歩く、人の作品情報・感想・評価

歩く、人2001年製作の映画)

L' HOMME QUI MARCHE SUR LA NEIGE

製作国:

上映時間:103分

ジャンル:

3.1

「歩く、人」に投稿された感想・評価

くぅー

くぅーの感想・評価

3.8
雪が深々と降る日に観ると、しみじみと響くでしょうね…何とも哀愁漂う味わいの小品風情にニンマリ。
それぞれに葛藤を抱えた不器用な者達のドラマゆえに、そのくすぶり加減に好き嫌いは別れるだろうが、鮭の稚魚を歩いて見に行く日課の老人のエピソードが巧みに挿入され、ユニークなラストに至るまで家族の再生を優しく描いて見せる。
そして、やはり緒形拳の渋みに尽きるなぁ。
Laika

Laikaの感想・評価

4.0
緒形拳が秀逸で、北国の頑固だけど家族への愛情が深いが、伝え方を知らない父親を良く現している。雪道のヨチヨチ歩きが面白い。雪の白い世界が綺麗。緒形が鮭に語りかける言葉は、自分の子どもたちに向けてる言葉にも感じる。大塚寧々が、男ばかりの家族に風を通す役割をしている。
鮭が必ず返ってくるように、子供達に帰ってきて欲しいんだと思う。
セリフの話し方や、削ぎ落とされたセリフが、古い映画のようで、好感度アップ。
青二歳

青二歳の感想・評価

3.9
白髪混じりの緒形拳…かわいすぎる…!!(;゚∀゚)
山形から留萌の造り酒屋に養子に来た男。妻に先立たれ三回忌を迎える今、出奔した長男と和解したいと考えている。父と子のドラマが展開…するんだけど、その隙にちゃっかり若い女の子を後妻にと口説いたりも。きゃー

これ全編アフレコなのかな…?緒形拳以外の役者さんがことごとく棒読みで吹き出しそう。この監督さんはとにかく暗い作品が多くて好きじゃないんですが、こんなものも撮ってたんですね…いやー緒形拳がいると一気に隙や味わいが沸き立って最高です。
緒形拳がトコトコ歩く時の音楽がドラクエみたいだったり、ちゃんちゃんこ(祖母の地方ではちゃんちゃんこなんですがドテラ?)着てピョコピョコ歩く後ろ姿がもうたまらなくキュートなんですよ!「カフェオレ♡」とか「山形!」とか三回忌のくだりとかオンブとか…はあ〜かわいい〜

バランス悪くて実は父と長男のドラマには仕上がってない…。けどそれは監督のせいでなくてキャストのアンバランスでしょうかね。緒形拳の存在感が強すぎる。贔屓目を抜きにしても息子たち薄いんだもん。悪いキャラクターではないんですけど、これは仕方ないわ。
324

324の感想・評価

3.7
お手本のような反復映画。この時代の邦画に何故か頻出していた片言の台詞回しが懐かしい。