悲劇と悲劇と解放
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📍あらすじ
妻の尻に敷かれるしがない中年サラリーマンのルグランはひょんなことから若く美しいリュリュを愛…
フリッツラング
女が顔をみせる瞬間
グッと寄る
窓の外で子供が歌ってる
足からのティルトアップ
嫌そうにゆっくり坂を登っていく
男は女のことを愛していない
ピアノ→ワルツ
性行為のシーンはみせない
…
その1作によって、フィルモグラフィ全体を貫いているものが一気に紐解けることがあり、この『牝犬』も僕にとってはそうした作品に数えられる。
映画がサイレントからトーキーへと移っていく端境期の1931年…
2025年今年最後の映画はこちらですね。
まさかの『牝犬』、すごいタイトル。
『緋色の街』と見比べるために鑑賞。
こちらはアート性が強いなと思っていたら監督は画家の息子さんだったんですね!手前と後…
〈あらすじ〉
妻にいびられている冴えない中年男を手玉にとり、恋人(ヒモ)に貢いでいた娘。娘とヒモの関係に憤った中年男は娘を殺し、前科者のヒモ男が冤罪で捕まる。中年男は身をやつすが楽しい独り身になる。…
先に観た「緋色の街 スカーレットストリート」の元の作品がこれだと知って鑑賞。
ストーリーはリメイク作品とほぼ同じ。
ただ、リメイク作品の方がよく練られていたので、少し見劣りがした。
とはいえ、本作が…
奥行きの使用、演劇の枠物語、踊りの運動性、俳優への演技指導、ジャン・ルノワールの作家性はもうこの時点でほとんど完成していると言っていい。
『ピクニック』から『フレンチ・カンカン』まで続く、窓というモ…
名監督ルノワールの代表作の一つ。
同監督の作品は『素晴らしき放浪者』に続いて二つ目だが、同作で世間に縛られない奔放な主演のブーデュを演じたシモンは、本作のくたびれた中年会計士であるルグランの役も務め…