クリーニング屋、写真屋、ガチャ屋・・・etc。定職に就かず「何でも屋」として働くケンちゃんが、ひょんなことから「散歩屋」をはじめる。「散歩屋」とはお年寄り、引きこもりの方など支援が必要な人やワンちゃんと一緒に歩く職業。様々な事情を抱えるクセのある客と出会う中でケンちゃんは生き別れた父への思いを募らせる。そして、ある出来事をきっかけにケンちゃんは父への思いと向き合い、この街で暮らしていく決心をする。
ずっと未完成だった曲―。青年がとおりすぎる群青の季節。 そこにはかわらぬ故郷の姿があった。 ミュージシャンを目指し上京した主人公、真山佳幸(桐山漣)。 夢を叶えるために地道な音楽活動を続け…
>>続きを読む久保田真生はラジオのパーソナリティ。4年前に父親と仕事のことで喧嘩し、絶縁してしまった。仲直りもしないまま、2か月前に父親は他界。そんな彼女の元に、自分に宛てて書いていた手紙が届くが、開く…
>>続きを読む大きな川が流れる町に住む3つの家族。川に落ちた我が子を釣り上げようとする女とその夫、離婚する両親のどちらと住むのか苦悩する姉妹、ある目的のために病気で死に行く叔父を見舞い続ける少女とその母…
>>続きを読む大好きだった父を突然亡くした8歳の千秋(本田望結)は、失意の母(大塚寧々)と共に引っ越してきたポプラ荘で、不思議な大家のおばあさん(中村玉緒)と出会う。 父を失ったことで心に不安を抱えた千…
>>続きを読む鷺坂冬子(由紀さおり)、63歳。誰にも作れないと言われた、世界初の青いバラ「ブルー・ヘブン」の生みの親として、園芸家としてはちょっとだけ有名だけれど、今は孫や家族に囲まれて暮らす普通のおば…
>>続きを読む桜舞う4月。新学期を迎えた東京郊外にある松浦西小学校。廊下を進んでいく白石優作と赤尾慎之介がたどりついた先は5年3組の教室。電動車椅子に乗って現れた赤尾は、このクラスの担任を務めることにな…
>>続きを読む舞台『恋愛依存症の女』で恋愛依存症のヒロインを演じることになった女優のニコ(ひらく)は役柄とは対照的に密かに想いを寄せるバイト先の店長(品田誠)に自分の気持ちも伝えられないでいる。ある日、…
>>続きを読む映画監督神林(小市慢太郎)は15年ぶりに新作映画『約束の日』を撮ることに。脚本家は若手の鏑木(高橋一生)。ある日、台本印刷会社で働く栃原(伊嵜充則)は、まわってきた原稿を見て鏑木が書いたも…
>>続きを読む2023 ©「散歩屋ケンちゃん」製作委員会