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ドン・ジュアン
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『ドン・ジュアン』に投稿された感想・評価

映画批評月間 フランス映画の現在vol.04

21世紀のドンジュアン。

ドン・ジュアン(ドン・ファン)は17世紀スペインの伝説上人物であり、好色放蕩の美男で、女たらしの代名詞。

ほかの女を見てたら結婚式を反故にされる。

睡魔との戦いだった。

2023-22/字幕
2.5
【役と魂の重ね合わせ】
ユーロスペースで開催されている第4回映画批評月間でセルジュ・ボゾンの『ドン・ジュアン』が上映されるとのことだったので観て来た。初セルジュ・ボゾン映画だったのですが、想像以上のゴリゴリ理論系映画であった。

女たらしのドン・ジュアンを演じる男は、女タラシではない。むしろ陰キャラである。しかし、演技になるとドン・ジュアンに化ける。そんな彼が舞台の外側、部屋にいるとヒロインが現れ演技レッスンをしてほしいと迫る。彼女は舞台上における魔性の女として振る舞う。しかし、この時の男はドン・ジュアンでないので彼女を拒絶する。後に、その反転が行われる。本作は舞台の外側で展開される、演技と素を分析することで役者論を語ろうとしているようにみえる。演劇は、人と人とのある種契約の下で「役」を存在するものとして受け入れる。だから女たらしのドン・ジュアンの振る舞いが成立する。しかし、契約がなければ文脈が共有されないので拒絶に繋がる。

では、両極端に役と魂の分離を描くが、実際はどうだろうか?

セルジュ・ボゾンはピアノを使った演出で役と魂の重なりを指摘する。ラウンジのおっさんがチラチラ男を見ながらピアノで弾き語りをするシーンを配置する。その後でヒロインが同様のパフォーマンスをする。画が彼女の指捌きを移さない。彼女は他者を見ず、歌に集中する。そして泣きながら情熱的に歌う。これは歌という演技の中から自分の魂が激る場面といえる。つまり、役と魂は重なりあっているのだ。

それを踏まえると、現実において誰しもがその場にあった役を演じている。舞台の外側でも、役者でなくても演劇が行われており、人と人とが契約を結ぶことで、その役を存在として受け入れるのではないだろうか。

そんな理論を映画で示しているとみた本作だが、正直面白いかと訊かれたら微妙なところといわざる得ない。
ドン・ファン(ドン・ジュアン)を演じる舞台俳優が実生活でドン・ファンのようになりきれず…舞台と実生活がシンクロ(&乖離)するミュージカル。

舞台上のローランはあの有名なドン・ファンを演じ、実生活では恋人ジュリーに愛想つかされ彼女の姿を道行く女性に重ねていく弱々キャラ。
ドン・ファンとは全く違い未練タラタラ、一人の女性への情熱的な愛ではなく、幻想に取り憑かれたような愛だった。

舞台の上では違う人間になりきれるってことは舞台に彼女を出演させれば二人が再び結ばれる?みたいなメタを利用した恋愛ゲームのような話にもなっていく。

タハール・ラヒムとヴァルジニー・エフィラがとても魅力的に撮られているし、ラヒムの歌声も堪能できるが、ストーリーがぼんやりしていてよくわからなかった。
まあ、ローラン自身がぼんやりジュリーを求めてる姿が描かれるのでそういう映画なのかもしれない。

『ドン・ジュアン』に似ている作品

分離の予感

製作国:

上映時間:

63分
3.4

あらすじ

同じ俳優である若葉と黒川は、ある映画のオーディションで偶然出会った。最初、彼らは脚本の元に結婚する予定の恋人を演じたが、その後、監督は2人に即興演出をお願いし、現実と演出が重なり、彼らは再…

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