ドラマの後日談。
普通に見てたら自動的にスタートしあれ12あったっけと思ったら2時間スペシャルドラマだった。
こういうシークエンスの作り方は、動画配信の妙味。

復縁したかと思った尾野真千子と瑛太、ひょんなことから決裂。シングルファーザーの弁当屋岡田義徳とその子供たちに母親になってくれといわれ揺れる。

子もちになった綾野剛と真木よう子、旦那に関心が行かない日々、突然旦那の元カノ臼田あさ美登場。

カシオペア号での鉢合わせ❓車内食堂での会話劇がめちゃくちゃ面白い。

浮気を許すと母親になってしまう。だから許したらダメ。
凄い名ゼリフ。

瑛太と尾野真千子のその後が少し薄くて物足りなかった。

エンドクレジット、瑛太だけが中目黒で1人で踊る‼️やっぱり桑田さんみたかったよな。

帰省した時、２週間はホテル住まいをしなければならなかった為ケータイでドラマを見ていたら、スペシャルもやはり見たくなったので、今日借りて見てみた。
やっぱりスペシャルも、通常ドラマと同じ様に、濱崎ファミリーと、上原ファミリーでバトる感じになっていたが、はっきり言ってこのスペシャルで、光生と結夏の間に出来てしまった溝は、もう埋めようが無いものなんじゃないのかなと思わずにはいられなかった。
これは作中でも触れられている事だけれど、世の中には本当に色々な夫婦がいる。
好きな物が一緒で、嫌いな物も一緒みたいな何でも合う夫婦もいれば、光生と結夏みたいに好きだけれど、生活する上では全然合わないみたいな夫婦もいる。
けれど、このドラマやスペシャル版を通して、私が改めて思ったのは、生活上どれだけ合わなかったとしても、「目指す幸せ」が同じなのであれば、そんなに問題は無いんじゃないかなという事だった。
そりゃ、夫婦ってことは離婚しない限りは、ずっと一緒にいることになる関係なんだから、欲を言えば全ての面に置いて、合うのが理想だとは思う。
けれど、例え光生や結夏の様な夫婦だったとしても、目指す幸せが同じなら、多少の不満はあれど、なんとか形になっていくのだろうなという感じがした。
だからこそ、愛はあるけれど全くと言っていい程、生活上は合わない光生と結夏も付かず離れずで、また再婚なんて流れに至ったのだろうなと思った。
しかし、恐らくこの2人が避けてきた問題と、このスペシャル版では向き合わなければならなくなった。
まあ、単純に見ている私からすれば、光生の幸せの方が、濱崎ファミリーにはいい気がした。
これは多分だけれど、もし結夏と光生が再婚して子供を作ったとしても、光生も多少は変わると思うけれど、神経質な部分は変わらないからいつも不機嫌でいそうだし、結夏は結夏でそーいう態度の光生にキレて、子供のことも結局あんまり手が回らない。。みたいな未来予想図しか、私には見えなかった。
だから絶対、光生と結夏は一緒にいるなら、恋人みたいな夫婦がいいと思う。
けれど結夏はそんな幸せは望んでない…
こんな感じでストーリーは進んでいき、これと並行する感じで、また上原ファミリーにも危機が訪れるみたいな感じになっていた。
やっぱり通常ドラマと同様に、見ていて退屈する場面なんて殆ど無かったし、面白シーンとシリアスシーンのバランスが上手いから、見ていてとても楽しかった。
なので、個人的には最高の離婚2とか、もし2が無理なら、またスペシャルとかでもいいから、続編を見たいという気持ちはあるが、まあ…もう無いんだろうなと分かっているのでちょっと寂しい気がした。
最高の離婚の通常版ドラマを見ていた方にもお勧め出来るし、ちょっと予備知識入れただけの、通常ドラマ見て無かった人でも楽しめるんじゃ無いかなぁ🤔というくらい面白い内容だったので、ドラマ好きには是非オススメしたいスペシャル版だった。

2組のアラサー夫婦の続きを描いたスペシャルドラマ

ドラマが最高に幸せなラストやったから
今回はそうじゃなかったのが悲しい
ただバッドエンドじゃなくて、
お互いを理解して出した結論やから
納得はするけど、やっぱり寂しいな
最高ではなく最善の離婚って感じやね
最終回以降幸せに暮らし続けました、
なんてのはおとぎ話の世界だけで
現実はあれからも悩みや悲しみに
もがいて生きていくわけやもんね
だからその続きを描いてくれたことに感謝
ほんでなによりカシオペアの会話劇が至高

最初のキャンプのやりとりからニヤニヤ
なんやかんや寝てる結夏を起こさずに
1人でキャンプの準備する光生が素敵
キャンプを楽しんでる光生が可愛い
富士宮の年越しのシーンもほっこり

「ブラック企業どころじゃないよ
　ブラックホール企業に
　就職することになりますよ」

子供を巡っての喧嘩はほんま悲しかった
光生さんの言ってることは正しいけど、
結局は子供が欲しくないってことやから、
そりゃ結夏は悲しいよね...
とはいえ北海道ついてくのは絶句した
それに諒さんもほんまダメやな
あんだけ大切にするって言ってたのに
迷う時点でもうアウトやろって思っちゃう

「あわよくばチューチュートレイン
　しようと思ってたんでしょ」

カシオペアの寝台列車のシーンが最高
ここの会話劇がとにかく素晴らしかった
1人1人抜けていくのもいい演出
気まずすぎる6人の会話は笑ったし、
灯里の言葉が胸に刺さったし、
諒の決断に胸が温かくなったし、
取り乱した光生の言葉はひどいけど、
ひどくなくて色んな感情を揺さぶられた
個人的に灯里の「死ねば」は超スッキリした

「こんな素敵なミスユニバースみたいな
　奥さんいるのにこんなテラスハウスに
　出てきそう女性と浮気して」

灯里が光生の家に戻ることを決断して、
無事に問題が落ち着いたと思ったけど、
子供についての一番大切な問題は
解決していなくて、その問題から
導き出された結果が別れなのね...
人って、大人ってほんまに難しい
納得させられる自分にも寂しさを感じた
でも、最後の手紙がほんまに素敵やね
自分が思い描いていた幸せな結末ではないけど、
あの手紙を出せて良かったねって今は思う