yaaaさんの映画レビュー・感想・評価 - 17ページ目

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

うわぁ~。SW終わちゃいましたね。寂しいー。
最近は矢継早に公開するので「またあるんかい!」とありがたみ薄れてましたけど。「エヴァ」ぐらい引っ張ってくれても良かったのになぁ。

さて。本作はシリーズ完
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オーディション(2015年製作の映画)

4.0

マーティン・スコセッシの金持ち映画。なんかキレ悪い。デ・ニーロやディカプリオが出てくるのはスコセッシの成せる業なのであろうが。
名優二人がホテルの玄関先でカットバック。なんとも画面がおもしろくない。室
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誰かに見られてる(1987年製作の映画)

4.0

リドリー・スコットの不倫もの。
殺人を目撃した美人を警備する刑事。メインは磁石のNとSがバチコン!と引っ付くようにあれよあれよというまに惹かれ合う二人…どストレートな展開で面白みはないが、合間合間に少
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血みどろの入江(1970年製作の映画)

4.0

冒頭のぶ~んと飛ぶ虫を追いかけるカメラワークから「ぬぬぬ。なにこれ?」と戸惑ったところでスタートしてズームインやらアウトやらパンフォーカスあっての照明丁寧にしてますねカットなんかのセリフなしで進行する>>続きを読む

クリーチャー(1985年製作の映画)

4.0

地球外で化け物に襲われる映画は「エイリアン」で十分だと思う。
けれど「エイリアン」以外の映画も本家に追いつけ追い越せと奮闘している。
本作は「おもしろさ」の合格ライン一歩手前の沸騰前の生煮え感満載であ
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金田一耕助の冒険(1979年製作の映画)

4.0

金田一耕助の短編の映画化。

すごい。
全編、悪ふざけ、製作当時のCMなんかのパロディ、横溝正史の世界への自虐ネタなんかで突き進む。
小ネタなんかうまいことハマると調子の良い堤幸彦監督やタランティーノ
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ハーピア(1979年製作の映画)

4.0

8分ほどの作品だが、最狂のホラー映画に思える。
画面に映るものすべて、聞こえてくる効果音、音楽。不可解な話。
人それぞれだか自分にはとてつもなく、不気味、気持ち悪い、気色悪い、顔色悪い。
怖いと言われ
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マンディ 地獄のロード・ウォリアー(2018年製作の映画)

4.0

サブカル好きな彼女いたら大変やなぁと軽く飽きてきた頃、チカチカする照明とタバコを吸うニコラス・ケイジを見てたら「これってデヴィッド・リンチのワイルド・アット・ハートの続編か?」と無理矢理思い込んだら、>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

4.0

これこそマーティン・スコセッシにテーマパークみたいな映画だと怒ってほしい。
と思ったがおばけ屋敷ではなく恐竜屋敷にしてお子様も楽しめるオバケ映画と自分で納得したらスルーと観れる。
前作には無かった「ア
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エア・ストライク(2018年製作の映画)

4.0

田舎の国道を車で走ってたら突如として現れる山の上のお城。成金が金にものいわせて道楽で創ったお城みたいな映画。
日中戦争の重慶爆撃を題材に描かれるが、中国お得意のパクリで「トップガン」やってたらいいのに
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バンパイアの惑星(1965年製作の映画)

4.0

宇宙が舞台の映画がイケているか、そうでないのか判断基準の一つに宇宙服がカッコいいかどうかなのはあるかと思う。
本作では黒で襟元が特徴的な悪役が着たらバッチリな感じでカッコいい。
「エイリアン」元ネタと
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明日の太陽(1959年製作の映画)

4.0

大島渚監督のデビュー作。
松竹の新人俳優の「よろしくです」的なプロモ。
のちに世間に物申すみたいな過激な作品を連発する大島渚色は全くなく、そつなくこなして優等生みたいな感じ。
デビュー作だけあってレー
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ザ・ビッグ・シェイブ(原題)(1968年製作の映画)

4.0

暴力映画の巨匠マーティン・スコセッシの短いやつ。
マーチン・スコシ―ジ、スコルセージ、スコルシ―ジ等の呼び名が不明の「お前誰やねん」時代の作品。
お兄さんが洗面所で髭剃りするだけなんだがインパクトは強
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How They Get There(原題)(1997年製作の映画)

4.0

スパイク・ジョーンズの三分にも満たない短編。
結構びっくりしてその余韻は長い。
路上であのコを見つけて心ウキウキ、自然と踊りだそうになるハッピー感にビョークのPV撮るのも納得の感じからの「狼男アメリカ
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催淫吸血鬼(1970年製作の映画)

4.0

サンドラ・ジュリアンって誰?なんだが東映にも出てたりしてる人なのね。
新婚旅行の途中、古城に住む従兄に会いに行くサンドラ・ジュリアンさん。従兄は吸血鬼だったという話だが、スジを楽しむ映画ではない。
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

4.0

製作「A24」!
主演「アンドリュー・ガーフィールド」!
監督「デヴィッド・ロバート・ミッチェル」!
でちょっと流行ものとかおしゃれなものとか小難しいものなんかに理解あるでって人には好物そうな映画で。
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

4.0

元の脚本のまま主役3人がイケメン俳優で製作されてたらそんなにおもしろくもないと思うし、脚本変えて色んな視点とか、もりに盛り上げる演出なんかでも違和感感じるだろうし。
当事者本人に配役するという謎のキャ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.2

「タクシードライバー」が大好きなのでまったく苦にならないが、こめかみに二本指突き立てる仕草に始まり、何度も何度もしつこいくらいオマージュやらパクリやらが連発しすぎて、「これって運転手から芸人に置き換え>>続きを読む

失踪(2009年製作の映画)

4.0

韓国の田舎で、全方向にやらしい女の人が変なおっさんに捕まってあんなことやこんなことされて失踪するという田舎ホラー。
おっぱいぼろろんな(確かにあるにはある)低俗すぎる見世物映画かなと思ったら、そうゆう
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ブラックパンサー(2018年製作の映画)

4.0

誇張されすぎた文化を持つ王国、クリーンな新米王子とそれを付け狙うやんちゃ野郎、迷い込んだ異邦人…になぜか藤子不二雄感、ドラえもん劇場版感を感じてしまう。
マーベル・シネマティック・ユニバースにしては余
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くノ一忍法(1964年製作の映画)

4.0

いやらしい忍法で闘うくノ一達。
東映ポルノの出発点でもあるし、中島貞夫監督のデビュー作。そして脚本が中島監督のお友達の倉本聰さん。
いやらしい女体を見せて相手を翻弄したり、合体したら生気を搾り取られて
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アメリカン・アサシン(2017年製作の映画)

4.0

「ジェイソン・ボーン」のフォロワーみたいな作品。劇中で重要なアイテムを入手する時サスペンスシーンで見せるでなく、あっさり万引きのごとく盗むまでマネている。けれどそれなりにこうゆう映画を観たいと思う要望>>続きを読む

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

4.0

ライフルで撃たれる描写、バタンと倒れるでなく体ごと吹き飛ぶやつがある映画は大抵面白い。そうゆうところにも手をぬいていないからであろう。
「ボーダーライン」のテイラー・シェリダン監督作品なのである種そっ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

むかし、むかしのハリウッドを描くのではなくてハリウッドのおとぎ話なのね。
いつものおしゃべり上手のタランティーノではなく、物語の唸る展開や構成の妙なんかはあんまり無い、いやもう飽きた?って感じでタラン
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不能犯(2018年製作の映画)

4.0

そこそこ豪華なキャストが笑う一歩手前の無残な死に方を披露してて飽きさせない。けれど、そんなことあり得へんやろ?!と突っ込みたくなるギリギリラインで進行する展開に「白石監督失敗せんといてー」とハラハラす>>続きを読む

パシフィック・リム アップライジング(2018年製作の映画)

4.0

コンテンツとしては「あり」なんだが、続編としては「なし」な感じ。
ハリウッドの金のかかったSF大作としてあっさりと楽しめるのだが、汗かきながら巨体を動かす暑苦しさ「ギレルモ・デル・トロ」臭のどぎつい臭
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.0

2019年、日本にもリアル・スタントマンマイク(ガラケー女の恐怖のちょい足し感はQTを凌ぐ)が出現してその先見の明に驚くとともに、もうすぐ「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」が公開なんで見>>続きを読む

パトリオット・ウォー ナチス戦車部隊に挑んだ28人(2016年製作の映画)

4.0

少数で大軍に挑むという燃えるプロットでしかも実話ということで興味ひく。
最初のほうで7人で多勢の軍団に勝利した伝説として「7人の侍」を持ち出してきて、黒澤オマージュ満載かと期待するがそうでもなく。
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

4.0

物語のオチに「うまい!」というよりも「ゾクッ」と背筋が凍る。
色々と受け取りようにもあるが、戦艦大和の怪談にみえた。
シネコンでかかる映画よりもカナザワ映画祭でかかる映画に相応しいのかも!?
怪談であ
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トゥームレイダーファースト・ミッション(2018年製作の映画)

4.0

B地区が完膚なきまでに死守されていると分かっていてもアリシア・ヴィキャンデルさんの胸元だけを楽しみにゲスに鑑賞してしまう。
事実それぐらいしか面白みがない。
外れでも当たりでもなくそれなりの普通の面白
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ナイト・オブ・ザ・コメット(1984年製作の映画)

4.0

80年代全開でベストヒットUSAなゴキゲンな映画。
が少々貧乏くさい。
しかしそれもジョー・ダンテやタランティーノほどのハードコアな映画オタクでないやんわりした映画愛が補っている。
その証拠に終末ゾン
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金星怪獣の襲撃(1968年製作の映画)

4.0

映画「イット・フォローズ」に出てきた超あほそうなSF映画。
あほそうな映画なんだけど誕生までに色々あって結構マニアック。
元はソ連の「火を噴く惑星」という映画でそれをロジャー・コーマンが買い取って追加
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

4.0

先日あったシン・エヴァンゲリオン0706作戦(観てない)に影響されて、あんまりおもしろくないと言われている人間パートがおもろかった。
・毒親による家庭内不和から世界滅亡へ
・莫大な予算と設備を持つ秘密
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地獄のコマンド(1985年製作の映画)

4.0

たしかVHSで観た時は「侵略USA」というタイトルだったような…
それにしてもキャノンフィルムズ、チャック・ノリスは駄菓子みたいな力強さはあると思う。
粗悪な作りでシンプルながら、ド定番の味付けは飽き
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

監督の名前タイカ・ワイティティみたいにワチャワチャしてて楽しい。
夏フェス(MCU)でヘッドライナーまでの待ち時間に「移民の歌」をカバーする人気のないマッチョなロックバンド覗いたらMCが軽妙で演奏は迫
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野蛮人のように(1985年製作の映画)

4.0

薬師丸ひろ子×セントラルアーツ
水と油みたいな相容れないもの掛け合わせて化学変化起こしてスパーっと火花あげて燃え上がったら成功なんだろうが、本作はモクモクと甘い香りの白い煙に包まれたみたいな感じ。
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