ピース・ニッポンの作品情報・感想・評価

ピース・ニッポン2018年製作の映画)

上映日:2018年07月14日

製作国:

上映時間:111分

「ピース・ニッポン」に投稿された感想・評価

purimo

purimoの感想・評価

3.5
試写にて鑑賞。
地震等でいつまた失われてしまうかもしれない日本の風景を、1番美しいタイミングでカメラにおさめた絶景の連続。歴史の教科書と旅行ガイドを合わせたような作品です。
登山、ダイビング、日本史、お城、旅行、カメラが趣味の人なんかに特にお勧め。
登壇した中野監督の気さくな人柄も素敵でした。
KUBO

KUBOの感想・評価

3.6
映えるどころの騒ぎじゃない。

6月9本目の試写会は「ピース・ニッポン」。

ざっくり言っちゃうと「そうだ、京都に行こう」的な映像を2時間の劇場版にした感じ。

ただその映像がハンパない。ため息が出るような絶景の連発だ。

富士山、桜、紅葉。これぞ「日本」というど直球な映像の数々。京都や日光など、取り上げる観光地も言ってしまえばベタなところが多いのだが、その誰でも見たことがある景色を、誰も見たことがない美しさで撮ってるところがミソ。

特に、星空と湖面に映った逆さの星空が共に時間経過と共に動いていく様や、打ち上がった花火の中にドローンを飛ばして撮った見たこともないような絵など、単なる風景を撮ったヒーリング的映像作品の枠を超えている。

ただ、となりのおばあさんは最初から最後まで寝てたし、上映中ずーっとスマホいじってる奴もいたし、感性の鈍い人には単なる退屈な映像集かも?

この息を呑むほど美しい4K映像をスクリーンで見た感動はテレビモニターでは味わえないだろうが、写真集的にパッケージが欲しくなる作品だな〜。

かつ2020へ向けて、外人への日本のPRビデオ的に使われる機会が増えれば、化ける作品かもしれない。

毎年、宮古島で夕陽と星空を堪能する私には、ベストマッチで癒された2時間でしたよ。

(最後にかかる「竹内まりや」は反則だな〜。それだけで感動しちゃうよ。)
「日本にもこんなに美しいところがあるんだね」「来月の連休にでも行ってみようか?」そんな会話をしながら、まったりと観たい映画。仕事帰りのクタクタな状態で観てはダメ。こっくりこっくりしちゃうから。
Wonkavator

Wonkavatorの感想・評価

2.5
ドローン祭り
ハイスピードカメラ祭り
頼りすぎ...

まとめ方も下手すぎて飽きてくる

絶景なのはわかるんだけど、映画としてどうなのか?と言われると、「バラカ」など過去の数あるドキュメンタリー作品に比べると貧相な骨組。

日本便の機内で外国人向けに観せておく程度でいいんじゃないかなあ〜
音楽もナレーションもちょっと無いなあ...と思わせる部分がチラホラ...

極め付けが東京スカイツリーのテロップに付く®
映画本編と直接関係ないけどスカイツリーのそういう姿勢がもう日本の恥
ピース・ニッポン
7/14公開ですが 一足早くレビュー。

映像とITを駆使してアーカイヴ化し、日本を目に見える形・耳に聞こえる形で後世に遺す「ピース・ニッポン・プロジェクト」において作られたドキュメンタリー。
8年の歳月をかけて撮影された47都道府県・200箇所以上の絶景を、「日本人の精神」「日本の四季」「一期一会の旅」と題し3部構成で描いていく。
全国津々浦々の日本の姿を通し、自然の在り方と日本人の心の在り方を示してくれる作品だ。

劇中の映像全てがインスタ映えすると言っても過言では無いレベルの美しさ
自分の故郷の土地が映れば嬉しくもなるし、旅行で訪れたことのある土地が映れば懐かしくもなるし、まだ足を踏み入れたことの無い土地が映れば訪れてみたくもなる
ぼく達が暮らすこの日本の奥深さ・まだ見ぬ美しき姿を堪能することができる111分
何なら、軽い旅行気分だって味わえてしまうかもしれない。

自然の魅力とは一体何か
人それぞれに答えがあると思う
ぼくにとっての答えは何であるのか、観ながらずっと考えていた

育ってきた環境にもよると思うが、子どもの頃は自然に対して全く興味が持てなかった
長野県の田舎出身であるぼくは、東京や流行りのものにばかりアンテナを張っていて、これっぽっちも自然や地元の文化などに目を向けようとしてこなかった
虫嫌いも相まって、登山など自然に触れる類いの学校行事が億劫で仕方無かった
31歳になった今では故郷に価値を見出せているし、登山も好きだし、パワースポット巡りにも取り憑かれている
けれど、10代や20代前半の頃の自分であれば今作に興味を示さなかったはず
では、大人になった今何故興味を示せるようになったのか
その答えはきっと、自然の在り方と自身の在り方が関係しているように思う。

自然はいつだって“ありのまま”
ありのままで美しく、ありのままで険しく、ありのままで厳か
果たしてぼく達人間はどうだろう
大人になればなる程に、ありのままではいられなくなっていく
他人の顔色ばかり伺い、自分も相手も騙してばかり
気付けばどの状態が本来の自分であるのかが分からなくなっていく
そうして心が疲れ果ててしまった時にこそ、自然を欲している自分がいないだろうか
ありのままで素晴らしい自然の姿を目の当たりにし、本来のニュートラルな自分を取り戻すヒントを得る
一時的なものかもしれないが、凝り固まった思考や心持ちをリセットして穏やかな状態に自分を持っていける
語り継がれてきた文化を理解し重んじることで、心の拠り所だって見出せる

子ども時代に自然や文化に対して興味が希薄だったのは、まだ“ありのまま”の自分でいやすい時期であったから
親や環境の守護下にあってこそのものではあるが、自然や文化に何かを求めずとも自身をしっかり保てていた
しょうもない駆け引きも、他者と関わる際に仮面を付ける必要も、大人になった今と比べれば限りなく少なかった
成長と共に心に宿っていた自然を失っていくからこそ、ぼく達大人は自然を欲してしまうのだと思う。

ぼくの答えをあなたに押し付ける気は一切無い
あなたにはあなたの答えが、自然との向き合い方があるはずだから
正直なところ、年齢や状況次第でこの作品が胸に響くかどうかが決まると思う
ぼく自身、今作に宿る素晴らしさを120%噛み締められる段階にはまだ達していない気がしている
が、これまで漠然と抱いてきた自然に対する想いをしっかり認識できたことには価値があった
あなたの中で少なからず興味が湧いているのであれば、ぼく同様に何かしら掴めるモノが、目にするだけの価値があるはずだ

欲を言えば、ナレーションを務める小泉今日子さんと東出昌大さんの声ではなく、心にストンと言葉を届けてくれるプロのナレーターの声が欲しかった
途中から慣れてくるから構わないのだが、立川志らくさんのような心地良い語り部であった方が映像の美しさとマッチしていたような気がしてならない
また、美しい映像が続いていく中に渡辺大さんと及川さきのさんの演技シーンが僅かばかり挿入されるのだが、その必然性が感じられなかった
それまで純度100%の美しさが描かれてきたのに、作り物という名の不純物が混じってしまって流れが遮られてしまう
名を挙げた4名を批判したいのでは無く、構成や演出の問題
早い段階で桜・花火・星等の飛び道具的魅力を宿した要素を使い切ってしまうため、後半になって飽きもくる
どれだけ美味しい料理でも毎日食べ続けていると飽きがくるように、只綺麗なだけの映像のオンパレードでは次第に胸が揺さぶられなくなっていく
端から若者には届きにくい作品なのかもしれないが、より多くの世代に届けるのであれば、飽きずに観ていられる工夫がもう少しばかり欲しかった。

アレコレ書きましたが、現在31歳のぼくにとっては出逢えて良かった作品です
今のあなたにとってはどうだろう?
ぜひ劇場でご覧ください。

青春★★★
恋 ★
エロ★
サスペンス★★★
ファンタジー★★★
総合評価:B
特別試写会にて
全て日本なのが信じられない
圧巻の映像美に加え
流れる音楽も素晴らしい
日本に恋します