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フィシスの波文
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目次

フィシスの波文の作品紹介

フィシスの波文のあらすじ

京都の唐紙工房「唐長」は、和紙に文様を手摺りする唐紙を400年間継承してきた。その手仕事の現場から、本作は始まる。 植物文、雲や星を表す天象文、渦巻きや波文などが刻まれた江戸時代の板木に、泥絵具や雲母を載せ、和紙に文様を写していく。その反復によって生み出される唐紙の、息をのむような美しさ。あるがままの自然のかたち、動き、リズム、色合い。文様と、自然の「かたち」や「気配」をカメラは丁寧に追っていく。 葵祭や祇園祭、寺社や茶事の空間に息づく文様。1万年余り前のイタリアの線刻画や古代ローマの聖堂を飾るモザイク。北海道のアイヌの暮らしに受け継がれている文様。まるで文様に導かれるように、時空を超えて旅は繋がっていく。 エルメスのアーティスティック・ディレクター、デザイナーの皆川明(ミナ ペルホネン)、美術家の戸村浩は、自然からのインスピレーションと、自らの創作について真摯に語る。密やかに行われるアイヌの儀式や山の神への祈りは、人と自然と文様との関係性を、より鮮明に浮きあがらせる。 小さな京都の工房から多層的に拡がる文様を巡る旅の記録が、私たちが忘れてしまった大切な感覚、全人類の古層とのつながりを思い出させてくれる。

フィシスの波文の監督

茂木綾子

原題
製作年
2023年
製作国・地域
日本
上映時間
85分
ジャンル
ドキュメンタリー
配給会社
SASSO CO., LTD.

『フィシスの波文』に投稿された感想・評価

no58
4.5
京都の唐紙工房の唐長さんの文様からはじまり、イタリア、ケルト、アイヌなどの世界の様々な文様について知ることができて面白かった。

個人的に興味深かったのは秀吉の陣羽織。
シルクロードを越えた先にあった日本で、あんな風に文様が集約されているのを見てなんだかとても感動した。
三つ巴の文様がケルトと繋がっているのにも感動。。すごい。

パーツを動かすと様々な文様が生まれるさまも面白かったな。

自分の身近にある文様を探してみたくなったし、先人たちが自然や生活から生み出した模様なんだなぁと思うとさらに興味が増した。

染め物とか文様が気になる方におすすめ。合間に挟まる美しい映像もよかった。
van
5.0
冒頭、幼子が大きな用紙に落書きする。
紙と芯の格闘、擦音が心地よく響く。
創作の初期衝動、筆を運ぶ喜び。
そうだこの感触が好きで私は。
絵を描き始めたんだった。
初源の記憶が蘇って。
万感の極みでした。


一口で言うと。
文様を巡る、森羅万象の物語。
とても感覚的な映像作品でした。
しかし映像はシャープで切れ味良いです。
曖昧性を排除した、具体的な映像の先に。
感覚的な世界が口を開けているような作品でした。

工芸・図版・民族・美術・歴史、等々。
様々な要素が有機的に結びつき。
時を隔て、場所が離れた地の。
様式や装飾と酷似する。
故意か偶然か。
神の意向か。

太古の昔から、自然(神)と向きあい。
自然から美と力を抽出し、生きる源とする。
抗えない自然の力を凝縮した抽象的シンボル。
文様とは、そんな発明だったのかもしれません。

生は死を迎え、魂は再生し。
肉体は大地に生まれ変わる。
やがて万物は流転して。
森羅万象が形成される。
文様とは自然。
自然とは森羅。
極めてミクロな文様の物語が。
宇宙の様な奥行きを感じて。
物語は進んで行きます。


みっしりと詰まった構成力の高い映像。
触感を大いに刺激する、自然音、環境音。
手触りや温もりを、強く感じさせる生音。
これらがまず、とても心地よかったです。
民謡音楽は、テクノミュージックの調べ。
大人数で撮影したんだろうなと思いきや。
スタッフは、わずか3人!
プロデューサーを除くと。
撮影現場は実質、2人だった様子です。


拍車をかける、フレッド・フリス氏の音楽!
インプロビゼーション感あふれるサウンドは。
予測できない緊張感に満ちあふれ。
映像のシャープさを際立たせていました!
終幕後には、音楽のメイキング映像もあり。
果敢に挑戦する姿に、ぞっこん惚れました!
エンド音楽が、ファニーで特に好きです!

そこに加わる新文芸坐さんの。
ポテンシャルの有る音響設備。
オノ・セイゲンさんの音響調整も相まって。
いやー、最高に至極のひとときでした!


この作品は、説明がありません。
それは教養的映像ではないという事と。
『言葉』の性質が孕んでいる様に感じました。

『言葉』は不完全で。
『抽象』を定義すればするほど。
『抽象』の本質はスルスル逃げ惑う。
『抽象』は『抽象』で語るしかなく。
『抽象』の根源は、視聴者に委ねられます。

感じた我々が取る。
どう生きるかという姿勢。
やがて起こる死も不吉ではなく。
万物の源に戻るだけという事実。
ある種、気持ちの良い諦観が生まれ。
生きるという事を実感できた作品でした。

---

映画「フィシスの波文」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=RrtreVweP6Y
花椒
3.5
フィシスとは古代ギリシャ語で自然の意味とのこと

自然を題材にした和紙やタペストリー、高級ブランド、服の刺繍のデザインについて

ひとつひとつの話は興味深いのだが、一つの映画にまとめる必然性はあまり感じられなかった。テレ東の「美の巨人たち」で題材ごとに分けて3〜4話にしてくれたほうが良かったのかと

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