おばけさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

おばけ

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夏時間(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

祖父を囲み、家族が集まるという形式が印象的だった。

夏の間ひとときを祖父をかいして色々な想いを持ちながら、家族が集まり、また祖父が死してからも実の母が集まる…。

食卓のシーンをとても大事に撮ってい
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男はつらいよ お帰り 寅さん(2019年製作の映画)

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男はつらいよ大好き勢としては正直、悪い感想が多くなってしまう………。

ひとつだけ言いたいんだが泉ちゃんのお父さんってあんなセコイ人だったっけ!?時間と共に変わってしまったということ??寺尾聰でしょ!
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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映像が思っていたより斬新で面白かった。特にフェイスタイムを切った後、父親の素の顔を映したり、デスクトップが散乱することで父親の心理状態を表現したり。
最後は画面を観ている人が切り替わることで、その人物
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はちどり(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

思春期の多感で敏感で壊れやすい気持ちを表すかのように、複雑に入り乱れたストーリーだと思った。表面的に観れば、難しくはないが色々なメッセージが含まれている作品だと思う。
それを全て理解する、見守るのはと
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東京画(1985年製作の映画)

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優しく秩序ある映像がいっそう偉大で崇高に思えてくる。それがもはや存在しない。世界を透明にしうるまなざし。

一生涯、小津監督とタッグを組んだ撮影監督の厚田雄春さんが語る姿を初めて観たのでとても貴重だっ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

80年代カルチャー最高と言わざるを得ん。特に音楽がいい使われ方している。ピクシーズ良かった。

仲間になりたいから【ワル】の通過儀礼を無理やりやったり…根性見せたり、虚栄を張ったり…男の仲間作りは、同
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ドキュメンタリーを制作することによって、真っ向から自分を見つめ直す色の濃い内容だった。自分の母親へ照明越しに互いの目だけを見つめ合って当時の想いを吐露するインタビューのシーンは、その骨頂で胸がヒリヒリ>>続きを読む

愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

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2人が追いかけて船に乗り込み、女性にそれとなくタバコを渡して目を泳がせながら、火をつけるのが可愛すぎた笑

これがカラーだとしたらカウリスマキはどんな色にするかな、と考えて見ていた。

最後、少し孤独
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街のあかり(2006年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

【街のあかり】とは何か。
夜汽車に乗って敷かれたレールの上、窓の外を見ても真っ暗闇で何も見えない……不確かで脆い、心が孤独に支配されそうになる、そんな中、一つ灯りが見える。誰かがいる。顔を合わせたこと
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過去のない男(2002年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

今回は過去を無くし、不運にもリセットされてしまった男が人生をやり直していくお話。冒頭では記憶喪失のせいで職探しもうまくいかず、シビアだったが彼女と出会ってから、どんどん物語が進んでいく。そのストーリー>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

冒頭の妻が仕事終わり、夫の運転するバス(路面電車?)にキスして乗り込む姿から、失業し、2人がどん底に落ち、見事レストランを成功させるラストまで、2人の温度は変わらなかったように思う。

ボロボロのみす
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ミンボーの女(1992年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ヤクザ映画は北野武しか観てこなかったのでヤクザの顔ぶれは、親しみやすかったものの、本来の弱者に取り入り、恐怖で支配する手口を初めて知った。客観的に観ていれば、ヤクザの描いているゆすりのストーリーはわか>>続きを読む

マルサの女(1987年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

山崎努…女を道具のように使う、と同時に抜群に頭がキレるという役を演じさせたら世界一なのでは?格好良すぎる。しかし主人公とは、息子を通して根の部分では信頼している…人間味があふれた最高の悪役。
息子が語
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アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

地下から出てきたクロが映画の撮影中に本当の出来事だと勘違いする、マルコとナターリアを殺してしまう…というストーリー展開が戦争による悲劇と喜劇と感じた。地下のセットから真っ二つに開く机(花瓶も)や衣装、>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

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まず、色味とお洋服が良かった。お洒落。

そして誠実な人には誠実な人が集まり、無言の信頼関係がある。そういったことを当然のように描いていることが素晴らしいな、と思った。

コンテナから移民の人達が出て
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希望のかなた(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

難民問題についての作品を初めて観て、少しでも実態を知れたことが良かった。
シリアスな題材だけどそこまで重くなくシュールな世界観が味があった。

国は違えど、出会いから2人の主要人物の人生が軌道修正され
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男はつらいよ 寅次郎の告白(1991年製作の映画)

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今回は名言多いお話だったな…
満男編、好き嫌いわかれるけど私は寅さんの生き方とそれを見て恋をして成長していく満男の描かれ方が好きだな。さくらの子どもを男の子にしたのがこの展開をあらかじめ考えていたなら
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コロンバス(2017年製作の映画)

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ストーリーの序盤ですぐに【興味】というキーワードが出てくるので非常に伝えたいメッセージが分かりやすい脚本だった。

日常にある、ありふれた風景、建物、使い古された家具に、斬新な構図の画面を用い、新たな
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細雪 ささめゆき(1983年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

姉妹ならではの特徴がそれぞれに表れていてとても興味深かった。それが良家の4姉妹となると如実に見られる。長女は、本家であり幼い頃に母を亡くしたため、姉妹の母親代わりの立ち位置。次女は本家、分家、周りの目>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

名作と呼ばれる作品をついに観た!!
そしたらドンピシャ、大好物でした。

感想書いたら長くなる…。

主人公の過去の話にうっとりと耳を傾けるレクターの表情がたまらなかった。
それで、羊たちは鳴き止んだ
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イエスタデイ(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ビートルズの曲はわかるがマニアではないので小さな小ネタはわからず…ビートルズ大好きな方はそれも楽しめるんだろうな、と羨ましく思った。
当初、曲がよくても(ビートルズの楽曲)すぐブレイクするわけではなく
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セブン(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

見せしめのように人間の七つの大罪をテーマに殺人を犯してきたが犯人だったが犯人も人間であり、大罪を背負っているためのラストがよかった。
ミルズが犯人を怒りの大罪によって銃殺してしまう気持ちは共感できるが
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シャイニング(1980年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ホラーが苦手でずっと避けてたが鑑賞。幽霊よりもどんどん狂気的になっていく主人公が気味が悪く、終始、体を強張らせながら観ていた。

キューブリックにしては話がエンタメ寄りで軽く感じた。私は、主人公が何故
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

チャリティーイベントをラストにするために時間がなかったんだと思うんだけど、もっとフレディの幼少時代や、当時のセクシャルマイノリティのエピソードがあるともっと感情移入できた気がした。
でも完全再現したと
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サマーフィーリング(2016年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

一年ごとの夏に焦点を当てた映画。

ジャケは最後の夏なんですね。