世界のはぐれ者犯罪者集団はスーパーヒーローになり得るのか?
数々のMCU作品を引き立て、盛り上げたヴィランたちが自分の生き場所を探すために数々の汚れ仕事を請け負う。
そんな彼らの救いの作品。
自分たちの存在価値を問い、自分たちの居場所を探し続ける。その日その日をとにかく生きるアレクシス、エレーナ、ジョン、エイヴァ。そんな彼らが孤独と喪失が生む虚無に挑むことに。虚無に挑み彼らが見つけるものとは?
どこか冷たい彼らの温かいラスト。
この対比がとても良かった。みんなに、誰もが、どこにでも居場所があるんだと。
エンドゲーム後、ドラマを巻き込み急拡大させたMCU。面白い作品はあるし、ワクワクする物語もあるんだけど、どこか終着点が見えないというか、エンドゲームまでの作品ほど盛り上がらないというか。そんな中でもMCUが続いていて良かったなと思える作品だったな。キャラクターに救いを与えたというか。キャラクターをさらに愛せる物語だったなと思います。彼らをまだまだ見ていたいな、そんな風にまたMCUに光を指し、風を吹かせてくれる作品だったんじゃないかな。私にはそう思えました。また楽しんでいこっと。