ある映画作家の手紙。白黒映画のための七つの断片の作品情報・感想・評価・動画配信

ある映画作家の手紙。白黒映画のための七つの断片1982年製作の映画)

Lettre d'un cineaste - Sept pieces pour cinema noir et blanc

上映日:2023年02月17日

製作国・地域:

上映時間:21分

3.5

『ある映画作家の手紙。白黒映画のための七つの断片』に投稿された感想・評価

3.7

飲食してる人、毛皮着てる人、美容院でパーマあててる人などのショットが収集され、音はアフレコでそこに同期しない。フランス語で喋る声にも字幕は付かずただ音として提示される。そういう演出はイオセリアーニ作…

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3.6

オタール・イオセリアーニ監督がパリに拠点を移して初めて製作した短編作品。

パリの日常を7つのパートに分けて描いたオシャレなドキュメンタリー風アート作品でした。
音楽の使い方も素敵✨
モノクロでパリ…

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5.0
短いながらもギュッと凝縮されてたアイロニーとユーモア。パリに移り異国の地でのスケッチ集って感じで、毛皮にワンコ、メトロと酔っ払い、カフェでの咀嚼集。
otom
5.0

活動の場をパリへ移し西側を満喫してる風でありながらも、やっぱり都市のそれに対して田舎的音響を当ててくる感じとかのアイロニーがピリッとしている。映像のあれこれがこの後の『月の寵児たち』にも活かされいる…

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ENDO
4.0

パリ市民の営みを繋いでいくドキュメンタリー要素の濃い短編集。着飾った女優が向かう美容室の音響は動物園。老若男女の咀嚼とイッヌの拾い食いをつないで、最後はホームレスのユニゾン。都会のジャングル。標的と…

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Kumiko
4.0
現実と虚構

電車に乗る人
駅のホームで酒を飲み歌うホームレス
毛皮を着た女性
わんこ集
人々のほおばり飲み語らう姿
露骨
-
パンを食べてる青年がめっちゃレオっぽい。パリの街を行き交う様々な犬種の犬たちだけを撮っていれば良いと思う。
内藤
3.5
イオセリアーニが都市や都市の人々を肯定的に素朴に撮るわけがなく。でも魅力的に思えてしまうのは不思議。
観察の詩学が滲んだ映像の連なりがただただ美しい。
まさに「キャメラ=まなざし」であるということの提示。
38
3.2
当時のパリの靴事情を眺めるのが楽しい。あとは犬たち。フワフワ、フカフカ、フサフサの犬たちが何匹も映されたあとにゴージャスなファーコートに身を包み闊歩する人々が映される。

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