📺再放送だったんだ・・全然知らずに期待もせず何となく見出した単発ドラマだったがとても面白かった。


宮城発地域ドラマ・・東日本大震災から10年後の今を描いたドラマでした。

津波で店を失った主人公は人生のどん底に落ちる・・酒に溺れていく毎日遂にアルコール依存症でこのままでは命の危険がそして入院するがそこで出逢った自らもアルコール依存症だった医師に諭され生きる。


退院後に出逢うひとたちとの交わりを大切に10年を生き抜いていく・・そして10年後のあの日に出逢ったひとたちを店に招待するのだった。


最後の最後であぁ〜そうだったんだと思わさせる（妻役の吉田羊がコロナ禍なのに一人マスク無し）・・そして草彅剛はとても好い俳優になった。

随所で不自然だなあと思っていたけど…そういうオチだったんだ！挨拶で献杯ではなく"乾杯"にこだわったのは、そことリンクするのかな…

いつも思うが、草なぎ剛の演技って独特だよね。なんだろう〜ドラマではなく舞台の演技みたい。セリフまわしが割とはっきりしていて、立ち回りとかも若干舞台的。決して悪い意味ではなく、それが唯一無二の雰囲気を醸し出している。

自分の名前と同じタイトルのドラマ。これはぜひ見なければと鑑賞。

震災そしてコロナが描かれている。ドラマの中でコロナを描くのも、もう普通のことになっていくんだろうな。

妻いる男に妻の眼前で大胆告白、こいつアホなの？そう思ったら…なるほどそういうことか。いや待てよ、なんかおかしくないか（笑）主人公、相当ヤバい奴だぜ（笑笑）
震災とコロナをテーマに、短くもなかなか良質のドラマだった。