太陽とバラの作品情報・感想・評価

「太陽とバラ」に投稿された感想・評価

木下恵介監督作品の当たり外れが大きい気がする。
この映画は、自分には、外れだった(汗)

清(中村賀津雄)という息子は、母親(沢村貞子)に反抗ばかりしている。
腕に「バラの刺青」まで入れてしまう有り様。
「バラ」は、母親の内職で作っている薔薇と符号するもの。

一方、何不自由のない暮らしをしている正比呂(石浜朗)も不良と関わっていく。この石浜朗は、初期の小林正樹監督作品での青年イメージを覆すようなワルの役。トホホ。


全体的に面白くない映画だったが、なぜか、この映画、1956年のキネマ旬報第9位に選出されている。
Phantom

Phantomの感想・評価

3.1
京都のフィルムセンターで鑑賞。どうもフィルムの保存状態が酷い気がする。音声に全て雑音がかぶってしまっている。誰かレストアしろよ、っていうか、きちんとしていた頃のキネ旬第9位、カンヌの外国語映画賞受賞作がこの扱いなのか?
木下恵介監督、よっぽど太陽族が嫌いらしい。
ラストの横移動で撮った逮捕劇のダイナミックさがとても印象的。j
太陽族の描写は鈍臭く、母親が口を開けば説教臭く、主人公を取り巻く環境は辛気臭い。あまりの客観のなさに、木下はよほど太陽族への憎悪が強かったのか??とさえ思える。

でもマザコン映画としてはちょっと面白い。