2023年 韓国Netflix ヨン・サンホ監督
脚本 ということで 配信期待作 ＿＿ ☺️

この作品が カン・スヨンさんの遺作に
なったことを 最後に知りました 💐😢　

作品内での彼女の演出が この先の人生
を物語っている様で とても不思議な感
じになりましたー …… 😣

本作で見せた 静かな深みのある 素晴らしい演技は作品としての存在感も含め 一番の見どころであったのでは と振り返りますねー 〜 🥹✨

本当に韓国中の誰もが待ち遠しかった大女優の復活作と 思えた矢先であったので　非常に残念だと思います …… 👏🏻😭✨


✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨✨

• #Netflix-2023

『Jung_E』
原題Jung_E / 정이
製作年2023年。上映時間98分。
: [Netflix作品]
『新感染 ファイナル・エクスプレス』や、ドラマ『地獄が呼んでいる』などのヨン・サンホが監督などを手掛けたSFアクション。
『シバジ』『ハラギャティ』などのカン・スヨンのほか、『視線の向こうに』などのキム・ヒョンジュ、『人質 韓国トップスター誘拐事件』などのリュ・ギョンスらがキャストに名を連ねる。
今作品の撮影を終え後半作業を進めているさなかカン・スヨンが脳出血で倒れ、心肺停止状態になり、すぐに、彼女は地元の江南セブランス病院に運ばれ、そこで集中治療室に入院し、昏睡状態に。
病院で2日間の治療を受けた後、彼女は2022年5月7日午後3時に永眠され、彼女の2013年の短編『審査員』から９年ぶりのスクリーン復帰と奇しくも遺作となった今作品。

生存に適さない環境となった22世紀。
荒廃した近未来の地球を舞台に、人工知能研究所の研究員が、優れた傭兵だった自分の母親の脳データを複製する。
クローン技術によりエリート軍人の脳データを与えられたロボット兵士。
その存在が、戦争の行方を握ることになる。。。

アクション満載のSFスリラーをチョイ期待していた。
しかし、『JUNG_E』はガチガチなモンじゃなかった。
CGIを駆使したロボット対ロボットのアクションはあるが、それは作品の冒頭とラストに限られたものでした。
その間にあるんは、
人工知能(AI)、
人間であることの意味、
個人の権利（特に死後）についての、驚くほど思慮深い道徳劇でした。
これらの議論はやや単純化されているように見えることもあるし、問題に触れてはいるが解決されていないこともある。
しかし、全体としては、知的なSF映画でした。特に『スペース・スイーパーズ』のように最近このジャンルに進出した韓国の作品の後では。特に、『スペース・スウィーパーズ』(2021年)みたいな最近の韓国映画ではそうかな。
このジャンルでも明らかに邦画は韓国にかなりの差を開けられてるって感じたかな。
先に書いた道徳劇とは云え、道徳的な会話ではなく、視線や間を置いていくつかのテーマを取り上げたことは巧みでした。
ソヒョンは、幼少期から不在だった自分の母親のレプリカを使って、次々とシミュレーションを行う。
どのシミュレーションもシミュラークル(現実との対応関係から解放され、もはや現実を反映する必要のない純粋な記号としての「もの」やイメージまたはそれらのシステムを意味する。原語はフランス語だが、特定の訳語はない)に暴力的な死を与えて終了する。
そのたびにソヒョンは、パニックに陥り痛みを感じるジョンイのレプリカに尋問を行う。
これは暗い話かな。
今作品は、ジェームズ・キャメロンのピクチャレスク（日本語では「絵のような」、あるいは「絵のように美しい」と訳されてる。 絵画、風景、庭園とかの美を表す言葉やけど、ただ美しいだけではなく、崇高という意味合いが込められてる。非常に青い）であれ、『ブレードランナー』、『攻殻機動隊』、『AI』、『アリタ：バトル・エンジェル』のテーマ、ストーリー要素、スタイルであれ、影響を受けたことを恥じることなく公表している映画。
ヨン監督の作品には、コンピューターで作られたセットや背景が多用してて、それが非常に人工的な雰囲気を醸し出してた。
最初は少し気が散ったのは否めないが、長い目で見れば、物理的なセットや効果では手が出なかったような方法で、ヨン監督が物語を語ることができるようになってた。
ソヒョン役のカン・スヨンは、曖昧さ、個人的な変化、静かで抑制された感情を表現し巧みな演技を見せてた。
残念なことに、この作品がカン・スヨンの最後の出演作となったが。
キム・ヒョンジュは、よりダイナミックで活発な演技を見せ、彼女の演じるキャラが受けるストレス、拷問、パニックのレベルを考えれば、それは適切かな。
彼女は人間的な顔と人格を持ち、倫理的な議論を道徳的な危機として痛切に感じられるものに変えている。
キム・ヒョンジュが活動的やとすれば、リュ・ギョンスはAI実験が行われている施設の責任者であるキムを演じて、積極的に演技を披露している。
大げさで虚栄心が強く、不適切なジョークや派手な身振りで常に注目を集めようとする彼は、最初、周りの映画にはほとんどそぐわないように見えた。
彼の行動の背後にある理由や、彼の性格をより繊細に扱うことは、予想以上に作品の後半で行われるため、忍耐をもって彼に接する価値があるかな。
邦画は完全に差を開けられたとは云え、今作品は不完全な作品であるのもたしかで、その影響により、むしろ派生的な作品に感じられ、期待したり求めたりするドラマやエネルギーのレベルを提供することはできてない。
しかし、同時に今作品はよくできた、魅力的で知的なSFドラマであり、本格的なSFファンにとって、こうした作品は希少やと云えるかな。
欠点も含めて、こないな作品は大切にしたい。

「新感染」や「地獄が呼んでいる」で有名なヨン・サンホ監督の新作「ジョンイ」を早速鑑賞しました。

初っ端からアクション全開で面白かったです！
Netflixオリジナル作品なので映画館で見れないのが勿体無いくらいアクションにCG映像が素晴らしい。

でも、いち早く最新の韓国映画を目の当たりすることができてとても感激してます。

ストーリー内容も割と分かりやすく映画に入り込みやすいので子供から大人まで純粋に楽しむことができると思います。

とにかくCGが半端なく最後のアクションシーンは画面に夢中で目が離せずにいました。

去年亡くなられた主演のカンスヨンさんはこの映画が最後になってしまいました。
初めて知りましたが、素晴らしい演技でした。
ご冥福をお祈りいたします。