読んだときも思ったけど、物語の構造の原点のようで、ちゃんと感動して楽しめた。
野球はドラマが作りやすいし、難病物は悲しいラストが待っている。
卑怯なくらい>>続きを読む
地上波の録画を再生。
生徒会長選挙のストーリーだけど、帝一(菅田将暉)の会長選より、メインで描かれているのは、先輩の会長選だった。
誰に付くか(犬になるか)が大事で、ライバルの菊馬(野村周平)との代>>続きを読む
アンドロイドと生活をする時代。
高校生のリクオは、あることから友人マサキと“イヴの時間”という喫茶店に行く。その喫茶店は、「人間とロボットを区別しません」というルールがあった。
で、リクオは“イヴの時>>続きを読む
ブラジルの青春映画という認識だけで、観に行ったのだけど、まさかそういう展開になるとは。
盲目のレオと幼じみのジョヴァンナの恋と単純に思っていたら、そこに転校生のガブリエルが登場。三角関係かと思ってた>>続きを読む
2045年の未来を描きながら、1980年代のポップカルチャーのコンテンツが集合している。映像を見ているだけで楽しい。
バーチャルリアリティの世界オアシスは、細田守の「サマーウォーズ」のようなもの。今>>続きを読む
タイトルの「香港製造」のかっこよさにつられて仕事帰りに映画館へ。
この映画のことは知らなかった。で、今回デジタルリマスタリングで上映ということだったが、そんなにきれいな画像でもなく、ざらついた感じもあ>>続きを読む
いろんなことをキッチリ決めたがる翔子とふらふらと頼りなげなカナオの夫婦の10年間。カナオのイメージがリリーフランキーによく合っている。
なんでもうまくできると思っていた翔子が、どうもうまくいかない>>続きを読む
老人文学があるように老人映画というのもあるのだと改めて認識した。
90歳になるラッキーと呼ばれる男の日常を描く。ラッキーは、主演のハリー・ディーン・スタントンを当て書きしたらしい。
ルーティンのよ>>続きを読む
もう少し期待した。アクションもエロも。
ロシアとアメリカのインテリジェンスウォー。
オープニングは、バレエをするジェニファーローレンス。バレリーナになんの知識もないが、ちょっと肉づきがよくすぎないか>>続きを読む
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ノーラン監督の「ダンケルク」がいい予習になった。あのダイナモ作戦を指示していたチャーチルを描いている。
ナチスドイツとの和平交渉か、屈せずに戦うか。その苦悩を映画は描くが、もちろんチャーチルは戦いの姿>>続きを読む
高校3年生。進路を決めなければならない時期。
だけど、たまこは変わることに気づいていなかった。このまま変わらず、もち蔵と幼なじみで、近くにいることに疑問がなかった。
そんなたまこに、もち蔵が告白。>>続きを読む
不穏な演出に、効果音のような音楽が、露骨すぎるくらいに不穏感をあおる。
医療ミスでマーティンの父親を殺してしまったスティーブン。その負い目からもマーティンを自分の家族に会わせてから不幸なことが起こる>>続きを読む
ミステリー要素でストーリーをひっぱり、飽きずに見ることがでたが、そういうストーリーではない。
トランスジェンダーの差別や偏見を正面から描いている。主演のダニエラは、自らがトランスジェンダーだとか。>>続きを読む
仕事から帰ってテレビをつけたらちょうど始まるところ。最後まで観てしまった。
原作はKindleで一巻だけ無料だから読んでた。
で、タイトルの「嘘」ってなんだろうなぁと思いながら観てたけど、最後の手紙>>続きを読む
何も考えずにさっくり観られて楽しい作品。
宇宙人といっしょにRVに乗って、アメリカを旅するオタクのふたり。こういうロードムービーをありかな。
テンポがよくて、適当で下品なギャグで、なんとなくおかしい。>>続きを読む
90年代にウォンカーウァイ流行ってたなあ。
このポスターを貼っていたらオシャレを演出できる。
そうオシャレな感じがする雰囲気映画だと思う。映像がオシャレでセリフがオシャレ。
この際、ストーリーはどうで>>続きを読む
とても美しいラブストーリーだった。
1962年のアメリカ。ソ連との冷戦時代。
まだ、いろんなことが解明されていない時代。
政府の極秘研究所で働くイライザと研究対象として運びこまれた“彼”との恋物語>>続きを読む
午前十時の映画祭にて。初安二郎でした。
正月なんかに実家に帰ると、いとこが子どもを連れて集まる。何年か前だが「子どもが増えてきたな」と呟くようにいうと、「30年前もそうだった」と義父が言った。そのこ>>続きを読む
実家に寄生しているタマ子の1年間。
父親とふたり暮らし。
食べて寝て、マンガにゲームで、なんとなく1日が終わる夢のようなモラトリアム生活。
で、その父親に再婚の話があると知って、ストーリーらしいもの>>続きを読む
公開当時、映画館で観た。
盲目の退役軍人を演じたアルパチーノの演技がすごすぎる。まったく黒目が動かない。
盲目のフランクがタクシーから降りて歩き出すとき、キャーリーがフランクの腕をつかもうとする。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
前作の「ハドソン川の奇跡」に続いて、大いなる再現VTRだった。
上映時間も映像の感じも似ているが、「ハドソン川の奇跡」のほうが、よっぽどオシャレで、センスがあった。
観る直前に、本人たちが本人役で出>>続きを読む
まず、オープニングの歌とダンスで上がった。でも、それがこの映画の最高の盛り上がりだったような気がする。
これは動物たちがステージで歌う「シング」かよ、と思って観てたら、よっぽど「シング」のほうがストー>>続きを読む
午前十時の映画祭にて。
20年くらい前にビデオで観た。あの曲といくつかのシーンと映画の雰囲気は、覚えてたけど、ストーリーは忘れていた。
で、やっぱりよかった。
なんかすべてが計算されてて、そのセ>>続きを読む