NHKBS録画

大ファンの吉高由里子作品なので見た。

伊藤野枝さんは存じ上げなかったが、気の強い女性解放運動家を熱演。平塚らいてう役の松下奈緒の方がイメージには合っていたが。

そして永山瑛太演じる大杉栄が出てきた時に有名な甘粕事件と繋がり、そういう事か、、と衝撃。

旧来の家が決める結婚制度を拒否、稲垣吾郎の辻の元に逃げ込むも離別、堂々とした活動家大杉栄に惹かれていく。妻と愛人との三者会談、四角関係は強烈だった‼️

しかしこの頃の活動家はヒモにならんとやって行けなかったのかね、少し残念。

震災時の朝鮮人虐殺事件をNHKが描いたのは時代にかな。そしてそれが大杉栄らアナーキストの責にされていたのは知らなかった。

なかなか見ていて辛いストーリーだった。

ドラマに適した内容ではないと思ったが、何故、今センター女優である吉高由里子にこの役をやらせたのか⁉️
本人とアミューズなりに熟考した結果だと思うので受け入れよう。

再視聴して書きました。

感想👇

前にテレビで見たのだが、最後の終わり方が悲惨だった！
それでも　『吉高由里子』の生き生きとした演技が忘れられない。
彼女でなければ　こんなに『生きてる』伊藤野枝を見せる事は難しかったかもしれない。
又、瑛太の大杉栄も　素晴らしかった。


🌟主人公『伊藤野枝』の生き方は　『燃え盛る火』のよう。

この時代に　女性の自由を求めて　正直に生きていく様は　見事ととしか言いようがない。

何事も　自分の思い通りに突き進む野枝。

大杉栄を選んだのも　自分の意思で。
この選択そのものが　2人が悲惨な姿へと進んでいる事は　予想もできない。

関東大震災の後の混乱の中　
朝鮮人虐殺にしても　何故おこったのか？
何故　主義者として　大杉栄、伊藤野枝は刺殺されたのか?


伊藤野枝の『火』のような生き方。
燃え尽きないで 亡くなったけど、もし生きてたら　どの様に生きてたのか　知りたい。

又、彼女の様な女性達がいたかこその　『今の世の中』だと。





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其々のコメントを書く項目がありませんのでこの下に書きます。
ドラマは3話ありますのでご安心下さい。
②
『伊藤野枝』の人生を大きく変える
大杉栄との出会い。
大杉との出会いにより　大杉に惹かれてしまい、家を出てしまった。
それからも自分の思い通りに突き進む。
何に対しても正直に向かい　自分の意思で前に突き進む野枝。

③大杉もまた、野枝に会い　今まで以上に　精力的に活動家としての発言をする。
それが政府から目をつけられてしまう。
そして悲惨な最後に...。

「俺は自分以外の価値を否定する生き方がしたい。それは本来人間のあるべき姿なんだ」by 稲垣吾郎

稲垣吾郎のサイコパス役は面白いですね。
『十三人の刺客』でも怖面白かったですし。