このレビューはネタバレを含みます
「銀河版子連れ狼」として名高い、スター・ウォーズシリーズ初スピンオフ作品のシーズン2。
シーズン2も安定感バツグンの宇宙冒険活劇を我々に届けてくれた。
シーズン1にて引導を渡したはずのモフ・ギデオンが辛くも生還。
ギデオンは再び兵力を整えチャイルドを奪還しようとするが、それをさせまいとするマンドーの執念、そしてかつての戦友や新しい仲間が彼の戦いをサポートする。
そしてシーズン2では、チャイルドの名前(=グローグー)が明らかに。
彼の本当の名前を呼び、表情の見えないマスクの向こうで微笑むマンドー。
あのシーンは、なんとも心が穏やかになった。
シーズン終盤では、一族鉄の掟である「他人に顔を見せてはならない」を破ってまで、グローグーを救うために奔走。
この行為が、マンドーとグローグーの絆が確実に深まっているということを、どんな言葉よりも雄弁に物語ってくれた。
もう正直、最終話で「彼」がまさかの登場をしたという事実が霞むくらい心震えた。
うーん、早くもマンダロリアン・ロス。
既にシーズン3の撮影は始まっているとのこと。
それまでは、「シーズン2.5」としての位置付けであるらしい「ボバ・フェット」で飢えを凌ぐとしよう……