
矢野顕子の名カヴァー・アルバムのひとつに挙げられる『SUPER FOLK SONG』は、彼女のピアノ弾き語りシリーズの第一弾('92年発表)として編集なしの「一発録」。本作は、その模様を完全密着で記録した故・坂西伊作監督によるドキュメンタリー・フィルム。 緊迫した空気の中、何度も失敗しては弾き直す極限状態でのレコーディングに、自分に厳しく挑む姿や納得したテイクを録り終えての安堵感や達成感からくる満身の笑みなど一心不乱にレコーディングに没頭する、彼女の一挙手一投足を捉えた日本音楽史に残る伝説の一作。
2018年8月16日、惜しくもこの世をさってしまった「ソウルの女王」アレサ・フランクリン(1942-2018)。1972年1月13日、14日、ロサンゼルスのニュー・テンプル・ミッショナリー…
>>続きを読むむき出しの魂で歌い、愛した世紀の歌姫マリア・カラス。没後40年、未完の自叙伝や封印された手紙、映像・音源の数々が紐解かれる――。マリア・カラス本人の「歌」と「言葉」だけで綴られる“真実の告…
>>続きを読む世界的音楽家 坂本龍一の音楽と思索の旅を捉えた、初の劇場版ドキュメンタリー映画。2012年から5年の長期間に渡る、本人への密着取材によって実現。さらに充実したアーカイブ素材と、初公開の…
>>続きを読むⒸ映画『SUPER FOLK SONG~ピアノが愛した女。~』[2017デジタル・リマスター版]