マイブリッジの糸の作品情報・感想・評価

マイブリッジの糸2011年製作の映画)

MUYBRIDGE'S STRINGS

製作国:

上映時間:13分

3.6

「マイブリッジの糸」に投稿された感想・評価

一昨日鑑賞。載せるの忘れていたやつ。



絵のタッチに力強さを感じた。

正直、1回観ただけでは、どんなテーマで、どんな内容で、どんなことを伝えたかったのかは分からなかった。

だが、力強い絵のタッチから、
エドワード・マイブリッジの何かを伝えたいという、山村浩二の熱い想いは伝わった。


そんな中でも、1つだけ感じたことがある。

少し不気味で、でも暖かさも持ち合わせている絵。
その絵々が表しているのは、マイブリッジそのものなのではないだろうか。

妻の愛人を銃殺するような変人。
世界を変えるような発明をする変人。
その全てが、あの絵であり、あの雰囲気がマイブリッジを表すにはベストなのであろう。
Alina

Alinaの感想・評価

5.0
山村浩二を知らずに映画館で観て、一目惚れ。
そこから山村浩二のファンになりました。

エドワード・マイブリッジに対するオマージュと誰かの記憶の物語。
まばたきするのも惜しいと思えるくらい映画から目が離せませんでした。
ひとつひとつが、美しい。

自分の記憶か映画の記憶か、現実と妄想と行き来しながら、どこか遠くへ連れて行かれそうな、でも気持ちのいい作品です。
明らかにマイブリッチを知らなきゃ、わからない作品。玄人向け。
自分もマイブリッチが妻の浮気相手を銃殺してたなんて知らなかった。
牛丼狂

牛丼狂の感想・評価

1.5
2011年公開。
短編アニメーション。

馬の連続写真で有名なエドワード・マイブリッジを題材として、時間の流れを表現したらしい映画。
なにかと糸を意識しており、たとえば人間の繋がりを示す糸から、ピアノの弦、そして連続写真の糸など、糸でそれぞれが繋がる。アニメーションならではの表現だ。
美術館などで流されるのには向くだろう。
容易な表現であるが、芸術的といったもので、好みに合わずにまったく楽しめず。
伝わらず。
様々な主題がこの短い時間に詰まってた。
教授の解説がないと正直意味わからんかった。
【集大成】

山村浩二の集大成と言っても良い一作だと思いまし。『頭山』でのお皿の時計や『歳をとった鰐』の動物、『田舎医者』での馬。今までの物体的要素も組み込まれているんですよね。

今回は〝時間の流れ〟がキーワードです。
時間には一定の流れがあり、切り取ると〝瞬間〟というものが浮かび上がる。
日常に時間は存在していて永遠なるものである事から同一表現としてノルシュテインの『話の話』なんかと内容的には似ている部分がありました。

とは言っても物語のあらすじというものが存在しないので説明しにくいのですが強いて言うならば題名にもあるマイブリッジの伝記的内容と日本の母と娘のお話の2つのストーリーが交互に映されます。

正直エドワード・マイブリッジが何者なのか?またマイブリッジの生涯を知らないと理解出来ません。僕自身、初めて観た時はちんぷんかんぷんでピアノの音と絵の繊細さだけで楽しんでいたのですがマイブリッジの生涯を知る事により内容が見えてきました。
その後に2.3回観賞すると所々で鳥肌が立ってしまうんです。

そして日本の母と娘の関係。
これは親子という切っても切れない関係ではあるものの成長するにつれて別れも近く。

どちらも時間は戻らないという哀しみ。を表現した難解な短編となっております。
natsu

natsuの感想・評価

4.0
フィルムの一コマ一コマを強く主張してくるように、絵が一枚一枚変わるごとに動く画面。
色鉛筆のような、水彩画のような繊細で淡いけれども現実的な世界に黒で描かれる登場人物が際立つ。
今までみてきた水墨画たちが滑らかに細かく動くのに対して、これは人が全く動かなかったりする。人は動かないのに背景は一枚一枚変って動くからおもしろい。
結婚して街に移り住む過程の描写は画面を存分に工夫して使っていてとても魅力的だった。
とても自由な作品だと思った。
13分の中に人の一生が描かれているため、とても濃密だった。セリフがないが感情移入しやすい。しっかりと表情や背景などで伝えてくるからだ。
青二歳

青二歳の感想・評価

4.9
この人がいなければ映画は生まれなかったかもしれない…?写真史と映画史の黎明期に名を残す写真家エドワード・マイブリッジ。彼の生涯へのオマージュであろう山村浩二のアニメーション…
さすがNFB…なんて商業的じゃないんだ。ナラティブから脱却してしまった。なのにたいへんナラティブな作品。すごい。
kai

kaiの感想・評価

3.8
エドワード・マイブリッジという人物を知らなければ、理解に苦しむ作品。
山村浩二監督独特の世界観に魅了される13分。
RYAN

RYANの感想・評価

3.5
これが山村浩二。
THE日本ですね
これこそ日本が誇るべき作品であり作り方である
日本をということを前面に押し出す
よかった
しかし、印象は薄かった気がする
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