墓

家族思いの大物実業家と残忍な連続殺人鬼という2つの顔を持つアール・ブルックス
2年ぶりに殺人を犯した彼だったが、その一部始終が犯行現場の向かいのアパートに住む青年に撮影されてしまっていた
さらに女性刑事アトウッドの捜査の手もブルックスに迫っており……

連続殺人鬼役にケビン・コスナー、女性刑事役にデミ・ムーアが扮するクライムドラマ

サブタイトル通り
完璧ですね〜完璧な計画ですね〜

ホントに２つの顔
そして、決して主導権は渡さない

先が読めないストーリー展開で、なかなか考え込まれてた印象

殺人鬼の苦悩、青年や刑事との駆け引きも面白い
ラストにも考えさせられました

俳優陣も良い
ケヴィン・コスナーが最高にキマってた
ウィリアム・ハートの演技も流石！
デミ・ムーアは刑事役似合ってる

『練り込まれた秀逸な脚本に絶賛👏』
う〜ん、良い意味で唸りたくなる良作😆
謎解きリーガル系の雰囲気で静かな台詞満載に展開される演出に、見事に絡んでくる登場人物たち。そして殺人シナリオ📖表の顔のアール(ケビンコスナー)と裏の顔のマーシャル、そこに現れたスミスの存在に、サムプリントキラーと称された連続殺人鬼を追う女刑事アトウッド(デミムーア)、そして妻のエマとJK娘のジーン。大きなカギを握るのは誰か…。そんな展開がお見事👏👏
【簡単STORY】
紙の製造工場から今や大物実業家となったアール・ブルックスはクールに殺人を繰り返す殺人鬼で全く証拠を残さない完璧主義という2つの顔を持つ男。彼は2年ぶりに殺人を犯した彼だったが、その一部始終が犯行現場の向かいのアパートに住む青年に撮影されてしまっていた。さらに女性刑事アトウッドの捜査の手もブルックスに迫っており。

⭐️2024年4.0超え3本目(2024006)




⚠️⚠️⚠️【ネタバレ含むラストの考察】⚠️⚠️⚠️
多重人格者はそれぞれに名前がある事が多いと聞くが、まずはそこから始まる…。
やや分かり難いラストの個人的な考察は、アールの複雑な心境をラストの描写に集約したんだと思うけど、あれだと夢オチと思う人も多いだろうなあ…。驚き、焦り、不安、心配。一生封印すべき秘密だったのが、まさかの遺伝でバレる可能性が発生した😅これから先は娘の罪隠しをし続けることになるのか？いつかは二人で「異常な快楽」を共有することになるのか？最悪は自分が娘の「異常快楽」の生贄になる日が来るのか😱それが完璧主義な自分に一番ふさわしい最期なのかもしれない…とも考えてるだろうから、まあ複雑怪奇な状況と心境😅😅

｢大勢の中から選んでも運命の相手とは限らないんだ。運命の相手と巡り合った時には胸が高鳴る｣

実業家アール･ブルックスの持つ裏の顔。殺人衝動が抑えられないという設定はそれなりにあると思いますが、頭の中の悪魔が具現化して現れて、対話することで心情を吐露するという見せ方がとても面白かった！！

ケヴィン・コスナーの演技力は勿論、テンポも悪くなくてそれなりに面白かった。娘にも"渇き"があるというのは非常に良かった。ゾクゾクしたよね〜。

｢サムプリント・キラーになる前から私は様々な方法で様々な人を殺しているんだ｣

ただ、殺人現場を見られてしまった事の緊迫感の薄さ、いつ殺されるのかというスリル、警察官にバレそうになる駆け引きの無さ、これらのせいで本来の不気味な殺人鬼が主人公のサスペンスが一気に弱くなってしまっているように感じた。盛り上がる箇所をもっと作れたと思う。デミ・ムーアがあまりにも主人公に近づかないからモヤった。。

ラストは何となく予想出来てたけど、来たら来たで結構嬉しかったし興奮しましたね。