『クレイジーホース・パリ~』と似た感じのドキュメンタリーだが、こちらの方が分かり易い。
ドキュメンタリーなのにカメラワークが見事で、ランウェイでの映像等、思わず見入ってしまった。
ワイズマンの映…
元々ワイズマンはドキュメンタリーっぽくない、フィクションのような編集をするが本作は特にそれが濃厚。
被写体がほとんどモデルなので画面に映える。と、思いきや街頭の花売りが落とした商品を拾う親切な人な…
「ものを知らない16-7歳の子は教えられた動きを繰り返すだけで、撮っていても返ってくるものがない」というカメラマンの言葉が残る。芸能事務所やモデル事務所の若い所属者に会うと同じことを感じるね。美男美…
>>続きを読むエージェンシーの社長に「モデルは浅薄でバカだと思われているがそれはまちがいだ」と語らせておきながら、その説得力に欠ける様態ばかりを収めている。面接する者、メイクする者、撮影する者たちの存在によって、…
>>続きを読む笑えるがなんとなく締まらない気がしたのはワイズマンのドキュメンタリーの基本形から外れた、中核的な「場」や共同体を持たない映画だったからかもしれない。
タイトルも「モデル」というか「広告」って感じで…