宗教っぽいタイトル、いつもより緩やかなパンニングとズーム、淡々と流れていく前半から何かある感じが後半、ホン・サンスで一番と言って良いほどのエモい展開になる。が、それでもいつものペースで流れていく時間…
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8/23山形フォーラムで見てきました。豊穣な時間が流れていました。妹の寝顔を見つめ手に触れようとして躊躇する仕草にグッときました。最後の留守電を聞いて笑う場面は、短編映画を撮ることや私と寝たいのと言…
>>続きを読むはい、ついにホン・サンス監督です♪
wowowで何気なく観た『逃げた女』が妙に引っかかったので、近所のミニシアターで公開中だったこの映画を。自身初めて劇場で観るホン・サンス監督作品。
まず上映時…
ホン・サンス監督の『あなたの顔の前に』の主人公は、前作の『逃げた女』と同じように、懐かしい人を訪ね、たわいもないおしゃべりを繰り返します。時間の流れを壊さないフレームワークで、そこに流れる時間の存在…
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仕事の話と男女の話は酔っているときがいちばん輝いて見えるものです。
これだけ家族意識の強いのは個人的には勘弁。
すでに死んでしまった主人公の記憶のライブラリを覗かせてもらっているような映像だった。…
基本ワンシーンワンカット且つ殆んど動かない定点カメラ的な撮影。映像の質感含めて自分に合わず、何度も集中力が切れかけた。
それでも確かに空気が変わる、揺らぎの様な瞬間が稀にあってハッとする。
多分2回…
まじで、ホラー映画よりもこわい映像体験…。ホンサンスの映画は脳にゆるやかな勾配で暴力を振るってくるんだよね。で最後にもうこれ以上は無理だよって飽和状態に達した瞬間に「これは夢だったんだ」って一種の逃…
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