ピッツア橋本

世紀末の詩のピッツア橋本のレビュー・感想・評価

世紀末の詩(1998年製作のドラマ)
5.0
今でもふと思い返す個人的No.1ドラマ。

22年前、リアルタイムでこのドラマのオチを観た時に号泣した。それは感動のラストというよりは主人公の亘に「どうしてもう掴みかけた幸せをみすみす手放してしまったんだ!なぜ日寄った!海の中に逃げた!」という疑問や戸惑いの爆発によるものだった。
いま30半ばになった自分の考察としては「亘はどこにいても先生の幸せを想い続ける自信が出来たから旅に出た」「先生との恋を通して、いま自分の現在と過去と未来の整理がついた」なのかなと感じる。あの風船一つ一つにはこれまでの感謝やこれまでに亘が先生から感じた豊かな感情の象徴なのだろうと理解した。
とかいってまた40になれば解釈も変わって来るのだろうか(笑)

思春期真っただ中の自分に毎週「愛とは何なのか?」「美しさとは何か?」を詩的に考えさせてくれた最も尊い作品。