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モデル
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『モデル』に投稿された感想・評価

Omizu
3.7
『ボストン市庁舎』フレデリック・ワイズマン監督作品。アテネ・フランセの特集上映にて鑑賞。

面白い。ワイズマンらしい冷静な語り口でモデル業の真髄を映し出している。今のように多様性が重視される時代ではなく、まず聞かれるのは身長。170cm以下だと容赦なく切り捨てられる厳しい世界。

男性モデル、女性モデル、黒人モデルなど様々な切り口でモデルという職業を描いていく。途中で挟まれる黒人人権運動、浮浪者たち…NYという街のポートレートとしても見応えあり。

NYにあるモデル事務所を中心に彼らの仕事や価値観を捉えていく。脚が重視される女性モデルたち、その世界の厳しさとプロフェッショナルさが印象的。

「君に合うのはこういう写真」と的確に判断を下していくモデル事務所、採用されるのはごく僅か、採用されてもものになるのは半分という世界で生きる人々を冷静に描いていく。

ショービジネスの裏側を描きつつ、表層的な面だけでなくワイズマンらしく深く切り込んでいく視点は素晴らしい。ワイズマンの映画っていつも冷徹で鋭いよなぁ。すごいことだ。
シャッター速度で切り取るフォトグラフ、コンマ0.1で決まるCM、演技と似た意識が瞬間的に集中する様を横から撮る面白さ。NY、Zoli Modelsのまわりは、フォーと声をあげながら魅力を引き出すフォトグラファー、妥協許さぬのディレクター、と、情熱的で、にぎやか。
Modelの中にも聡明な人もいるでしょうが、この映画ではstupid?。中身はどうあれ、存在だけで美となる天性がにくい。
“6番街のヴァイキング”が写りそうな雰囲気のNYの街並みと、星条旗が強風になびく現場音もまた素敵。
3.0
エージェンシーの社長に「モデルは浅薄でバカだと思われているがそれはまちがいだ」と語らせておきながら、その説得力に欠ける様態ばかりを収めている。面接する者、メイクする者、撮影する者たちの存在によって、やたらと強調されていくモデルの受動性。カメラマンやディレクターとのやりとりのなかで、フィードバックしあえる直感力や頭の回転をだれひとり発揮しない。みんな見栄えがいいだけのお人形のよう。確信犯ならちょっと意地の悪いドキュメンタリーだが、終盤にかけて被写体への親密さをかろうじて取りもどしてホッとする。

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