瀬戸内海に面したK市のY造船所。島崎宗夫(早川保)はK造船所の下請工場、大和田組の社外工であった。或る日、厚生係長村田(殿山泰司)から寮の管理をすれば特別給与も出すと言われた。月給の大半を…
>>続きを読む多摩川の水門に少女の他殺体が浮上。刑事たちが捜査を進めると、被害者は殺害1時間前に支那ソバを食べており、暴行の跡はないものの異性との交渉が相当あったこと、売春婦の母親とバラック小屋で暮らし…
>>続きを読むお人好しのブリキ職人・由五郎。彼が暮らす長屋の人々は、いずれも明日の米にも困るような貧乏暮らしだった。由五郎も正月を迎える金の工面に出かけるが結局一銭も借りられず、女房が娘に書かせた嘘の手…
>>続きを読む殺人の罪で全国に指名手配されながらも、あと1年で時効を迎える川島。ある町の工事現場で働いていた彼は、ひょんなことからクリーニング店の少年と親しくなる。だが少年はいかがわしいパーティで有閑マ…
>>続きを読む家出娘を引っかけようと仲間と網を張っていた大阪のチンピラ・サブは、そこへ現れた花子をまんまと誘惑する。だが仲間が花子をだまして猥褻映画を撮ろうとし、サブは花子を連れてそこから逃げだす。母親…
>>続きを読む熱海の旅館で女中として働く春子。戦争で夫を亡くし、戦後の貧困のなかで生活のために売春したこともある。そんな彼女にとって2人の子供の成長だけが生きがいだった。しかし子供たちは、酔態をさらす母…
>>続きを読む