大正～昭和初期の高知

貧しい家の娘が人身売買され芸妓、娼妓となっても貧しさから抜け出す一つの手段と論ずる夫の岩伍(仲村トオル)と一目惚れで嫁いだ喜和(松たか子)。
喜和という女性の生きざまが描かれていた。

岩伍が仕事で行き来した満州の様子や事業の死活問題である廃娼運動などもうかがえる。

娘の綾子役、井上真央ちゃんがまだ子どもでビックリ。

面白かった

そして松たか子さんの着物が私好み👘
大正昭和時代の普段着物が今は好みなんです◎

松たか子さん演じる当時の男性社会での女性の生き方を中心にお話は進んでいく
今見れば人権やらなんやら問題ばかりでそういう時代だったことは事実
まだ女性に選挙権もない
そういう時代があって今がある

愛人の子を引き取り育てる
その子は可愛い井上真央さんが演じる
松たか子さんも若いが井上真央さんもまだ幼い娘役
芝居が上手いんだわ

加賀まりこさんの女郎屋の女将
似た役で近年の作品で小泉今日子さんなんかが演じてた
お二人とも雰囲気も似て作品にアクセントになって良かったですね

3回に分けてのドラマ
運命と使命
観れて良かった。

櫂とは
水をこいで舟を進める道具
オールのこと。

再放送で今回再見する。「蔵」は以前見て松たか子頑張るなぁと。今回も松たか子x井上真央コンビ。五社英雄の映画は、岩伍よりで濡れ場満載で女の哀しみが今ひとつで男の身勝手な哀しみを描く。テレビは、松たか子に徹底的にフォーカスして哀しさを盛り上げ松たか子も応えている。仲村トオルは、もう一つだったなぁ。女性運動の高まりも描かれて主人公の自立が涙を誘う。音楽がまた気持ちをよく表していてすごかったですね。

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