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MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男

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MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男の作品紹介

MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男のあらすじ

雪に閉ざされた新潟県十日町で、ティーンエイジャーの桜井昭夫はヘッドフォンとレッド・ツェッペリンのレコードの山に埋もれ自室に駆け込み、自分だけの世界に没入していた。その後、東京に移り住んだ昭夫は、昼は着物のセールスマンとして働き、夜はジミー・ペイジのギター・テクニックと人格を身につけた「Mr.Jimmy」ジミー・桜井となった。35 年間、昭夫は東京の小さなクラブでツェッペリンのビンテージ・コンサートを一音一音再現してきたが、ある夜“本物”のジミー・ペイジが演奏会場に現れる。それにより彼の人生は永遠に変わることになった。ペイジ氏の喝采に触発された昭夫は、“サラリーマン”としての仕事を辞め、家族を置いてロサンゼルスに移住しコピーバンド“Led Zepagain”に加入する。やがてバンドメンバーとの方向性違いで衝突することになる。、彼が思い描いた理想のアメリカと現実が交錯する。

MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男の監督

ピーター・マイケル・ダウド

MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男の出演者

ジミー桜井

原題
Mr. Jimmy
公式サイト
https://mr-jimmy-movie.com
製作年
2023年
製作国
アメリカ日本
上映時間
114分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
アルバトロス・フィルム

『MR. JIMMY ミスター・ジミー レッドツェッペリンに全てを捧げた男』に投稿された感想・評価

Yuya
3.6
狂ってやがる…って こーゆーコト

ムッシュが煙草ふかして 歌ってたぜ
“狂ったように 凝れば凝るほど幸せ”

…にしても 凝り過ぎじゃなかろうか
初めて ホンモノよりホンモノって
そんなイカれた言葉を使いたくなった
いや ホンモノじゃないんだけどさ
本人に認められりゃ ホンモノじゃん

クリカンのルパンつったら怒られるか…

ただ ヤベェ人の周りにゃ ヤベェのが
集まるもんだよな “類は友を…”って感じ
あのギター職人のおっさんもスゲーよ
なんかもう 2人の応酬が格闘技っぽくて
あの職人も ある意味 もう意地に近いよね

まぁ 彼を通して ジミー・ペイジ その偉大さとか
ツェッペリンって やっぱ猛者揃い…云々
改めて 感服してる部分もあったんだけど
一人の男が 一人の男にここまで惚れ込む
っていう その境地にこそ 感動があった
永遠に終わることのない「型」の追求

●前にナイキの「エア・ジョーダン」開発の裏側を描いた『AIR』を観た時に、周囲の反対とコンプライアンス的な色々を押し切ってマイケル・ジョーダンと交渉し、ほぼ反則手段で成功に導いたソニー・ヴァッカロの執着や妥協の無さ、一点突破型の強引さによって周囲は疲弊しきっているはずでは?と書いたことを思い出しました。
私もどちらかと言うと、疲弊させられる側の人間なもんで、例えば世界で活躍する大谷翔平やイチローなんかもどうなんでしょう?もうちょっと周囲との連係を上手いことやってるかな?ものすごくストイックに自分を高みに上り詰めるところは近いとは思いますが、ここまで周囲に同じレベルを求めるタイプはちょっとしんどいかもしれない。と思いました。

●ジミー・ペイジに取り憑かれた男ジミー桜井が生涯をかけて取り組んでいる、ジミー・ペイジの魂との同化願望。それはもう度を越しているというより普通に狂気かもしれません。
ですが、私が彼の姿を見て連想したのは、古典芸能の歌舞伎や能の伝承における「型」の習得です。
「型」の習得って途方もない年月をかけて師の動きを真似し自分のものにする事ですよね。型の中に集約された身体操作の技術を数年をかけ体に馴染ませている。その上で動きの質とその意味を練磨させることができる。これは、日本独特の「型」への美学であり本質なんですよね。まさにジミー桜井のやることは、終わりのない「型」の習得なんですよね。

●とは言え、全く周りが着いてきてないかと言われるとそうじゃない。ある程度ジミー桜井の理想には賛同してるし、ジミー桜井の領域に近づけられればさらなる高みに上がれることは理解しているんですね。だからこそ、アメリカで最初に組んだレッド・ツェッパゲインも泣く泣く長年連れ添ってきたドラマーの首を切ってジミー桜井の意見に同意したんですよね。
ライブが終わってからも「まだ違いまだ違う」と言うジミー桜井を陰では嘲笑しながらも、テクニカルな向上については同じベクトルを向いていた。むしろ意見が決定的に分断されるのは、ライブのプログラムをエンターテイメントとしてミュージックボックスのようにするか、実際にあったライブを完全コピー(再現)するか(つまりは原典・原理主義)、というところなんですね。

●どんな安いドラマでも、俗世に合わせて売れることが悪で、身を滅ぼしてでも高みに上り詰めることのほうが美しい。というのは昔からずっとあって、やっぱりジミー桜井とか、前述の『AIR』におけるソニー・ヴァッカロは一点全賭け主義の主人公側なんですよね。そうじゃないと物語が面白くない。ですが、やっぱり私はそっち側に行けないわ、という再認識をさせられました。
当然、そうやって自分の意思を曲げずにまっすぐ理想を追い求めるものは、やっぱり孤独を抱えるものなんですよね。彼は奥様のフォローはありますが、特に国籍の異なる人とのバンド内軋轢は凄いし、ほぼ変人扱いだし、特にこの「型」への理解はなかなかしてもらえないんですよね。
これはもうね、仕方がない。なんでジミーの事を分かってあげないんだ!!って言い切れる人、この映画を観た人の中に何人くらいいたんでしょうね。私はもう、バンドの他の人の意見もわかってしまうし、理解してしまうし、多分自分なら思いっきり妥協してしまうでしょう。職人気質では無いんですよね、私は。

●ここで私はちょっとこのジミー桜井の自己矛盾を考えてしまうのです。「ジミー・ペイジの魂に少しでも近づく」ということは一体どういうことなのかと。
当然、「型」の習得のことを軽んじてるわけでは無いんです。ですが「型」だけにとらわれることが、ジミー・ペイジの魂を受け継ぐことなんでしょうか。ジミー・ペイジならば、少なくとも演奏中はその時その瞬間の自由な発想で演奏をしているはず。
当然、その域は、ジミー・ペイジの全ての演奏をコピーし、追求しないことには、行けない域だとは思います。ですが、もうそろそろ、「ジミー・ペイジならここでどう弾くだろうか」を考えるステージに行ってもいいんじゃないんでしょうか、ジミー桜井ならそれが出来るんじゃないのか?ジミー桜井ならあの頃のジミー・ペイジの型破りをする資格があるんじゃないのか?そう思ってしまいました。

●もちろん、ジミー・ペイジじゃない者がそれをしちゃうともうジミー・ペイジではない別の誰か、になることも重々承知してます。ですが、ジミー・ペイジ本人はそんな「型」の事を考えて演奏していたのではないことは確実です。ジミー・ペイジはもっと自由意志で演奏しているので、「型」のみを追求していればジミー・ペイジの魂には近づけない、と言う、とてつもない矛盾にぶち当たっているのではないかと、外から観ていてそう思うのです。
当然そのこととバンドメンバーとの軋轢が同じベクトルの問題ではありませんが。
むしろジミー・ペイジが落ちぶれて、酒場のステージでレッド・ツェッペリンのモノマネバンドと演奏するしかない状況になったら…と想像して演奏するのは…………無理………でしょうね…(笑)

●いや、そんな事を考えていること事態が、もうただの俗世にまみれた下劣な一般人の戯言なのかもしれませんね。そんな高みにいる人の事を私が理解できるわけでもないしする必要もない。そしてそんな事を指摘する権利もない。(ジミー・ペイジはそんな落ちぶれたところで演奏しないでしょうしね!)
そして当然、ジミー桜井は人のモノマネで営業する芸人ではないことは確実です。この時点ですでに常人には理解が出来ない。
この映画は、幸せってなんなんだろう?とか、生きる意味ってなんなんだろう、そんな根源的で高次元なことに思いを巡らせるドキュメンタリーだと思いました。必見!
Nyayoi
3.8
ギタリスト「ジミー・ペイジ」に憧れて、極限までなり切ろうとした日本人ジミー桜井のドキュメンタリー映画。

この領域の音楽とか、レッド・ツェッペリンとか全然知らないのだけど、ここまで没頭できるって凄い。演奏だけでなく機材や衣装のこだわりが半端ではない。会場の熱狂ぶりが伝わってくる。
でも、これはやっぱり周囲とは衝突するだろうなあ。
とは言っても信念を通しているとつながるから人生って不思議だ。

雪国十日町と演奏のアンバランスさがまた良い。
ここまで人生没頭できると何も言えない。

ミニシアターの作品全部観ようとしてたので鑑賞。
音響迫力で十分楽しめたしジミー櫻井という人間に惹かれた。

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