出産と離婚を経て引退した名女優ムーン・リー。かつて仕事をともにしていた映画監督ロジャー・ウーは、彼女にアジア版『ボーン・アイデンティティー』なアクション映画の主演を務めてほしいとオファーする。 ムーンは幼い息子ユージョウをロジャーのアシスタントに預けつつも、ロー師範のもとで撮影に向けての過酷な武術訓練に励む。 しかしある日、思わぬ知らせが届く。それは映画スポンサーからの「ムーンの元夫ジュリアードを相手役として起用したい」という提案だった。 一人の女性として、映画人としてムーンが模索する《己との闘い》と《自分》とは?
かつてフィリピン映画界の巨匠だった映画監督レオノール・レイエスは、72歳になり引退した今、借金と息子との関係悪化に悩みながら暮らしている。ある日、脚本コンクールの新聞記事を目にした彼女は、…
>>続きを読む1929年の上海。デビューして間もない若手女優ロアン・リンユィ(阮玲玉)が映画『故都春夢』の主役に抜擢され、天性の美貌と演技力で瞬く間に人気を集めていく。一方、私生活では資産家の息子・張達…
>>続きを読むブータン仏教界の高僧にして、『ザ・カップ:夢のアンテナ』(1999)などで国際的に知られるケンツェ・ノルブ監督が、ブータンの伝統音楽や舞踊などを満載して謎の儀式を前衛的に描く不思議な寓話。…
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