相対性浪漫飛行の作品情報・感想・評価

相対性浪漫飛行2021年製作の映画)

上映日:2022年01月15日

製作国:

上映時間:37分

3.9

あらすじ

「相対性浪漫飛行」に投稿された感想・評価

シュレディンガーの猫という言葉で味つけられた、和風ララランド的な映画でした!
短い時間でしたが、自分はすごく楽しめました!

全編通して、舞台背景は現在(なのかな...)だけど、16mmの映像・トゥーン味を感じるbgm・古さを感じさせる言葉遣いのおかげか、明治大正など文豪が息をしていた頃の趣を感じました。
妄想ではありながら、いくつかの正しそうに見える選択肢を選び先へ進むが、自分にとって受け入れ難い結論になるという繰り返しが面白く、まさにシュレディンガーの猫。そして、すごろくのように振り出しに戻りまくり。

また上映や配信などがあったら観たいと思います!!


余談ですが
主人公の話し方やスピード感が、物語シリーズの主人公に似てて面白かったです。

石田がめっちゃ好きです。
題名や雰囲気からして森見登美彦の四畳半神話大系的なお話かな?と思い鑑賞。

16mmフィルムで撮影された映像は現代の作品なのに昭和感溢れる画質になっており、なんだかとても不思議に感じる。

あえてレトロに仕上げる効果は抜群で、この作品全体の雰囲気を素敵に仕上げている。

トークショーで色々とフィルムについてのお話があったけど、一昔前の撮影や編集って大変だったんだなと感嘆。とても興味深い話だった。

内容としては四畳半神話体系と夜は短し歩けよ乙女を混ぜたような感じで冴えない大学生がどの女の子を選ぶかがでパラレルワールドが展開されるコメディ。お約束の流れが展開されるのは安心感があり、単純に楽しい。そして十字靭帯(笑)

ナレーションを初め全体として思ってたより森見登美彦感が強めだったので好きな人はすごく好きだと思う。私はとても好み。

時間も長くないので気軽に楽しめる一作。
16ミリフィルムの映像が、懐かしい感じで、良い雰囲気を出していますね。タイトルからはどんな映画なのかわかりませんでしたが、なるほど、ロマンスでした。

上田慎一郎監督の過去の短編に出演されていた、美南宏樹さんが主役というだけで、何の前情報もなく観に行きましたが、坂田監督が自分と同じ大学の卒業生で、この映画のロケ地にも使われていると聞いてビックリ。これからも応援します!
Natsumi

Natsumiの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

妄想癖がひどい主人公だけど
憎めない感じでよかった。

ことばであそべている感じも
脚本の人すごいなぁ、と思って見てた。


トイレに駒が流れて引っかかるところ、
谷中商店街の昭和っぽい雰囲気、
ミュージカル風の回想シーン、
川を飛び越える前の拍手と足音…
ひとつひとつのシーンに愛情と工夫
を凝らしているのが伝わってきた。


小説の中の比喩を使った恋愛も
キャラに合っていて良い。


石田さんを黒幕っぽくするなら
彼のキャラにもうひと癖ほしかったなぁ…
16mmフィルムで撮影された、37分のドタバタ恋愛喜劇。
予告編からも予測されたように「四畳半神話大系」的な作品で、フィルム撮影の質感も相まって、とても楽しい作品でした。
少し古風な台詞回し、膨大なモノローグ、創意工夫溢れる展開の数々、結構好きでした…!

…。そもそも「四畳半神話大系」が人生オールタイムベスト10級に大好きなので、スコアが甘くなっているかもしれませんが…。
16㎜フィルムで撮影されているので、レトロ感が有ります。
主人公のナレーションが、ツボ。
主人公の恋愛遍歴のひとつひとつ、友人のキャラクターも笑えます。気軽に観られる長さの作品。

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